第二子出産の不安・・・保健師さんに訊いてみました!【産前編】

2017年1月20日

第二子をご出産予定の方はいらっしゃいますか?
「一人産んでるんだし、心配ないよね。」と言われるけれど・・・
「ちょっとまって!一人目と二人目じゃ、悩みの種類も全然変わるし、そりゃ不安だってありますよ!」という方、いらっしゃるのではないでしょうか?

ぴーれの中でも、同様の不安を抱えるメンバーがいました。
今回は、第二子出産の不安について、狛江市役所健康推進課の保健師さんや、子育て支援課の方に直接訊いてみました!まずは産前編です♪

そもそも、どこでなにを相談したらいいの?

現在、狛江市内での子育てに関する悩みは、健康推進課子育て支援課子ども家庭支援センターの3つの拠点で主に受け付けています。主な内容は以下の通りです。

健康推進課・・・健診や、子どもの健康に関する相談、パパやママの悩み相談もOK。
子育て支援課・・・子育てをとりまく支援環境(子育て全般について)の相談。
子ども家庭支援センター(たんぽぽ)・・・子育てに関する悩み(子育て全般について)の相談。

どこに何を相談したらよいかわからない・・・という場合には、まずは子育て支援課の「子育て支援専門員という方に相談してみるとよいと思います。
状況によってはその場で相談も可能のようですが、基本的には事前予約制ですので、子育て支援課企画支援係へ電話で確認してみてください。

 子育て支援専門員ちらし

Q&A保健師さんに訊いてみました! 

狛江市周辺で、出産できる病院について調べるにはどんな手段があるのでしょうか?
第二子妊娠初期に狛江に転入してきて未知の場所だったため、知り合いもいなく評判などを聞いてみることもできず、不安でした。

健康推進課に連絡していただければ、狛江市、世田谷区、調布市、川崎市など、近くの産科のご案内をすることは可能です。
評判などはインターネットなどで調べてみてもいいと思います。上の子の月齢にもよりますが、児童館などに行って、直接お母さんたちから情報収集するのも一つの方法です。

狛江市として開催している講座などが、第一子対象のものが多い気がするのですが、第二子対象のものはないのでしょうか?

第一子というのは、みなさん初めての子育てなので、知っていただきたいことがたくさんあるため講座を設定しています。「経産婦のための講座」はありません。第二子妊娠中の方は、お子さんの年齢や生活背景が様々なため、知りたい内容の幅が広く、個別の対応が必要となるということが理由の一つです。

講座はありませんが、相談は様々な場所で受け付けています。上の子の健診のタイミングで保健師に質問したり、保育園の園庭開放で先生方に相談したりという手段があると思います。
また、保健師にご連絡をいただいた方の場合は、個別に面談をするといったことも可能です。

健康推進課に、つわりに関する相談はあるのですか?

つわりの症状などについては、病院に相談される方が多いようですね。
体調ではなく、「寝ていてよいのでしょうか?」「上の子を一人遊びさせていいのでしょうか?」というような、具体的な状況に関するご質問はあります。

ママの生活や心に関しての相談は、健康推進課の保健師が随時受け付けています。
妊娠届を出して母子手帳をもらった後、しばらくしてから保健師から電話があった方もいらっしゃるのではないでしょうか。保健師からの電話が無くても、体調、生活など、何か気になることや不安があったら、相談の電話をしていただければと思います。
保健師は、看護師の資格もあるので医療的な話もできますし、生活全般にかかわる相談ができます。ママと子どもがすこやかに暮らしていくための相談相手なんですよ。

あいとぴあセンター 健康推進課

つわりがひどい時や、安静指示が出ている時、上の子とどう過ごせばいいのでしょうか。

つわりの状態や、安静の程度によりますが、大体以下の通りです。

◎「絶対安静」レベルの時
家事や仕事は休み、最低限のことのみ実施しましょう。しばらくはヘルパーなどを頼み、家事や育児をしてもらうことも検討を。
育児支援ヘルパー(ただし利用は予定日1か月前から)、ファミリーサポートセンター一時保育の利用などを検討する必要があると思います。

◎中程度の時
周囲の助けを借りるようにしましょう。
上の子の要求を満たすのは大変。何でも一人でやろうとせず、パパや保育士の手を借りるのもひとつだと思います。

◎軽程度の時
子どもの年齢にもよりますが、正直に「ママは具合が悪い」と伝え、時には「一人で遊んでね」と言っても大丈夫。この時期は、ママ自身がんばりすぎないことがなにより大事。その分、元気なときに遊んであげれば大丈夫。
ただし、子どもが不安になってしまうので、怒ったり、強く拒絶したりしないように心がけることが必要です。

子どもにDVDを見せたままにして、母親は寝ているということも多々あるのですが、何か良くない影響が出たりしないかと心配です。

DVDやテレビの視聴に関しては、正直賛否両論がある難しい問題だと思います。でも、ママの体調が悪い時にはとてもありがたいものですし、「見せ方」が大事なのだと思います。
ママの体調に合わせ、無理のない範囲で、見せっ放しで放置せず、子どもに目を配りながら、一緒に見て話をしたり、時間を制限するなど上手な活用をするのがよいと思います。

上の子の赤ちゃん返りのような要求には、どこまで応じてあげるのがいいのでしょうか。特に、抱っこをせがまれるとおなかの張りが出たりしてつらいのですが、抱っこしても大丈夫なのでしょうか?
また、おっぱいに触られるのもつらいです。断って泣かせるのもつらいので、いい方法があったら知りたいです。

上の子にしてみると、「愛情を打ち切られるのではないか」と心配になる時期。「もうお兄ちゃんだから/お姉ちゃんだから」と急な成長を強いるのではなく、甘えをわがままととらえずに、その気持ちを受け入れることがよいと思います。
また、お手伝いの積み重ねが心を育み、気持ちを安定させ、下の子をライバルと思わなくなることもあります。

抱っこの時間・期間の基準はありません。早産との因果関係も明らかではありません。無理のない程度で抱っこをし、つらい時には、ハグや手をつなぐなど、違うスキンシップを行うといいと思います。
また、おっぱいへの執着がある場合、「やめなさい!」と強制されても、子どもは反発してしまうかもしれません。「ママはおっぱいを触られるのは嫌だ。」と伝えたうえで、二の腕や指、耳など、子どもが安心でき、ママもつらくないところを一緒に探してみても楽しいかもしれません。

ママとの遊び

妊娠中、上の子を抱っこ紐(おんぶ紐)を使っておんぶしていましたが、妊婦の体やお腹の子に問題はないのでしょうか。

おんぶ紐の使用に関しては、時間・期間の基準はありません。早産との因果関係も明らかではありません。無理のない程度で抱っこをし、しんどいと感じる時には止めるようにしたら良いと思います。

緊急事態が発生した時(陣痛や破水、緊急入院など)に上の子を見てもらうようなことはできるのでしょうか?
主人が仕事で帰りが遅く、頼れる親やきょうだいもいない中でそのような事態になったら、どうしたらいいのか分からず不安です。保育園の一時保育などは、融通が利くのでしょうか?

緊急事態などのときは、何よりもまず病院に「上の子を預けることができない状況である」と相談してみることが必要です。そのため、事前の健診のタイミングなどで、あらかじめ病院側と対応について相談しておくとよいでしょう。

市のサービスとしては、一時保育を行っている保育園に、事前に一時保育が可能か問い合わせをしておくとよいでしょう。ファミリーサポートに予め登録・利用し慣れていれば、上の子を預けることが可能かもしれません。
学齢期であれば学童保育についての相談してみましょう。民間のベビーシッターについても調べておくといいと思います。
また、長期入院になる場合は、保育園申請を検討することも一つの方法だと思います。

ファミリーサポートセンター ファミサポちらし

◎子育て支援課より◎
一時保育は通常1週間あたりの利用回数に制限がありますが、緊急の場合、最長で14営業日まで、連続でも利用は可能です。いずれの場合も事前に登録手続きが必要となります。これは規則上定まっているものであり、それ以外の特別措置はありません。
また、学童クラブについては妊娠・出産を理由とした特別な措置はないのですが、すでに学童クラブに入所している場合は、産前産後も2ヶ月間は通常通り利用できます。いずれの場合も送り迎えが課題になるかと思いますが、その場合はファミリーサポートにうまくマッチングするサポーターさんがいれば、急な場合にも対応できるかもしれません。
ファミリーサポートは、月に1回、会員登録のための説明会があるので、入院前に、事前に登録・相談しておくことをお勧めします。(開催回によっては、託児がある回もありますので、ご確認ください。)
詳しいことについては、児童青少年課へお問い合わせください。

下の子が産まれる前にやっておいた方がいいことはありますか?

パパや親戚に前もって預け、慣れさせておくといいと思います。寝かしつけもママだけでなく、他者ができるようにしておくのも一つです。
上の子がいると移動が大変になるため、タクシーの登録などを行っておく(マタニティ・プレママタクシーなど)と安心ではないでしょうか。その他、上の子の予防接種や歯科の検診を済ませておくことも必要だと思います。
上の子が就学・就園している場合は、長期休みなどの検討が必要になるため、里帰りするかは慎重に考えておくといいと思います。

また、上の子に対し、「家族が増えることはいいこと」と良いイメージを与えておくと戸惑いが少なくなるかもしれません。
「お兄ちゃん/お姉ちゃんになるんだからね。」というような親からの押し付けや強制ではなく、「家族が増えるのは楽しいことを味わえるんだよ。」というプラスイメージを伝えることで、子どもが前向きにとらえることができるのではないかと思います。
子どもがまだ小さいようであれば、「家族が増えるのはハッピーなんだよ」ということや、絵本などを使って幸せが増えるのだと伝えてみるのがよいと思います。4-5歳くらいの話が分かる年齢の子には、両親と叔父や叔母などの関係を例にとりながら、「大人になっても話せる味方・仲間が増えるんだよ」と具体的に伝え、イメージできるようにしたらよいのではないでしょうか。

赤ちゃんと家族

保健師さんのお話を伺って・・・

今回は、ご自身も子育て中という保健師さんにお話を伺うことができました。質問をしていて「そうなんですよね。わかります。」と共感していただくことも多く、安心して相談できるなと感じました。

また、第二子以降の出産は、第一子の時よりも事前の準備が重要だなと感じました。
自分自身の状況に合わせて、どういった準備が必要なのかを考え、そのために行動しなくては(!これが大事!)ならないのだなあ・・・と感じました。
つわりで大変な時もあると思いますが、体調が落ち着いたらまず相談してみてはいかがでしょうか?

 

今回は、【産前編】でしたが、追って【産後編】も掲載予定です。
パパの抱える悩みについても訊いてみましたので、お楽しみに!

by うさこ、きのコ
<イラスト from こどもや赤ちゃんのイラストわんパグ > 

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