スマホは育児の頼れる味方 ~ぴーれメンバーのおすすめアプリ~
2020年2月7日
現代の生活の中で、もはやなくてはならないものとなりつつあるスマホ。
育児の世界も例外ではありません。
数年前には日本小児科医会が「スマホに子守をさせないで」というポスターを作り、
賛否両論が巻き起こったこともありましたが、
筆者の実感としては、「スマホに子守を任せきり」というような家庭はごく一部で、
使う場面や時間について家庭でのルールを取り決めながら(それをときには破られながら、そして話し合いながら)、
上手につきあっている保護者が多いように感じています。
今回はぴーれメンバーから教えてもらった「うちの子のお気に入りスマホコンテンツ」についてご紹介します。
(あくまでも個人的なお気に入りの紹介です。お子さんとスマホとのつきあい方は各家庭の方針でご監督ください。)
我が家のイチオシ!
まずは筆者宅のイチオシアプリから。
もはやこれがないと乗り切れない!『ねずみタイマー』
3分、5分など時間を指定し、その時間中ねずみがひたすらりんごを食べ続けるこのアプリ(↑写真は1分の画面)。
理解が難しい時間の概念を「見える」化ですることで、
例えば「ねずみさんが食べ終わるまでにお着替えしよう!」といったような使い方ができます。
こちらのアプリが、筆者の家では実はイヤイヤ期の次女のクールダウンにひと役買っています。
イヤイヤがヒートアップして手がつけられなくなったとき、
我が家ではタイムアウト(いったん場所を移して静かに短時間座らせる)をとるのですが、
その残り時間がわかるように見せていたこのタイマーを、最近は次女が自ら要求するように。
ひとしきり泣いて暴れた後で「ねずみさん見たい…」と言い出すのが気持ちの切り替えの合図。
涙や鼻水を拭いてソファに座らせ、タイマーを起動すると、りんごを食べるねずみを真剣に見つめます。
「ほんと食いしんぼね~」などと言い出すころには気持ちもすっかり落ち着いています。
電車移動の強い味方!『ごっこランド』
こちらのアプリの魅力はなんといってもコンテンツの多さ。
実在の企業名を冠した30種類以上のお店屋さんごっこやお仕事ごっこが入っています。
3歳の次女も使いこなせるシンプル操作ですが、小二の長女も飽きずに楽しめます。
ゲーム系アプリには珍しく、課金オプションやうっとうしい広告が出ないのもありがたい点です。
(各企業サイトへのリンクはありますが、勝手にはとべない仕組みになっています。)
長距離の電車移動の際、しりとりやクイズにも飽きてきた頃にジャジャーンと登場させると、
大喜びでしばらくあれこれ熱中しています。その間こちらはしばしの休憩タイムです。
メンバーのおすすめ!
ここからはメンバーのおすすめコンテンツをジャンル別にご紹介します。
みんな大好きキャラクター
普段からお気に入りのキャラクターが登場する動画やアプリはみんなやっぱり大好き。
- YouTubeの『しまじろうチャンネル』がおすすめです。
トイレトレーニングなどの生活習慣を身につける動画が多いので、
できるようになってほしいことの練習に使います。トイレで見せてました。<3歳と0歳の男の子ママ>
- 『NHKキッズ』のアプリもおすすめです。
コンテンツはEテレなので、幼稚園までの子に安心して見せておけます。視聴時間も設定できます。<同上>
- 我が家はあまりアプリなどはとっておらず、
子どもが携帯で何かするときは、『しまじろうクラブ』というこどもちゃれんじのwebサービスで
動画を見たりゲームをしたりしています。
中には会員限定のものもありますが、会員じゃなくても楽しめるものも多くあるのでおススメです。<年中を筆頭に3人の女の子のママ>
しまじろうには筆者宅もずいぶんお世話になりました。
上記の『しまじろうクラブ』でダウンロードできる『ドンジャカプー』というリズム遊びのアプリや、
『空想どうぶつえん』というお絵描きアプリも楽しいですよ。
知育・お勉強系
少し大きくなると知育要素のあるアプリも楽しむようになってきます。
- 年少から年中ぐらいの頃、『ゆめある』というシリーズの、パフェやサンドイッチなどを作るアプリをよくやっていました。
あとは、ピタゴラスイッチみたいな、『ピタゴラン』など。<年長男の子ママ>
- 年中ぐらいからは、『レゴライフ』。
自分で作ったレゴを写真にとって、自分でアップしています。
ほかの人が作ったレゴ作品に、いいね!のハートマークを押したりして交流できます。
作品ができた時にスマホを貸します。<同上>
- 基本、無料アプリしか入れませんが、『pinkfong ABCフォニックス』(App Store/Google Play)は、唯一、途中から有料になり、
全購入思い切りましたが、良かったです。割引されてるタイミングでした。
これのときは、やめるまで使わせています。<同上>
教えてくれたメンバーからは、スマホとのつきあい方に関するコメントも。
「最初は、かたくなにスマホを触らせていませんでしたが、
まわりのお子さんで、とくにふたりめの、入園前の小さな子が、ランチの時など、
パッドで知育系のアプリゲームをやっているのを見て、あ、そんなこだわることないのかも…、と思い、解禁しました。
音は消しますが、ランチタイム、カフェや新幹線移動時など、最後の手段として出したり、
家でも、特別な感じで触らせます」とのことでした。
番外編:怖~いあのアプリ
- 『鬼から電話』が1番使いました。
最近は使ってませんが…3歳の時代によく使って泣かせました…かわいそうだけど、効果的です。<4歳男の子&2歳女の子ママ>
最後に登場したのはあまりにも有名なこのアプリ。
怖~い鬼が言うことを聞かない子を代わりに叱ってくれます。
「子どもを脅す躾はよくない」と某教育評論家に指摘されたことでも話題になったアプリなのですが、
アプリが登場する前から、なまはげの鬼のように、脅かすタイプの躾ってあったと思うんですよね。
アプリだけを悪者にするのは違うんじゃないかな、というのが筆者の感想です。
因みに、筆者のスマホにもこちらのアプリは入っていますが、実際に起動したのは1,2回。
以降は「あ、もしかして鬼が…」と存在をちらつかせるだけで娘たちは震えあがっていました。
今回久しぶりに見てみたら、今は怖さも段階別で選べるようになっていたり、
人気者から電話がかかってくるメニューがあったりと進化しているようです。
長々とおつきあいいただきましたが。
おすすめスマホコンテンツ、いかがだったでしょうか。
こと育児の分野では新しいメディアは批判されがちですが、
スマホやタブレットから全く切り離した生活というものも想定しにくい今、
神経質に規制するよりも賢くつきあっていけたらと思っています。
どうしても画面を注視する使い方になるので、視力への影響は気になるところです。
長時間の使用や画面との距離にはご注意を。
親子で楽しいスマホライフをお過ごしください!
BY むーちょ