GWも目前! 子どもとの長距離移動のアイデア

2019年4月12日

GWの大型連休も近づいてきました。旅行やお出かけの予定を立てている方も多いのではないでしょうか。
ですが、なんといっても大変なのが、目的地までの長距離移動。 
赤ちゃんならばお世話のほか、泣いてしまわないかと不安になったり。
大きくなってくると、座席で飽きることなく、おとなしくしていてくれるかも心配に。

わたし自身も、両方の実家が大阪のため、0歳の頃から何度となく新幹線移動を繰り返し、
また、1歳の頃から毎年沖縄旅行に出かけていて、現在5歳ながら、沖縄へも計5回。
年齢ごとに、さまざまな試行錯誤をしてきました。

今回は、ぴーれメンバーに長距離移動の工夫についてのアンケートを実施。
(子どもの年齢は、特に手のかかる0歳から小学校入学前まで)
子どもが退屈しないためのコツやアイデアをお伝えします。

 

新幹線での移動

どんなもので飽きさせなようにしている?

  • 0歳台
    あまり対策しなくても、授乳や睡眠で何とかなるケースが多かった。
  • 1歳以降〜幼児
    お菓子/好きなおもちゃ、ぬいぐるみ/絵本、幼児雑誌/シールブック/水でぬれる塗り絵/お絵かきボード/折り紙/おえかきグッズ/スマホの子ども用アプリなど。
     ※ポイントとして、本などは事前に買っておき、子どもに見つからないよう隠しておく。数あるシールブックの中でも、ゲーム性や学習性のあるものだと集中してできる。
      ぬり絵は水で描けるものだと汚れる心配がない、などの意見がありました。   

     <我が家の場合> 
      現在ムスコは5歳なので、新幹線で遊びたいものを自分のかばんにつめてもらって出かけます。
      親の準備としては、100円ショップで、なんでも良いから新しいおもちゃを買っておくこと。
      そして、新しいおもちゃを出すのは、飽きてくる工程の半分以降に。お菓子もおもちゃも、最初からばーっと出さず、小出しにするのがポイントです。
      (何かで新幹線が止まってしまった時などのための非常食として、バナナやパンを入れておくと安心です)。 

ごきげんに移動できる工夫

  • 午前中のきげんのよい時間に出発した。
  • 席は1番前だと少し広くて、子どもも気に入った様子で乗っていた。
  • 昼食の少し前の新幹線に乗り、飽きてきたころに昼食をとり昼寝できるようにした。
  • 乗車前に経由地デパートの屋上などで遊ばせた。

  <我が家の場合>
  GWや年末年始など、どうしても売り切れ必至の時期に乗ることが多いので、
      希望の席がとれるよう、新幹線は発売日の発売時間に予約(あるいは事前予約)。座席は、東海道新幹線の場合、11号車を予約します。
  11号車には多目的室(乗務員さんに鍵を借りて使用)があり、妊娠中(里帰りする際)、おなかが張ってしまった時に横にならせてもらったほか、出産後は授乳にも使わせてもらいました。
  また、ベビーカーごと入れる、広々とした多目的トイレ(オムツ交換台、ベビーキープ、オムツ専用ゴミ箱あり)もあります。
  ※東海道新幹線(東京駅〜新大阪駅間/JR東海)に関しては、
   洋式トイレにオムツ替えができる折りたたみ式のベビーベッドが設置してあります。
    N700系タイプの車両では、奇数号車のデッキ新大阪寄りの洋式トイレに設置してあります。
   ご利用の車両により、異なる場合もあるかもしれませんのでご確認ください。
  

  東海道新幹線11号車は親子連れがかなり多いため、ほかの車両よりも賑やかかと思います。
  もちろん、知らずに予約されているサラリーマンの方には申し訳ないですが、、、
  慣れていることもあり、多目的室を使うことがなくなった今でも、11号車を予約しています。
  ベビーカーは一番うしろの席の後部に置く方が多いので、自分が置くのには便利ですが、
  ほかの方のベビーカーもあると、席をあまり倒せないこともあります。

 

通常とは違う電車移動のコツ(赤ちゃん/ベビーカー)

  • ラッシュ時の移動はできるだけ避ける。
  • 寝るタイミングに移動。
  • 途中下車できる各駅停車を選んだ。各駅停車は空いていることが多いというメリットも。
  • 事前にバリアフリーマップを調べて電車の乗り継ぎを考えた。
  • 行き先に授乳やオムツ替えのスペースがないと予想できたので、いくつかある乗り継ぎルートのうち、遠回りでも最後の乗り換え駅で授乳室を利用できる行程を選んだ。(0歳2か月)
  • 混雑して立つことになるかもしれないため、抱っこひもは必ず持参。

飛行機での移動

空港までの移動手段

  • リムジンバス
    一旦乗ってしまったら途中休憩できないため心配するママもいるが、意外にも子どもは車窓に夢中でごきげんだったという意見が多数。
     

  • 子どもがぐずっても周囲の目を気にせず移動でき、精神的に楽だったいう声も。
    駐車場は事前予約がベター。空港の駐車場もあるが、到着してから空きがないことも。近隣の駐車場でも、空港まで送迎してくれるところもあり。

どんなもので飽きさせなようにしている?

  • 0歳台:あまり対策しなくても、授乳や睡眠で何とかなるケースが多かった。
  • 1歳以降:新幹線のところを参照ください。
  • 3歳以降:飛行機対応のヘッドホンを必ず持って行った。(機内座席スクリーンを見たがる時に便利)

    ↓機内でもらえるおもちゃ
    機内おもちゃ 機内おもちゃ

ごきげんに移動できる工夫(小さなお子さん)

  • 離着陸時の耳の痛み対策をした。飲み込むことで耳抜きができるので、離着陸時に合わせて授乳またはお菓子を食べさせた。
  • 機内で子どもに眠ってもらうため、眠たくなる時間帯(お昼寝前、就寝前)の便を選ぶ。
  • 機内で寝たら事前予約したベビーベット(バシネット)(※1)を利用。
    ※1:一部の座席限定の貸し出しです。台数、設置場所、赤ちゃんの体重(各航空会社によりますが、だいたい10kgまで)、年齢等に制限があるため、希望に添えない場合もあるそう。数に限りがあったり、便によっては利用できないことも。利用してみたい方は、各航空会社のホームページでご確認ください。

    ↓バシネット
    バシネット
  • 早めに行ってキッズスペースなどで体を動かしてから乗る。
  • 空港内のラウンジ(※2)は、飲み物サービスや着替えスペース、シャワールームなどがあり、長時間のフライト前には快適に過ごせてよかった。
    ※2:ラウンジへの入室基準は航空会社や空港ごとに異なります。事前に航空会社や空港にお問い合わせください。

 <我が家の場合>
 席は可能であれば、窓際を予約。羽田空港での搭乗手続きは、JAL利用の我が家では、いつも「JAL スマイルサポートカウンター」で行なっています。
 スマイルサポートサービスという、妊婦さんや、小さな赤ちゃん連れの方を対象としたものがあり、
 その受付カウンターなのですが(サービスの詳細は航空会社のホームページをご確認ください)、
 指定の年齢を過ぎていても、子どもがいれば、このカウンターで手続きを行ってくれます。
 長い行列に並ばなくても良いのと、絵本が置いてあるスペースなどもあり、手続きを子どもが待つのにも助かります。
 また、3歳から座席が必要になり、マイルもたまるため、お子さんのマイレージカードも作っておくのもおすすめ。
 ちなみに、子どもが産まれてからは、羽田までは車で行っていますが、駐車場も、発売日には確保するようにしています。
 
 

失敗談

  • 空港まで電車。子どもがいる上に大荷物でとても疲れた。
  • 気分転換しようと、機内のトイレでおむつ替えを試みたが、スペースが狭くて苦行だった。
  • ジュースを飲ませて耳抜きやらせようとしたが、渡すタイミングが早すぎて離陸前に飲み切ってしまった。
  • 機内で絶対に寝かせようと、空港近くで夫と子どもを遊ばせたら、夫だけが寝てしまった。
    ※羽田空港発着便の体験談のみのため、他の空港発着便では当てはまらないこともあると思います。ご容赦ください。

 


我が家では、新幹線で帰省する際、わたしと息子が、平日のうちに先に出発しておく(=子どもと2人で新幹線に乗る)ことが多かったのもあり、色々と工夫を重ねました。
個人的には、新幹線に乗る時に、ベビーカーをいつやめるか?というのも難しい点でした。
成長して自分で歩くようになってくると、ベビーカーにかけていた荷物は自分が持つことになり(夫がいる時はよいですが)、また新幹線では全く寝ないにもかかわらず、着いた後の在来線で寝てしまう、、、といったことも多々あるからです。
ですが、思い切ってベビーカーをやめてみると、ナシならナシで問題なかったりするものです。
大きくなるにつれて、言葉でのやりとりができるようになると、移動は絶対に楽になっていきます。
親は大変だな〜と思ってしまう長距離移動ですが、子どもはいつもとは違う乗り物に、ワクワクとしているはず。
ママもパパも、準備は万端にしつつ、楽しむ気持ちでいるのが一番かもしれませんね。


by むらちゃん、coquille
 

 

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