ぴーれメンバー『我が家の絵本ヒストリー』~子どもの年齢に合わせて・未就学児編~
2013年12月6日
第5回は、6歳の娘と3歳の息子を持つリンがおすすめ絵本を紹介します。
1年半前に思い切って新居を建てました。
主人も私も本が好きで数も多く持っていたので、2階の廊下に天井まである造りつけの本棚をつけてもらうことに。
漫画、新書、文庫、料理本、ファッション誌、様々なジャンルの本が並んでいます。
下2段は子どもの絵本コーナー、いつでも好きな本が手に取れるようにしました。
息子も娘もそれぞれ好きな本を選んで自分の部屋に持っていき読みふけったり、寝る前には読んでほしい本を私のところに持ってきたり・・・。
いろいろな本を読んでほしいという母の思いから、絵本もたくさん揃えているのですが、子どもは気に入ったものを繰り返し読みます。
まだ1度も開いたことのない本もたくさん。
つい力が入って、日替わりでいろいろな本を読み聞かせをすることもありましたが、やっぱり興味がない本を読んでも聞いてない。
そんな子どもたちの様子を見て、無理強いするのは止めました。
いつか年齢が上がれば読んでくれるかなぁと気楽に考えながら、子どもたちと本ライフを楽しんでいます。
ママの声を聞いてほしい 音遊びの本(0~1歳)
寝ている時間も多い0歳児。
私は里帰り出産をしたので、家事が免除され、思ったよりものんびりとした産後を過ごすことができました。
赤ちゃんをじーっと見つめたり話しかけることももちろんしていましたが、案外暇で何をしたらいいか分からず。
そんなわけで、まだ目も見えていない生後0か月から絵本の読み聞かせをしていました。
決して、教育ママではありませんよ。
ただ、ママの声をたくさん聞いてほしかったのです。
0、1、2えほん
0~2歳児向けの絵本で、単純かつ分かりやすいです。
絵のテイストも様々あるので、偏らないように選びました。
次のページをめくりたい!と思える本が多く、1歳前後になると自分でどんどんめくって楽しんでいる様子が見られました。
また、表紙がしっかりしていて中も厚紙なので、ちょっと舐められたりかじられたりしても大丈夫!
ごぶごぶ ごぼごぼ 作:駒形克己
てん てん てん 作:わかやましずこ
でてこい でてこい 作:はやしあきこ
ここよ ここよ 文:かんざわとしこ 絵:やぶうちまさゆき
ぶぅさんのブー 作:100%ORANGE
まるくて おいしいよ 作:こにしえいこ 福音館書店
基本的な生活習慣や社会性の基礎を身につけたい(2~3歳)
いやいや期が始まって、ママも心身共に疲れますね。
こちらが強く言えば言う程、してほしくないことをしたり・・・。
公園や児童館では初めて会った友達とトラブルになって、相手のママにひたすら謝って帰ってきたという経験のあるママもいるのでは?
げんきえほん
私もいやいや期の我が子には手を焼き、日々イライラしていました。
直球でダメなら変化球を投げてみようと購入したのがこのげんきえほん6冊です。
ありがとう おかし だいすき ぼく できるよ
もう なかないよ ともだち いいな ごめんなさい 文・絵:いもとようこ 岩崎書店
小さい頃からいもとようこさんの優しいタッチの絵が好きで、子どもが生まれたら絶対に読んであげようと思っていました。
主人公のにゃんたが日常の様々な場面で、大事なことに気づき、言葉で伝えることの大切さを理解していきます。
我が子はにゃんたのようにすぐに「ありがとう」や「ごめんなさい」は言えませんでしたが、にゃんたを自分に置き換えて考えることはできていたはず・・・?
少しずつ自ら字を読み、長文に挑戦!(3~6歳)
個人差はありますが、3歳を過ぎるとひらがなが読めるようになる子も出てくるのではないでしょうか?
自分で読めるって子どもにとってはとても嬉しいこと。
先ほど紹介した0、1、2えほんの中から1番簡単で文字が少ない本を選び、1文字ずつ読んでもらいました。
そして、読めたら大げさに褒めて「わぁ~、おもしろかった!もう1回読んで!」と催促。
からすのパンやさんシリーズ
誰でも1度は読んだことがある、絵だけは見たことがある「からすのパンやさん」。
我が家では、主人が30年前に読んでいた本を子どもたちが読んでいます。
きれいに保管してくれていた義母に感謝。
下の息子が生まれて里帰りをしていた時、3歳になった娘がこの本ばかり持ってきて、何十回も読みました。
思い入れのある本です。
最近、からすのパンやさんの4羽の子どもたちが大人になって独立し、それぞれの店を持つ話が出版されました。
娘は「からすのやおやさん」がお気に入りです。
かこさとし おはなしのほん からすのパンやさん
からすのそばやさん
からすのおかしやさん
からすのやおやさん
からすのてんぷやさん 作:かこさとし 偕成社
絵本の次のステージへ(5歳~)
6歳の娘の誕生日に主人がプレゼントしたのが、この図鑑。
全ての漢字によみがながふってあるので、1人でも読めます。
図鑑なので「読む」というよりも「見る」方が主となってますが、写真や絵の説明を読むことで、絵と文を結びつける練習になっています。
これはかなり細かいことまで書かれているので、小中学生になっても自由研究などでお世話になりそう。
この3冊以外にもいろいろな図鑑があるので、その時の子どもの興味に沿ったものを買い足していけたらと思っています。
小学館の図鑑NEO 野菜と果物
植物
動物 小学館
インターネットですぐに欲しい情報が得られる時代ですが、本の良さも感じて読書好きな大人になってほしいと願っています。
(By リン)