何が必要? 入学準備

2020年12月11日

年末が近づいてくると、卒園と入学もいよいよ。入学予定のご家庭では、何が必要なのだろう?と、モノの準備についても気になってきますよね。ランドセルという大きな買い物が済んでいる方は、とくにそうかもしれません。

新1年生保護者説明会が行われるのは2月頃。基本的にはそこで、必要なものを一気に教えてもらうことになります。学用品のリスト、というイメージかもしれませんが、実際はそれに加え、細かな規定や記名位置なども薄い冊子に記載されており、詳しく説明を受けるかたちです。学校で一括して購入し、入学式で配布される学用品もあります。

説明会まで待っておきたいところですが、2月頃というと、卒園式の準備も迫っていますよね。卒園まわりで何かしらの係を引き受けている人は、それに集中したいという思いもきっとあるでしょう。そこで、先にチェックしておけるポイントを書き出してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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雨の日の通学について

我が家の場合、幼稚園の頃は、毎日自転車で送迎をしていました。強い雨の時のみ、徒歩での送迎。園の制服の上にポンチョ、長靴を身につけ、子ども用の長い傘を本人がさして歩くスタイルでした。入学を機に新調しようかと、小学生のお子さんがいる友人に「レインコートはどういうものを買っておけば良い? ランドセルの上からかぶせるもの? それとも下に着てランドセルは上から背負うの?」と相談したところ、「レインコートを着ている子はあまりいないよ」と聞き驚きました。基本的には、傘とのことでした。「ウィンドブレーカーのようなものがあると、小雨の時にも便利かも。学校に置き傘を置いておくことになると思うから、折りたたみ傘を用意して、自分で開閉できるように練習しておくと安心」と教えてもらいました。ランドセルは濡れてしまわないのかな?と心配しましたが、一年生は黄色いカバーを全員がつけるので、その上からさらにカバーをつける人はほぼいないとのこと。入学してみると、まさにその通り。我が家では、長い傘のほか、小雨(や肌寒い日)用のウィンドブレーカー、置き傘として子ども用折りたたみ傘を用意しておきました(置き傘については、小学校により異なると思いますので、ご確認ください)。

 

名前つけ

入学時の名前つけは、うわさなどでも大変だとよく耳にしますよね。確かに算数セットの名前つけなどは、細かなパーツが多いので手間はかかります。けれど、さまざまなサイズが入った「おなまえシール」を用意しておけば、それだけで楽チン。文房具などは、絵柄NGなところも多いと思いますので、定番のシンプルなものを選んで、名入れしておくと安心です。体操服や上履きなどへの記名は、苗字だけと決まっているものもあります。また、園が制服だった場合は、毎日私服になるので、ぐっと必要な洋服の数が増えますね。春に必要になりそうな衣類はある程度そろえておくのがおすすめ。着る直前に名前を記入しようとすると、タグがなくて焦ってしまうこともあるので、早めに準備しておきましょう。

 

卒園時に園からいただくもの

園によっては、卒園のお祝い品として、学用品をプレゼントしてもらえる場合があります。たとえば筆箱や鉛筆、クレヨンといったもの。保護者説明会を終えたら、待ってましたとばかりに一気にそろえてしまいがちですが、このように、卒園のタイミングでいただくなどして重なることも…。とはいえ、逆にそれに頼りすぎてしまうと、規定では絵柄のついているものはNGだったけれど、いただいたものが絵柄つきだったといったこともありえます。小学校によって規定もそれぞれなので、やはり、同じ幼稚園→同じ小学校で、上にお兄ちゃん・お姉ちゃんがいる保護者の方に聞いておくのが一番。その年ごとに変わるものもあるかもしれませんが、事前にチェックしておくと安心です。

 

子どもの好きなもの

授業中に使う学用品については、キャラクターや絵柄NGということが多数。一方、水筒やバッグなどは、とくに規定がないことも多いのではないかと思います。自由に選べるものについては、お子さんの好きなものや、色、柄のものを選んであげると、入学・通学のテンションアップ!につながるかもしれません。「これ好きなの?」と新しいお友達と、会話のきっかけになることもあるかも。

小学校になると、既製品の方が増え、手作り率は下がるようにも感じますが、やはりハンドメイドは素敵ですね。その際も、サイズや規定は要チェック。また、春が近づいてくると、「入学のお祝い何が良い?」と聞かれることもしばしば。そういう時に、名入れのグッズ、図書バッグなど、お願いするものを考えておくのも良いですね。体育着の袋などは、小学校によって、巾着が片開き、持ち手つき、などと指定のある場合もあります。じっくり選びたい派の人は、購入はまだ待ちつつ、今のうちから商品や生地に目星をつけておくと良いかもしれませんね。

 

 

入学式用のセレモニー服

今年度の狛江の入学式は、コロナウィルスの影響もあり、屋外(校庭)にて行われました。屋外とはいえ、大人も子どもも、カジュアル寄りではなく、きちんとした服装の人が大半でした。また屋外だったからか、写真を後から見てみると、大人も子どもも、足元が思っていたよりも目立つと感じました。保育園や、制服のない幼稚園に通っているお子さんは、卒園式で着るものを、入学式でも着られるかもしれませんね。一方、お母さんの分は、やはり卒園式では紺色などのダーク系が多く、入学式では白、薄いグレーなど、明るめの色の方が多かったという印象。スーツではなく、うまく上と下を組み合わせている方もいました。ダーク系のジャケットでも、コサージュが明るい色だったり、大きく華やかだったりすると、入学式らしさが出るようです。ほかに着る機会がないと思うと、どれぐらいの値段の、どういったものを買うか迷いますよね。我が家の場合は、子どものスーツや靴などの一式は、来春入学予定の、ひとつ下のお友達にお譲りしました。入園・入学用の自分のスーツについては、小学校高学年の子どもがいるわたしの妹と一緒に買いに行き、シェアすることにしました。

 

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狛江は小さな街なので、どの小学校も、学用品や行事などを含め、共通することが多いのかな?と思っていました。けれど実際はそれぞれかなり違うことも多いと感じました。今年度の運動会についても、いつ、どのようなかたちで行なったのかは、聞いてみると学校によりさまざま。土曜授業がどの週にあるのかも、統一ではなく、学校により異なります。必要な物や規定に関しても、狛江のA小学校ではこうだけれど、B小学校ではこう、と異なることも。

わたしの場合、インターネットでひとつひとつ選んでいきましたが、ショッピング施設に出かけて、1日で購入したというご家族もあり、さまざまですね。ちなみに、体操服などは、購入できる店を学校で教えてくれます。

卒園式用の服、入学式用の服、そして入学アイテムなどなど。入学する子どもたちは、文字通り、まさに新品づくしの、ピカピカの一年生。まだ少し先ですが、年が開けるとあっという間。入学に向けてのそんな準備の時間も、ぜひ楽しんでくださいね。

 

by coquille