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HOME親子でおでかけ・遊び施設産後ケア事業の紹介とデイサービス体験記@マザリーズ助産院

狛江市でも産後ケアが受けられるようになりました

「産後ケア」ってご存じですか?
妊娠、出産は、心身ともに大きな負担のかかる大イベントですよね。
出産後のママの身体や心は、ママ自身が感じている以上に不安定になっていることが多いです。
産後ケアは、そんなママに対して、適切な休息や栄養・ケアを提供することにより、母子ともに安定した状態を維持することを目指すものです。

私には子どもが2人います。上の子の出産時には狛江市にはなかった産後ケアですが、下の子の出産の直前に、狛江市でも事業が立ち上がりました。
開始当初は、狛江市内にサービスを受けられる施設はなく、近隣の自治体との提携でという形でスタートしたのですが、
出産直後のママが小さな赤ちゃんを連れて徒歩では行きにくい立地の施設が多かったこともあり利用者が少なく、
さらに、当初はデイサービス(日帰り)とショートステイ(宿泊)のうち、デイサービスしか受けられませんでした。
しかし、事業は徐々に拡大し、今では、狛江市内でサービスを提供する施設もでき、
デイサービスのみならずショートステイも使える施設が増えているようです!

私が出産した頃は、ショートステイを利用したくてたまりませんでしたがかなわなかったので、
今、制度を利用できるママさんたちがちょっと羨ましいです!!(笑)

利用料金

デイサービス:1日3,000円(食事代別途、持ち込み可能)で、住民税非課税世帯・生活保護世帯等は無料
ショートステイ:1日3,500円(食事代込み、1泊2日の場合は7,000円で、昼食・夕食・朝食・昼食が含まれる)
で、出産後から生後7か月までの間に、デイサービス、ショートステイ合わせて計7日まで利用可能です。

利用するためには、事前に(妊娠中でも可能)、狛江市の健康推進課に簡単な利用申請をし、
あとは利用したいときに直接施設に連絡して予約をするだけなので、
手続きがめんどくさい!という方にもそれほどストレスがないです。

詳細は狛江市ホームページをご覧ください。

私が利用した『デイサービス@マザリーズ助産院』のご紹介

今回は、2021年に私が出産した際に利用したデイサービスについて、レポートしてみたいと思います。

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マザリーズ助産院を選んだ理由

2021年の、第二子出産当初、始まったばかりの狛江市の産後ケアでは、3か所しか産後ケアを受けられるところがありませんでした。
当時は、たしか、調布病院、Sage femme、マザリーズ助産院だったと記憶しています。
その中で、調布病院は、同院で出産した方のみが利用対象であったため、利用できませんでした。
Sage femmeは、比較的狛江から近いため、利用しやすいと思うのですが、私の自宅からはアクセスが良くなく、車で利用できるマザリーズ助産院を選びました。

産後の回復がまだされていない中、片道車30分というのはまずまずの大変さがありましたが、
それよりも、1日リフレッシュできる方が私にとって大切だったので、全然へっちゃら!と思った記憶があります。

 

良かった点

マザリーズ助産院では、嘱託病院の調布病院と医療連携されており、産後ケアはもちろんのこと、分娩、妊婦健診も含めて、出産に関わる全てにおいて、
医療介入が必要となった際に力強いサポートを受けられる、とても素晴らしいパートナーシップを築いていらっしゃいます。
マザリーズ助産院の棚木さんにもお話を伺いましたが、まさに棚木さんも、この点が当院の強みとおっしゃっていました。

また、棚木さんご自身が、LGBT支援団体、「調布LGBT&アライの会」の代表や民生児童委員をされており、
性教育やLGBT教育や福祉の事など、関心のある方やご相談したい方にも個別に対応いただける点も大変心強いです。

それだけではありません。
提供いただけるランチとおやつは、産後の身体に必要な栄養素がばっちり、そしておいしくてボリュームたっぷりです。そしてランチのお値段も500円ととても良心的。
家が近ければこれだけでも食べに来たいと思うくらい気に入っていました(笑)
状況にはよりますが、基本的にはランチの間は、子どもを預かっていただけます。

煮魚和定食の写真
おやつの写真

我が子は全然寝ない子で、とにかく一人時間がなかったため、めったにない一人ランチの時間は最高でした。

ランチの後は、一休みして、おっぱいマッサージです。
これまた至福の時です。私はかなり母乳が出る方で、そんなに詰まりを感じることもなかったので順調!と褒めてもらっていましたが、それでも、マッサージの後は、おっぱいがとても柔らかくなり、スッキリしたのを覚えています。
詰まりやすい方、張りやすい方には、もっともっと気持ち良いと思います。

そして、お風呂にも入れます。
お風呂に入れるタイミングは、お昼ごはんのあと、おっぱいマッサージを受けた後になりますが、その日の別のご予約の方の兼ね合いと、子どものタイミングを見て時間が決まります。
こちらも、入浴中は、子どもを預かってもらえるので、いつもワンオペで一人でお風呂に入れる機会に飢えていた産後の私には最高の時間でした。

あともう一点嬉しいのが、こども商品券を利用できるところです。
お祝いや、狛江市の事業等で、こども商品券をいただく機会が時々ありますが、狛江市内で使えるお店って少ないですよね?
マザリーズ助産院の産後ケアなら、こども商品券も使えます。
初回は知らずに持参していなかったのですが、2回目以降はかなり活用させていただきました。

 

子どもと一緒に過ごすケア

このように、マザリーズ助産院の産後ケアでは、「ママ」ではなく「自分」を取り戻せる様々なリフレッシュの機会をいただけるのですが、
逆に、子どもと向き合う時間、というのも味わえます。

普段家にいると、掃除しなきゃ、ご飯は何にしよう、あ、買い物も行かないと・・・と色々と気になってしまい、なかなか子どもと向き合えなかったりします。
でも、産後ケアに来ている間は、考えても何もできないので、そういうことは全部忘れて、子どもとだけ向き合えます。これが、予想していなかった意外な産後ケアのメリットでした。
子ども家庭支援センターや児童館などには早いうちから行っていましたが、それでも、一日、ずっと赤ちゃんと自分だけで過ごすゆっくりした時間は、産後ケアに行かなければ経験できなかったように思います。
 

また、子どもの状態を見ていただけるのもとても安心です。我が子の場合は、臍ヘルニアだったのですが、かなりおへそが出ていて、病院に連れていくべきか悩んでいましたが、
通院するほどではない、と教えていただけて、ほっとしました。もし、通院すべき、と背中を押してもらったとしても、言ってもらえてよかった!と安心すると思いますし、
やはり、一人で悩むより、専門家の目で見てアドバイスをいただける環境というのは大事だなと思います。

 

外に出て気分転換

前述と若干矛盾しますが、子どもが小さいうちは、なかなか家から出る機会も少ないので、この産後ケアの機会に外出するのも、気分転換になって良いです。
私の場合は車での移動でしたが、バスで行くこともできます。狛江からだと、調布駅行きのバスで調布駅まで行き、そこから吉祥寺行き、または三鷹駅行きのバスに乗り換えて1本です。

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以上、狛江市の産後ケア事業のご紹介と、マザリーズ助産院でのデイサービスの体験記をお送りしました。
興味を持ってくださったママ、プレママの皆さまに、ぜひデイサービスの申し込み、体験をしていただけたら嬉しく思います。

他にも、デイサービスを利用したことがありますので、別の機会に改めてご紹介しますね。

by こあら

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