1歳6か月健診に行ってきました!
2014年12月19日
3か月児健診からだいぶお久しぶりな、あいとぴあでの集団健診。
一人歩きも上手になって手のかかる時期ですが、「ママ」「アンパンマン」など単語を話し始めて
だんだん人らしく(?)なってくるのもこの時期。
ここでは、1歳6か月児健診を実際に受ける親子に密着し、受付から帰るまでの流れをレポートします。
上の幼稚園生は延長保育を申し込んできたものの、時間が押すのが心配で11時40分に到着。さすがに1番でした。50分過ぎぐらいから一気に10人ぐらい並んだので、早めの番号を希望の方は12時前をお勧めします。
整理券をゲットしてから、ロビーで持参したお弁当を食べて待ちました。同じような人が4、5組いらっしゃいました。
ちなみに健診としての持ち物はこちら
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母子健康手帳に保険証、事前に送られてきた問診票と歯ブラシです。
集団健診の意義
1歳半というタイミングで集団健診を行う理由
赤ちゃんの時期を過ぎ、体の発達面ではほとんどが歩けるようになり、手の細かい運動もさらに発達してくる時期。
言葉も出始め、さらに感情表現も豊かになるのもこの時期。すねたり反抗したりと自己主張を始めるようになります。
言葉の発達は体の発達と同じように個人差がかなりあります。生活環境や性格なども言葉や心の発達に大きく影響しています。
子どもにとっては多くの経験が成長を促すので、今の子どもの状態を把握し、どのような対応や環境を整えることが必要なのか、一緒に考えていく機会としています。
また、歯も生えてきますので、歯科健診もあわせて実施していきます。
問診票の回答って、案外難しい・・・
問診票にかかれている「○○できますか?」の質問が全部「はい」じゃないとうちの子は異常ありなの??それに、できている気もするし、できないときもある気もするし。
そもそも、この問診票を書かせる意味ってなんでしょう?
→問診内容は、発達段階についてたずねる目安で、1歳6か月児であればできることです。ただし個人差、経験不足などの要素があり、できていないからといって正常発達でないと判断するわけでもありません。このような視点でお子様の様子を見ていただく機会にもしています。また、普段の様子を親の目線で判断して記入していただくものなので、判断について心配があれば問診で確認しますので、ご相談下さい。
健診スタート!
1.受付
13時になると、係の方が声をかけるので受付の前に整理券番号順に並びます。
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母子健康手帳と問診票を受付に提出し、待合室で順番が来るのを待ちます。
2.問診
番号が早かった為か待合室で待つ事無く問診室へ。
名前を呼ばれたら、子どもと一緒に保健師さんの前に座り、日頃の子どもの様子を話し発達具合を確認しつつ、子どもは6つ絵が描かれたシートで
「電車はどれかな?」など指差しの簡単なテストをします。
日頃の様子としては、事前に記入した問診票を元に、発語の数や様子、言葉の理解度などを噛み砕いた感じで聞いてくれます。
親が「これは出来てない!」と思うような事も、視点を変えれば出来ると解釈できると言われ、安心した場面も。
大きな病気の経験の有無、食べ物の好き嫌い、何か気になるところ、予防接種の進み具合、
次の歯科健診に向けて聞きたい事の確認などもありました。
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3.歯科健診
まず歯科医さんに向かってゴロンとなり、歯のチェックをします。
その後、日頃の飲み物、甘いもの摂取の度合いなどを結構細かく聞かれます。
歯磨きの回数やフッ素塗布の有無の確認もありました。
必要であれば市の歯科健診・フッ素塗布の利用を紹介してくれます。
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4.身体測定
オムツ一枚になり、身長と体重を測ります。
体重は一人で立つタイプ、身長は横になって測るタイプでしたが、
まぁ~泣いて嫌がりまして。。。
体重は保健師さんに抱っこして貰い(もちろん保護者が抱っこでも可)、身長は何とか押さえつけて測りました。
ほぼ全員と言っていいほど泣いてました。
5.内科診察
胸の音を聞いたり、首筋に触れてリンパの腫れがないかチェック。ここでもまた大きな病気の経験の有無、食べ物の好き嫌い、何か気になるところを聞かれました。
歩き方のチェックもありました。
5.最終確認&個別相談
診察が終わったら、服を着せて最終確認のコーナーへ。
最後にまた予防接種の進み具合を確認し、個別に心理相談・栄養相談が必要か聞かれた後席を移動し、
歯科担当の方にフッ素が必要か聞かれようやく母子手帳が手元に戻ってきました。
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今回の所要時間は50分でした。受付の順番によっては、これ以上かかる方もいると思います。
会場内の様子はどんな感じ?
お友達同士で来ている方はごく少数でした。パパが1人で健診に連れてきている方も数人見かけ、「うちのオットじゃ無理だわ~」と感心しました。
健診では日頃の子どもの様子を一番よく分かっている人が付き添うのがベストですが、パパもしっかり把握しているなんて偉い!
ほとんどが単身で来場していたので、おしゃべりする雰囲気でもなく淡々と順番を待つという感じでした。
せっかく同じ月齢の子を持つ親同士が集まったのだから、健診後に交流できる場が設けられていたら新たなつながりが生まれて楽しく子育てしていけそうだな、と思いました。
by noowoo shino