端午の節句を楽しもう

2016年4月22日

平成28年度が始まり、もうすぐ1か月。新生活にも少し慣れて落ち着いた頃ではないでしょうか。もうすぐ楽しいゴールデンウィーク!5月5日の端午の節句を、家族・親族とお祝いする方もいると思います。ひなまつりに比べると、ちょっと地味な印象の端午の節句。いや、そんなことはない!男の子を育てている皆さん、益々元気でたくましい男の子になるよう、心を込めてお祝いしましょう。今回は、ぴーれメンバーの兜やこいのぼり、工夫を凝らした可愛い料理、端午の節句に関する絵本などを紹介します。
IMG_0715 100均で、こんなにかわいいこいのぼりを見つけました!

端午の節句とは?

現代では「こどもの日」として扱われる5月5日は、もともと五節句の端午の節句に当たります。端午の端は「はじめ」という意味で、「端午」は5月の最初の午(うま)の日のことでした。それが午(ご)という文字の音が五に通じることなどから、奈良時代以降、5月5日が端午の節句として定着していきました。

鎧・兜~身体を守る~

鎧や兜を飾るのは、武家社会から生まれた風習です。身の安全を願って神社にお参りする時に、兜や鎧を奉納するしきたりに由来しています。現在は、鎧兜が「身体を守るもの」という意味が重視され、事故や病気から大切な子どもを守ってくれるようにという願いも込めて飾ります。
 

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出窓に飾れるコンパクトサイズを探しました。ギラギラしたものが苦手なので、黒ベースの地味なものになりました。 「被れる兜がいい!この形が好み」というご主人の一存で決めたそう。お祭り好きのママの要望で太鼓もつけました。
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木地師であり漆作家のお友達に作ってもらった木製の兜。全行程手作業の唯一無二の兜に大満足。こいのぼりをモチーフにした吊るし飾りは、通年飾っているそうです。 2人の息子さんの名前と「桃太郎」「こいのぼり」を刺繍で作った1点もののタペストリー。一針一針お子さんの健やかな成長を願い、心を込めて作った母の愛を感じます。

こいのぼり~立身出世を願う~

こいのぼりは、江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。鯉が、急流や竜門の滝をさかのぼり、竜になって天にのぼるという中国の伝説(登竜門という言葉の由来)にちなみ、子どもの立身出世を願うためにこいのぼりを飾るようになったと言われています。
場所を取るこいのぼりは、飾るところが難しいですよね。現代の住宅事情に合わせて、コンパクトなこいのぼりも多くなりましたが、持っていないご家庭も多いのではないでしょうか。狛江にも、立派なこいのぼりをあげているお宅もちらほらあるので、お子さんとお散歩しながら探してみるのも楽しいかもしれません。
 

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2階のベランダに設置されたこいのぼり。風によくたなびきそうです。道行く人も見られますね。 水を入れた重しとスタンドを使って、庭に設置されたこいのぼり。雨が降りそうな時は撤収します。

たくさんのこいのぼりを見たい!

ちょっと足を延ばして東京タワーまで行くと、こんなにたくさんの色とりどりのこいのぼりが見られますよ!
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高さ333mの東京タワーにちなんで、333匹のこいのぼりが泳いでいるとか!さすがに数えられませんでした・・・。岩手県大船渡市へ復興のエールを込めて、この中に1匹だけ全長6mのさんまのぼりが泳いでいるそうです。是非、探しに行ってみてください。大漁旗もこいのぼりに負けない美しさでたなびいていました。4月5日(火)から5月8日(日)まで飾られています。

料理で祝う

手作りこいのぼりを食べよう!

こいのぼりがないなら、作ってみてはどうでしょう?ぴーれメンバーが挑戦してくれましたよ。きゅうりとご飯があれば出来そう!?ちょっとしたひと手間で、子どもも大喜びです。
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ちまき(粽)や柏餅も食べたい

端午の節句で食べるものと言えば、まず「ちまき」や「柏餅」が思い浮かびますね。
昔、中国の詩人の屈原(くつげん)が5月5日に亡くなったことを偲び、ちまきをお供えするようになったことから、端午の節句にちまきを食べる習慣ができたそうです。当初、ちまきは邪気を払う五色(赤・青・黄・白・黒)の糸で縛っていたそうで、これはこいのぼりの吹き流しの色に反映されています。
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ちまきが中国伝来なのに対し、柏餅は日本独特のものです。柏餅を包む柏は、昔から神聖な木とされていたことや、新芽が出ないと古い葉が落ちないため「子どもが生まれるまで親は死なない」「跡継ぎが絶えない」「子孫繁栄」に結びつき、端午の節句の縁起の良い食べ物となりました。
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絵本と紙芝居で端午の節句を学ぶ

図書館で絵本や紙芝居を借りてみよう

なぜ端午の節句を祝うのか、絵本から学ぶこともできます。ただ楽しく祝うだけでなく、由来や意味が少しでも分かるとより深く楽しむことができるのではないでしょうか?絵本や紙芝居だと、子どもでもわかりやすい表現で説明してくれます。今回紹介した4冊は全て狛江市立図書館に所蔵されており、貸出可能なものです。

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絵本「せっく」 田畑豊:文 安達加奈子:絵 BeeBooks
端午の節句だけでなく、1年を通して様々な節句について書かれています。桃の節句についても丁寧な説明があります。
「ワニぼうのこいのぼり」 内田麟太郎:文 高畠純:絵 文渓堂
ワニぼうとおとうさん、おかあさんがこいのぼりに変身?!みんなで気持ちよく空を舞う姿は必見。
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紙芝居「なぜ、おふろにしょうぶをいれるの?」
常光 徹:脚本・監修 伊藤秀男:絵 童心社
端午の節句になぜしょうぶやよもぎをお風呂に入れるのか、説明しています。ちょっと怖いところもあるけれど、幼稚園児なら大丈夫!
紙芝居「どうしてこいのぼりをあげるの」
吉野弘子:作 高見八重子:絵 教育画劇
弟が生まれて嬉しい気持ちでいっぱいのけい子ちゃん。おじいちゃんが弟のためにあげたこいのぼりの由来について話してくれます。

西河原公民館のおはなし会

西河原公民館で週1回行われているにしがわらおはなし会。4月28日(木)は、こいのぼりの紙芝居を読んだり、工作をしたりするようですよ。興味のある方は、是非チェックしてみてください→西河原公民館おはなし会

兜やこいのぼり、しょうぶやちまきに柏餅、それぞれに伝説や意味があり、現代に受け継がれています。端午の節句を通して、子どもの健やかな成長を改めて願いたいですね。私はまだしょうぶ湯をしたことがないので、5歳の息子のために今年はチャレンジしてみたいと思います!

by リン