赤ちゃんからはじめる性教育~はじめの一歩~ @よしこさんち

2022年12月9日

少し前のお話になりますが、10月に行われた「ふらっとWeek♪」のイベントの1つで、「あかちゃんのわ」さん企画の
「赤ちゃんからはじめる性教育~はじめの一歩~」にお邪魔してきました!

先生と赤ちゃん
△笑顔がステキな鍼灸師の横山さん

 

 

当日は4組の親子とオンラインで数名の方が参加されていました。
お天気もよく、柔らかな日差しが差し込むお部屋。おばあちゃんの家に遊びに来たか?と錯覚するようなよしこさん家。
とても暖かくやさしい雰囲気の中お話はスタートしました。

 

3つの軸

今回お話をしてくださったのは、狛江ではりきゅう庵 いをり(インスタグラムのページ)を営む横山さん

 

・どうして性教育が必要なのか?

・どうしてあかちゃんの時から必要なのか?

・どうやって教えるのか?

 

という、3つの軸でお話をしてくれました。

 

どうして性教育が必要なのか?

  • 子どもを犯罪から守るため 
  • 将来子どもを産みたい時に産める体の土台づくりのため

 

女の子サイトアクセス子宮150

子どもに知識があれば、犯罪に巻き込まれたり、誰かを巻き込んだりすることもなくなりますね。またフィクションとノンフィクションの判断もできるようになります。
そして、自分の体を知ることは不調や異変に気付けることでもあります。恥ずかしながら、わたし自身出産する前は生理のことをちゃんと理解していなかったし、夫はもっと知識がありませんでした。
お互い相手の体を知ることは、相手を思いやる気持ちにつながっていくんだなと思いました。

 

どうしてあかちゃんの時から必要なのか?

  • 親が動揺しない様なマインドづくりのため。

 

焦る男性150焦る女性150

これはほんとにそうだと思いました。
知識がないことで上手に対処できず、変な汗が出てしまう、なんてありますよね。

 

どうやって教えるのか?

  • まずは水着ゾーンについて小さなころから教えてあげるといい。
  • イヤという意思表示はたいせつ。NOは絶対的効力。それでもやめない人はきけんな人
  • 夫(パートナー)の性教育も重要。

 

 プライベートゾーン男女修正

※身体の水着で隠れる部分と口をプライベートゾーンといいます。

水着ゾーン(プライベートパーツやプライベートゾーンとも呼ばれています)という言葉は浸透してきたと思いますが、小さい子どもにどう伝えていいか迷いますよね。横山さんは「あかちゃんのもとが入っているんだよ。だから大事にするんだよ。」なんて伝えるのもOKと教えてくれました。

 

 

マインドを変えたい!

始まる前に横山さんとお話をさせてもらったのですが
「ママパパのマインドを変えたい!」と言っていたのが印象に残っています。
わたしも同感で、もっと早く聞きたかった~、と思いました。みんな初めて親になり、育児もお世話も初めて。
性教育という別枠を設けるのではなく、母親父親学級の様な場面で、性教育の必要性を伝え、お世話のなかで自然な流れで性教育できる環境やマインドが整っていると、性に関わる話のハードルが下がるのかなと思いました。
また、「なんでも話せる関係づくりも必要」という言葉も心に響きました。0歳の子どもと話すことはできなくても、アイコンタクトや声掛けでコミュニケーションを取ることができます。授乳やおむつ替えやお風呂の時に
たくさん声掛けするといいかもしれませんね。その積み重ねが「あなたは大切な存在なんだよ!」というメッセージとなって、なんでも話せる関係につながっていくんだと思います。

 

                                                                                                                                            

 

あかちゃんのわ

あかちゃんのわ

 

「子育て中のひと時を、ホッとできるような居場所」をモットーに
毎週木曜日によしこさん家で開催されています。
これからも不定期ではあるけれど、性教育イベントを行っていくとのこと。
他にもイベントを行っているので興味がある方はぜひ参加してみてください。
HPとインスタグラムがあるので詳細は下記アイコンからご覧ください。

あかちゃんのわHP   インスタグラフィックス50

 

 

 

よしこさんち

よしこさんちであかちゃんのわ

 

よしこさん家は「誰もが気軽に訪れることができる地域の居場所」を目指して活動しています。さまざまなコンセプトの「居場所」を提供されています。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。

 

 

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