第10回 子ども・子育て会議〜委員の意見を紹介します〜

2014年6月6日

狛江市子ども・子育て会議の第10回は4月17日に行なわれました。
 

狛江市子ども・子育て支援に関するニーズ調査報告書がまとめられました

報告書
 

この調査は、平成27年度を初年度とする『狛江市子ども・子育て支援事業計画』の策定に向けて、
子育てに関する実態やニーズ量算出の基礎データを把握するために実施したものです。
調査期間は平成25年10月、11月。
調査対象は市内在住の就学前児童 1000人(無作為抽出)、市内在住小学生1000人(無作為抽出)、市内にある幼稚園に就園している市内在住児童700人(全数)
回答者は保護者です。

回答いただいた市民の皆様、ご協力ありがとうございました。
報告書は143ページもある分厚いものです。

 子育てに関わるさまざまな内容がまとめられています。
この中に、子育て支援に関する事業の利用についての設問もありました。

二ーズ調査の結果は、いろいろな子育ての状況を把握するためにクロス集計もされています。


ここに、スマイルぴーれに関する利用状況と今後の利用動向についても掲載されていたので、報告しますと…
就学前児童の保護者
こまえスマイルぴーれを知っている36.9%
利用したことがある21.4%

今後利用したい39.2% 

小学生の保護者
こまえスマイルぴーれを知っている10.7%
利用したことがある4.4%
今後利用したい21.9%


まだまだ認知度が低いようです。
就学前児童の保護者の「知っている」では、岩戸児童センター、和泉児童館、子育て応援カード、市役所子育て支援課の認識度が8割を越えています。
小学生の保護者の「知っている 」では上記に加え、ファミリー・サポート・センター事業の認識度も約8割となっています。
 

サービス見込み量について

ニーズ量の調整について、国の手引きによる利用意向率の算出方法でなく、狛江市による追加条件を入れて算出しています。
将来の子どもの数の算定は、過去5年の狛江市の実数(狛江市も少子高齢化傾向です)をもとに、人口推計をした結果を使っています。

この資料は家庭類型区分によってニーズの数字が並んでいるのですが…
ここで、委員から会議のあり方についての意見がありました。
サービス見込み量から、数字をもとに何を問われているのか?
この会議で、「就労している人の子どもをどうするか?」というより
『狛江市は子どもをどうしていくべきか』
を、考える会議にしてみてはどうか。
狛江市は子育て環境の支援をどう描いていくのか?
「子育てするなら狛江」といわれるような支援とは?
親の悩みをどう政策につなげていくのか?
どういう機能を強化していくのか?

ここで、あらためて各委員一人一人から、
この会議で何をしていくべきか意見を聞きました。
以下のような意見が出ました。

・保育園のニーズ調査だけでなく、家庭で子育てをしている人、幼稚園児を子育てしている人の負担が大きい事も忘れてはならない。 

・親子の関係をどうするか論じていきたい。 

・狛江の考える高い理念が反映されている狛江らしい地域の特徴のある政策を。 

・集計するまでは国の指導なので、これから何をするか、どうするかどう考えていくかだろう。どこまでが「子」か、も含めて考えていきたい。 

・乳幼児だけでなく、大きくなれば、もっと多様な支援が必要となる。 

・子育てに関する施設がそれぞれどういう役割を担い、お互い網を張り巡らせて、そこから漏れる家庭や子どもがいないようにするためについてもっと考えることができたらよい。
・地域や社会で育てるということも議論していくべき。            

・市を上げて子育てをリードしていく。狛江の小ささを生かす。プレーパークの常設、 児童館を増やして欲しい。顔の見えるあたたかい支援を。 

・子育ては生活そのもの。「狛江市って楽しい!」と思える政策を。 

・公私立保育園の連携が出来ている狛江の良さを継続。 

・教育委員会、保育園、小学校の連携を。 

・こどもの健康について。障がいのあるお子さんに療育を。学童や、放課後の教育について一度検討してみてはどうか。
 

狛江市の取り組みが内閣府の調査書に掲載されました

内閣府報告書  
この調査は、全国の自治体のうち地方版会議を積極的、効果的に活用している取り組み事例について調査し、
これを事例集としてまとめ全国の自治体に提供することにより、全国の地方版会議の活性化を図り、
今後の施行準備の取組に寄与することを目的としています。
この中の地方版「子ども・子育て会議」の取組事例に関するヒアリング調査結果の
ヒアリングレポートに全国12自治体が紹介されているなかに「東京都狛江市」も取り上げられました。
 

「子ども・子育て会議」狛江市の独自の取り組み 

会議を効果的に進める工夫
委員同士で専門分野のレクチャーを実施。

委員が意見を言いやすい雰囲気をつくっています。

意向把握調査以外の調査の実施
子育て関係者に対してインタビューを行なった。 

新制度や事業計画についての広報の方法
「こまえスマイルぴーれ 」に子ども・子育て会議の内容をわかりやすく掲載し、子育て中の親に関心をもってもらえるよう情報発信を行なっている。
市民ボランティアとの連携で子育て情報ポータルサイトが活用されていることも紹介されていました。

狛江市の「子ども・子育て会議」の傍聴席は人数制限もなく当日受け付けで自由に参加できます。
会議 

第10回の会議は、 委員の皆さんの熱い思いを感じる会議でした。

(byたんちゃん。)