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HOME子育てあれこれ保育園コマエのホカツー教えて 先輩ママ!(事前準備編)

今年の保育所入園もなかなかの激戦でした。

これから子どもを保育園に預けながら働きたいと考えている方、育休を控えているママは、これからのホカツ(保育所入園活動)のイメージがなかなかつかめないというのが実情ではないかと思います。

そこで、2013年・2014年に第1子のホカツを行ったママ2人にインタビューし、今回は「いつから動いたらいいの?」「どんなことをすればいいの?」といったホカツの基本についてまとめてみます。

保育所の基礎知識

狛江市内の保育施設は、認可保育所(詳細はこちら)13園、事業所内保育事業所1園、認証保育所5園(詳しくはこちら)、家庭福祉員5名です。(すべて平成27年4月現在の情報です)

認可保育所について

公立が6園、私立が7園あります。(平成27年4月現在)
公立と私立の違いですが、公立は大体同じような保育方針や保育環境であることに対して、私立はそれぞれ独自の保育方針やカリキュラムがある保育所が多く見受けられます。
いずれも、申し込み先は「狛江市」です。

事業所内保育事業所について

ヤクルト狛江あいあい保育園があります。定員は従業員枠10名、地域枠5名です。保育料は認可保育所と同じ基準です。地域枠の申し込み先は「狛江市」です。

認証保育所について

認可保育所が対応しきれなかった保育ニーズにこたえて作られ、都が設置を認証した保育所です。
こちらは「各保育所」に申し込みます。
認可に比べて、延長保育により長時間保育をしてくれたり、持ち物が少なかったりと働く親にとって至れり尽くせりのサービスがある場合もあって、
あえて認証を選ぶ方もいるようです。保育方針も特色のある園が多いのも認証保育所です。

家庭福祉員について

家庭的な雰囲気の中で保育する制度です。市内に5名の家庭福祉員がいます。

ホカツ経験済みママへインタビュー

実際に2013年、2014年にホカツをして現在復職したママ2人にインタビュー!

現在お子さんが通っている保育園はどちらですか?

Aさん 「うちは調布の認証保育所に毎日楽しく通っています」
Bさん 「私は狛江の認可保育所にお世話になっています」

経験してみて、いつからホカツをスタートすれば良いと思いましたか?

A 「できたら妊娠中から情報を集め始めるのがおすすめですね。興味のある園には見学に行ったのですが、見学には事前申し込みが必要で、一回に見学できる人数が限られたり、毎日見学を受け入れているわけではないので、園によっては数か月待ちということも。ですので、見学申し込みは早い方が良いかと。ちなみに、見学時期は新年度の入園で慌ただしい4月を避けた方がいいですね

なるほど。自分が見学したいタイミングに予約できるかはわからない、ということですね。

A 「また、認証保育所や認可外保育園は先着順・書類選考・抽選と独自の選考方法があり、募集の時期もそれぞれ。動き出した時には募集を締め切っていた、というところもあったので、早くから準備を始めると選択の幅が広がると思います」

B 「私は、子どもが生まれてから保育園のことを意識しはじめました。本格的に始めたのは1歳になってからです。でも、世田谷区に先着順の認証保育所があることを後で知って、できるだけ早めに情報収集することが大事だなと思いました」

情報収集はどのようにすればよいの?

A 「保育園見学で一緒になったママたちとお話しして、積極的に情報交換をしました。毎年状況が変わるので、リアルタイムの情報はとても大事。また、市役所にも電話して、全体の状況や自分の待機順位を何度もチェックしました。ネットも活用しました」

B 「私も園庭開放や保育見学にきているママと情報交換しましたね。あとは、お散歩中に街で見かけた保育園児や先生の様子をさりげなくチェックしていました。自分の目で見た情報はとても大切だと思います」

A 「あと、会社で実際に育休制度を利用した先輩ママに色々教えてもらうのもおすすめ。復帰後のことも考えて、社内に子育てについて相談できる人がいると心強いですよ」

具体的には、どのような準備・活動をしましたか?

A 「まず、産休育休に入る前に自分と配偶者の勤務先の子育て関連情報を調べておきました。今は企業内保育所があったり、福利厚生で保育料の補助等がある場合も。その後はひたすら見学してまわりました。たぶん20園以上はまわりましたね。特に認証は園によって保育方針が異なるので、わが子の教育方針を夫婦で話し合う良いきっかけになりました。赤ちゃん連れでの見学は骨が折れますが・・・」

B 「0歳の10月末に狛江市の保育展(リンクは2014年度のもの)を見学し、入園のしおりをもらいました。うちは4月生まれなので、1歳を迎えた2014年4月に公立保育園の園庭開放(ひまわり)に積極的に参加したり、認証保育所の小田急ムックで行われていた公開保育や誕生会に参加し、雰囲気を探っていました。各園の申し込みスケジュールチェックは必須です」

実際にホカツをやってみての感想は?

A 「認可を希望する場合は、まず自分の家庭状況が認可保育所の入園圏内にあるのかチェックしたほうがよいですね。うちは1歳の時に認可の申し込みをしたのですが、待機順位を聞いて来年度の入園も厳しそうだったので、認証と認可外保育所の見学を優先しました」

B 「認可がダメでも認証には入れるだろうと甘く見ていたのですが、認可と認証では応募する層が違うということが分かりました。認可は、父母の就労状況、年収など選考基準がはっきりしていて、ある意味公平です。でも、認証は先着順以外は選考基準が不透明で、認可よりサービスがいいのであえて認証を選んでいる人も多い。つまり全員が認可への入園を希望しているわけではない、ということです」

B 「あとは、早生まれは圧倒的に不利ということ。今年の結果を見てもわかるように、1歳児が最も激戦です。入園のベストタイミングは0歳の4月。特に2月3月生まれだと、0歳の4月は預かってもらえる月齢にすらなっていないので、おのずと1歳の4月入園となってしまい激戦に巻き込まれてしまいます」

先輩ママたちの意見をまとめてみると・・・

早めの活動開始が吉!

情報収集は同じホカツママから得る

早くから知っておくことで、その後の行動がスムーズになるのは確かです。また、情報は生き物なので、同じようにホカツをしているママからフレッシュな情報を得るというのもポイントのようです。

「コマエのホカツ」については、今後もテーマを変えて取り上げていきたいと思います。もし、「こういうこと、知りたい!」ということがありましたら、ぴーれまでメールでお知らせくださいね。

 

by    ばななママ  やま   shino

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