和泉保育園を訪れて - 前編 -

2011年10月1日

行ってきました体験取材

まずは園内のご紹介

ザアザアと雨が降ったかと思うと今度はカンカンと陽が照る、何とも言えない夏の日に、
私たちは狛江市役所のすぐ裏にある和泉保育園にお邪魔させていただきました。
それではまず園長の高橋先生にご案内してもらいながら園内のご紹介です!

 

まずは一階!五歳児から三歳児の教室はここ!

玄関から入り、まず目に着いたのは虫かごいっぱいのすずむし!どうやら色んなものを園で育てているようで、すずむしもその一つだとか。他に園で育てているものは、何と言ってもお野菜。子どもたちと一緒に育てているものがたくさんあり、それは時には給食にも使われているそうです。子どもたちが一生懸命種まきをしたり、お水をあげたりという場面を想像するだけで微笑ましいですね。

それから廊下を挟んで向かいに五歳児、四歳児、三歳児の教室が並んでいます。私たちがお邪魔した時間帯は子どもたちのお昼寝タイムだったので、特別に教室内も撮影させていただきました。それぞれの教室の壁や天井にたくさんの可愛らしい掲示物がありました。みんなで頑張って作ったもの、描いたものを丁寧に飾っているその様子に、愛情を感じてなんだか頬がほころびます。子どもたちそれぞれの年齢に合わせ、大きさの違う机やイスがとても可愛らしかったです。……おっと、ここにも愛情を発見しました。三歳児クラスの中におままごとコーナーが!教室の三分の一のスペースを使っての本格コーナーです。どうやらいらなくなった棚などをもらって来て作ったのだとか。……これが手作りなんて。さぞ子どもたちは楽しんでいることかと思います。
 

教室の風景 五歳児教室の掲示物 四歳児教室の掲示物 三歳児教室のおままごとスタジオ!!
教室の風景 五歳児教室の掲示物 四歳児教室の掲示物 三歳児教室のおままごとコーナー!

 

お昼寝は五歳児から三歳児みんなで一緒に♪園庭やプールも愛情いっぱい!

続いてご案内いただいたのは、一階一番奥のホール。ここではリズム遊びや体育遊びなどや、三歳児から五歳児のお昼寝時にみんなで集まります。そこで私たちが驚いたのは、子どもたちが寝ている小さなベッドのようなもの!私たち大人が保育園や幼稚園で経験した「お布団」ではなく、「コット」というとても低いベッドのようなものが人数分敷かれ、その上にお昼寝していました。どうやら近年は喘息やアレルギーを考慮してこのコットを使っているようです。いやあ~時代は確実に変わってますね。こんなところでしみじみと感じてしまいました。

そしてホールの手前にあるのが給食室。調理師免許などを持った経験豊富な調理員さんが美味しい給食やおやつを調理してくれています。月に二回ある保護者会では栄養士さんが保護者の方向けに栄養指導もして下さるようです。

二階は教室の他に、保健室や調乳室も。そしておやつと遭遇~!

それから階段を上ると、二階は手前から二歳児、一歳児、ゼロ歳児の教室です。調乳室と言って離乳食を作っているお部屋も二階にあります。

そして階段を上ったところでおやつを運ぶワゴンと遭遇しました!すかさずお願いして撮影させていただきました!……おいしそうです……!さて、園庭やプールももちろんご案内いただきましたよ。まずプールですが、三歳児から五歳児用のプールは園庭の隅に、ゼロ歳児から二歳児用のプールは二階のベランダに設置されています。……ベランダと言っても、とても広かったですよ!小さくて可愛らしいプールはやはり微笑ましいです。そして、乳児用のプールはもちろん、幼児用のプールもお水は毎日入れ替えているというから驚きですね。愛情の賜物です。広い園庭には遊具もたくさんあり、グランドも広い印象でした。体力の有り余っている幼児にはたまらない広さですね。

 

本日のおやつ 三~五歳児用プール 二歳児以下用のプールがあるベランダと、案内してくれている高橋先生 園庭
本日のおやつ! 三歳児から五歳児用プール 二歳児以下用プールがあるベランダと
案内してくれている高橋先生
園庭

 

 

和泉保育園園長、高橋サカイ先生へインタビュー! 

高橋サカイ先生

-それでは早速ですが、まずは和泉保育園の特色や力を入れていることについて教えてください。

狛江市の保育園では二園だけなんですが、産休明けの生後57日目からのお子さんをお預かりしています。ですので小さい子どもの保育に力を入れていまして、できるだけ家庭的な雰囲気の中で保育できるよう目指しています。

小さい頃というのは特に、人間関係を作っていく上で大事な時期なので、そういうことを基本にしてます。

あと力を入れていると言いますと、五歳児が福祉絵本「あいとぴあ」を通して、身近な福祉活動に参加していると言うこと。その活動は地域の方との交流を大切にしましょうということで、お年寄りに来てもらってお手玉や剣玉など教えてもらったりしています。近くに老人ホームもあるのでそちらに交流に出向いたりもしていますよ。時には水辺の楽校などでお世話になったりもしています。

 

−ちなみに普段のお散歩コースでどのようなところに行かれているのか教えていただけますか。

とんば池公園であれば、狛江第一中学校の前の通りをお散歩したり、喜多見ふれあい広場だと高架下をお散歩したり。あとよく行くのは、むいから民家園ですね。泉龍寺の裏の通りと言うんですかね。あと、せせらぎのある西河原自然公園なども行ったりします。

あとですね、小さい子どもは遠くには行けないので、市役所の広場や野川緑地も手軽なのでよく行きます。あと、三角公園と言っているんですけど、駅前の公園ですね。あとはその先の泉龍寺などに行きます。年齢にもよりますけど、小さい子だと往復とお遊びを合わせて一時間くらいです。大きい子どもたちは色々活動があるので、そんなに頻繁には行けてませんが、大体週に一回行けばいいほうです。

−子どもの雰囲気や、どう言った方針で育てたいと思っているか、反対にこういう子が多いので、こういう風に育てて行きたいというようなことはありますか?

この周辺がマンション街なので、ご家庭ではあまりできないという意味では、体を使った運動遊びですね。

最近は転んだときに手が出なかったりで、お顔ぶつけたりと言った小さいケガが多くて。少しでも体が思うように動くように、今年は運動面に力を入れようと言うことになりました。例えばリズム遊びと言って、先生が弾くピアノに合わせてカエルになったりうさぎになったりですとか、歩いたり、走ったり、急に止まったり、走ってて急に旋回したり、色んな動きがあるんですが、子どもたちもとても好きなので、そういう遊びを取り入れて、体を巧みにしています。他にも体育遊びと言って、平均台を使った遊びですとか、マットを使って飛んだりだとか、小さい子向きの跳び箱というのもあって、それにマットを掛けて上らせたり、転がせたりとか、いろいろ取り入れています。

もう一つ、できるだけその子の個性を発揮しつつ、集団生活のルールなどを教えて行けたらいいなあということです。先生が前に立ったらお話を聞きましょうね、とか、欲しかったら貸してって言おうね、とか。……もちろんルールも教えてあげるんですけど、その子を認めてあげるって言うのも大事にしています。早く言えばうーんと可愛がってあげるって意味なんですけど(笑)

集団生活の中で自分のやっていることについて考える機会になればいいなあと思っています。

−異年齢の交流とかもあるんですか?

ゼロ歳、一歳、二歳の子どもは、まだまだ自分たちの生活で精一杯なので、あまり異年齢交流はしていません。お誕生会でちょっと来たりだとか、人形劇があるからちょっと来たりとか、そういうことはありますけど。

三歳、四歳、五歳が主に異年齢交流をしています。例えば月に何回か、朝からお昼ご飯を食べるまで三〜五歳のお子さん数人ずつのグループで生活したり、遊んだり、という感じですね。

−それでは、お子さんを預かる上で気をつけていることなどありましたら教えてください。

親御さんとのコミュニケーションを一番大事にしています。

例えば食物アレルギーがあったりですとか、その子特有のこともありますので。最近ではそう言ったことへの親御さんの関心も強まっていますし、私たちも細かく把握できるようになったので、普段のコミュニケーションの中からそういう情報をいただいています。

心配なことがなくても、日々の生活の中でお子さんの発達や、一日の生活について話したりします。例えばケンカしてしまいケガしたときは、信頼関係が大事ですので、「こういう状況でこうなってしまいました、すみませんでした」ですとか「こういう手当をしました」というようなことを、逐一、そして細かく伝えるようにしています。

基本的には連絡帳に書くことと、ケガをしてしまった際には、夜にでも保護者にお電話したりすること。そんなに大きな傷ではないときは連絡帳に書くくらいなのですが。「今日は何時にお迎えです」や「今日はお腹が痛いと言っています」、「今日は何々を忘れました」など、お預かりのときに簡単に書き込める「受け入れ一覧表」というものがありまして、そこに書いたりしています。ただそれは欄が小さいので、詳しく書きたいときは、やはり連絡帳を使っていますね。

−先ほどアレルギーの話が少し出たのですが、栄養面以外で給食の献立について気をつけていることはありますか?

子どもたちと一緒にピーマンやなす、ミニトマトといった野菜を育てています。そういった野菜が苦手なお子さんの中にも、やはり自分たちが世話をしたということで、ちょっと目先が変わり、食べられるようになる子どもも多いんです。無理強いはしませんが。

自分たちで調理をしたりもします。例えば春だとよもぎをみんなで摘みに行き、よもぎのお団子を自分たちで作ったり。乳児の場合はどうしても、ご家庭よりも保育園の方が食材のバライティに富んでいるので食わず嫌いが多いんですよね。ですから、初めはほんのちょっとずつ「味見してみて」というところから初めて、卒園までに大体のものが食べれるようになったらいいねと思いながら上げています。そして食べられたときは褒めちぎって(笑)、とても長いスパンで考えてあげていますね。

−ちなみに今日の給食のメニューはなんですか?

え?(笑) 何でしたっけ?(一同笑)

ええっと、お魚ともやしのナムルみたいなゴマだれのものと、かぼちゃのみそ汁と白いご飯でしたね。

春までは玄関のところに「今日はこういう給食でした」と三歳児くらいの量を展示しているんですよ。夏場は傷んでしまうのでやっていませんが、秋から春までの間は保護者の方にも給食がわかるようにということで。なので秋にいらっしゃると見れますよ(笑)

−中には保育園のバランスのいい食事を参考にしたくレシピが欲しいを思う方もいるようですが、そのようなことはありますか?

栄養士さんが毎月「ぱくぱくキッチン」というものを発行していて、それにお手軽メニューやレシピを載せたりしてますね。園庭解放のときも人気メニューのものをプリントして配布していますよ。

ちなみに一歳児と四歳児の保護者向けに、有料ですが試食会もしています。

インタビュー後半は「和泉保育園を訪れて」後編で♪

さて、前編はここまでです。
後編は高橋先生のインタビュー後半!
防犯についてや、放射能について、オススメの絵本など、まだまだ興味深い話題がラインアップしています!

更新は2011/10/15予定です。
お楽しみに〜!

 

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