図書館でクリスマスを楽しもう!
2018年12月14日
もうすぐクリスマスですね。お部屋にクリスマスツリーを飾ったり、プレゼントやケーキに思いを巡らせたり。
イブやクリスマス当日だけではなく、それまでの時間をわくわくとしながら過ごすのも楽しいものです。
お子さんと一緒に、クリスマスの絵本を読むというのも良いですね。
今回は、図書館の方に、イベントやおすすめのクリスマス絵本、
また絵本選びのコツなどを教えていただきました!
クリスマスのお楽しみがたくさん詰まった図書館に、足を運んでみませんか?
クリスマスツリーと本の展示
狛江市立中央図書館では、クリスマスツリーが飾られているほか、クリスマスにまつわる本を集めた展示も開催されています。
この時期だからこそ、お子さんと一緒に読みたい絵本はもちろん、クリスマスプレゼントとして贈りたい、特別な一冊もみつかるかもしれません。
展示期間:開催中~12月24日(月・振替休日)
場所:中央図書館 児童書コーナー こども席横
↑天井に届きそうなほどの、大きなクリスマスツリーが、みんなをお出迎え。雪のたっぷり積もったツリーに、さまざまなオーナメントが飾られています。華やかなリボンも目を引きますね。
クリスマスおはなし会企画
「クリスマスおはなし会」
ブラックパネルシアター「メリークリスマス」他、クリスマスの絵本のよみきかせや、簡単な工作もします。
日時:12月19日(水)午後3時30分~4時
場所:中央図書館 おはなしのへや
対象年齢:4歳以上の子ども
申し込み:不要
「クリスマスぬいぐるみおとまり会」
おはなし会のあと、ぬいぐるみをお預かりします。ぬいぐるみがどんなふうに図書館で過ごしたか、ぬいぐるみの様子を写真に撮って、お迎えの時にプレゼントします
◎ぬいぐるみといっしょのおはなし会 日時:12月24日(月・振替休日)午前10時30分~11時
◎ぬいぐるみのお迎え 日時:12月27日(木)午前10時~午後4時
場所:中央図書館 おはなしのへや
対象年齢:4~8歳の子ども
定員:先着15人(申し込み受付中。定員になり次第終了)
※掲載時に定員に達している場合があります。ご了承ください。
クリスマス絵本の紹介
(1)『サンタのおまじない』
菊池 清/作・絵 冨山房
クリスマスイブにとどいた荷物に大嫌いな野菜がいっぱい。なかに入っていた手紙どおりにおまじないを唱えると、あらあら野菜が変身。楽しい切り紙のクイズ絵本です。
(対象:3歳~小学校低学年)
(2)『あたたかいおくりもの』
たるいし まこ/さく 福音館書店
もうすぐクリスマスある日、森のどうぶつたちのところに、はっぱの手紙が届きました。「セーターをあんでください」。さあ、セーターは誰へのプレゼントかな。絵もあたたかい小型のかわいい絵本。
(対象:3歳~5歳)
(3)『おおきいツリー ちいさいツリー』
ロバート・バリー/作 光吉 夏弥/訳 大日本図書
ウィロビーさんのおやしきに大きなツリーが届きました。ところが大きすぎて、もみのきのさきが天井につかえてしまいました。そこでツリーのさきをちょんぎりました。そのツリーのさきっぽはこまづかいのアデレードに贈られ、またそのさきっぽは庭師のチムが拾い・・・。色々な所でツリーのさきっぽがどこで使われるか、親子で楽しんでくださいね。
(対象:4歳~6歳)
(4)『クリスマスの森』
ルィーズ・ファティオ/文 ロジャー・デュボアザン/絵 つちや きょうこ/訳 福音館書店
サンタがクリスマスのお仕事の日、おくさんはおべんとうとコーヒーを用意してくれました。プレゼントを配り終わってから食べるように言われたおべんとうを、おいしそうなにおいにつられついつい食べてしまいました。おなかいっぱいになったサンタはねむりこんでしまいました。それを見た森の動物たちは力をあわせてサンタの代わりにプレゼントを配ります。絵は地味ですが、しみじみと味わいたい絵本です。
(対象4歳~6歳)
他にも人気シリーズの「ぐりとぐら」や「はろるど」のクリスマス絵本もありますよ。
絵本の楽しみ方(年齢別)
0歳から2歳ごろ
語りかけで、身近な人の声をたくさん聞かせてあげましょう。0歳は、絵がはっきりしたもので、リズムのあることばの絵本が好みます。1歳を過ぎたら身近なものが描かれている絵本に興味をもちます。
小冊子「赤ちゃんに贈るファーストブック」を3・4か月児健診で対象の方にお配りしています。小冊子は残数が少なくなっておりますが、図書館ホームページで掲載本を見ることできますので、ご利用ください。掲載本を含めた0歳~2歳に向く絵本を「あかちゃん絵本」コーナーに揃えています。
3歳から6歳ごろ
3歳ごろから簡単なストーリーのある絵本を楽しめるようになります。ゆっくり絵本をよんであげましょう。少しずつ想像力がついてきます。
4歳から6歳ごろは、ストーリーのある絵本を中心に楽しめる年齢です。絵からも色々な情報をうけとることができます。様々なジャンルの絵本に出会ってほしい時期です。
小冊子「図書館で会える絵本」があり、その掲載本を集めた回転書棚があります。
小学校低学年
小学校に入ったからといって「読み聞かせ」をやめないでください。字がよめることと、読みながら物語を楽しめることは、別です。お子さんが望むなら、物語の世界をゆっくり楽しめるよう、是非家庭での読み聞かせを続けてください。
小学生向け小冊子「読書のみちしるべ」には低・中・高学年別におすすめ本を載せています。その掲載本を集めたコーナーもあります。他にも前年に刊行された児童図書の中からのおすすめ本を紹介した小冊子「この本しってる?」もありますので、新しい本も読んでみてください。
↑さまざまなオリジナル冊子が用意されています。
図書館からひとこと
図書貸出券は0歳から作ることができます。住所の確認できる書類(保険証等)をお持ちください。
中央図書館では「昔話絵本」「科学絵本」「子育て関連書」などのジャンルわけした棚があります。本の探し方がわからなければ、図書館職員にお気軽にお問い合わせください。
クリスマス以外にも、季節に応じて「月の本」や「おばけの本」など、様々な展示をしています。知らなかった本に出会えますよ。
図書館のホームページを見てみよう
狛江市立図書館ホームページ内に「こどもページ」というコーナーがあるのをご存知でしょうか。おはなし会やイベントの案内のほか、図書館の使い方などが、子どもにわかりやすく紹介されています。
https://www.library.komae.tokyo.jp/kidsnews.php
図書館ホームページの「おすすめ本」には、前記の各小冊子の本のリストもあります。ご利用ください。
図書館では1年を通してさまざまな企画展示やイベントが行われています。中でも、ツリーが飾られるクリスマスは館内もひときわ華やかになり、特別な雰囲気につつまれます。思わず笑ってしまうような楽しい絵本、こころがあたたまる作品、子どもの頃にママが大好きだったもの・・・さあ、どんなクリスマス絵本と出会えるでしょうか? ぜひお子さんと一緒に足を運んでみてください。
狛江市立中央図書館
〒201-8585 東京都狛江市和泉本町1-1-5 市民センター内
電話:03-3488-4414
HPアドレス:https://www.library.komae.tokyo.jp/
開館時間:平日 午前10時~午後8時 / 土・日・祝日・12/28 午前10時~午後5時
休館日:毎週火曜日 12/29~1/4 特別整理期間
by coquille