第4回子育て講座 仕事も家庭も!悩めるパパの 「ママの地雷と子どものツボの抑え方」 講師 つかごし まなぶ 氏
2015年4月17日
印象に残った事をお伝えしようと思います。
講師の方が2年前に比べると自分の意思で来る人が増えたとおっしゃっていました。
そのせいか皆さん、顔つきは真剣そのもの!
乳幼児期のパパのコツ!
1.「快」を与えてくれる人
食事・排便などの、お世話をしてくれる人
2.「安心・安定」を与えてくれる人
いつもと一緒の関わり方、繰り返し同じことをしてくれる人
3.「興味・関心」を与えてくれる人
遊びや楽しさがある人・変化をもたらす人
☆つまり一緒にいてご飯を食べさせてくれて、おしめを取替えてくれて、何度でも絵本などの読み聞かせをしてくれて、面白く楽しいことをしてくれる人です。これができればパパはヒーローです。
子どもがママを好きなのは、これをしてくれるからです。子どもに好かれるパパになろう!
子どもと仲良くなる10の方法
3.ミルク、離乳食を食べさせる(できる時間に)
4.子どもの好きなことをする(できることを)
5.子どものペース・ルールにあわす(子どものリズムに合わせる)
6.大好きと伝える(言葉に出すことが重要です)
7.ダイナミックな遊びをする(高い高い!とか)
8.読み聞かせの絵本を作る(自分で選んで読み聞かせる)
9.二人だけで出かける(相互理解)
10.イベントなどで非日常を演出する(非日常を楽しむ)
☆子どもと向き合い子どものリズムに合わせて自分の得意な事を使って子どもとの世界を創ろう!
☆0歳から5歳までが学齢期や思春期に影響を与えるので積極的に育児に参加しましょう!
ママの地雷とその対処法
〈共働き夫婦編 地雷 〉
○ 私も働いているのに、何で育児も家事も私だけなの?
〈対処法〉
1.パートナー(ママ)の育休中は安息期間にあらず。
パパはママのいるときに育児家事スキルの経験値を積む絶好の訓練期間です。
この期間に会社での引き継ぎと同じで、本人がいるときに色々聞いて、実践してスキルを高めましょう。
育休中に良くあるのはママが育児家事を全部やってしまい、パパは仕事に専念してしまう。
するとパパのスキルアップの時間がないまま、ママが復帰してしまいます。
2.育休後に必要なのは「夫婦のマインドチェンジ」です。
育休中のママは100%育児家事をしています。復帰すると仕事と両立するのは大変です。
ですから夫婦で話し合って最低限の家事へとチェンジすることです。
例えば、食事は最優先も「いっぱい手作り」→「一品手作り」。
メニュー戦略会議を日曜日の夜に決めて1週間分は夫婦で考える。そして早く帰れるほうが食事を作る。
パパは「長時間労働」から「定時間労働」へチェンジ。
☆ここがポイント!
「時間が許す限り、とにかく子どもに愛情を注ぎまくれ!」そのための時間の確保を夫婦で共有すること。
〈専業ママ夫婦編 地雷 〉
○ 私だって忙しいの!年中暇みたいな言い方しないで!(パパの心の声:俺そんな事、言ってないし。)
○ 子どもと一日中いたらわかるわ!かわいいなんて思えなくなるから。(パパ:かわいい子どもと一緒にいられるんだから幸せだろ!)
○ どうせ忙しいんでしょ?(ママの心の声:あなたに家族のことは期待していないし諦めてる。子どもは私が守るんだから。)
〈対処法〉
1.ママの言葉に対して、俺だって仕事してきて大変だとか言っちゃうと、大変合戦になってしまいます。泥沼状態で何も進みません。
パパも仕事で大変ですが、専業ママのストレスはパパの仕事より高いのは研究結果がでています。(パパも体験すればわかります。)
ですから、丁寧に傾聴することです。
2.子どもと一日中一緒にいることは、自分のペースではなく、子どものペースで過ごす時間が殆どです。
パパは自分のペースで動けないことを想像してみると、ママの気持ちに近づけると思いますよ。
☆ここがポイント!
「私のほうが大変!」合戦をせず、素直に丁寧に傾聴すること。相槌も忘れずに!お互いの思いやりです。
パパの三大役割
「子どもを育てる」→子育てを機にこれまでの「自分中心・仕事中心」であった生活からの大転換を図る。
パパのスタンス
〈ママの変化〉
まず、妊娠から出産時までのママの変化は、
身体(劇的に変わる)
心(マタニティブルー)
職場(仕事を制限する)
周囲の目(マタニティマークで気遣いされママを意識)
事前学習(妊娠・育児系の情報に敏感になる)
出産時(安産でさえ激痛)
出産後(様々な痛み)
〈パパの変化〉
何も変わらない。
☆子育ては妊娠したときから始まる!お互いにコミュニケーションをとりパパは
ママの身体の変化や心の変化に注意を向けましょう!
☆ママがパパに一番して欲しいことは? ママに対する言葉がけや気遣いです。
(間接的育児になります)
参加者パパの感想
しかし、今日ここにきて「ママに対する気遣い」これができてなかったと思いました!自分は会社でも人に対する気遣いが得意なほうではないですが、今日は帰ってからママに対する言葉がけや気遣いをして見ようと思いました。』
ポジティブなパパの感想です。多くのパパが何がママの地雷なのか分らないのが実情だと思います。お互いが相手のことを思いやる気持ちが大事だと改めて感じた講座でした。
by Koichi