1月15日に当サイトで掲載しました、「冬はベビーとどう過ごす?」。今回はその後編、狛江周辺でベビーと冬も安心して遊べる場所を探してみました。
狛江から1時間以内で行けるおでかけ!
冬でも気分転換に子どもとちょっとお出かけしたい、そんな方にお勧めのおでかけスポットをいくつかご紹介します。
神代植物公園
狛江駅前からバスで1時間(調布乗り換え)、たまには広々とした場所で遊ばせてあげたい!そんな時にお勧めなのが神代植物公園です。筆者は独身時代から、定期的にこちらの公園に足を運んでいました。いつの間にか結婚、出産し、ついには子連れでお出かけができるようになり、嬉しさもひとしおです。娘が生後3か月の頃からこちらに連れてきていますが、ベビーカーでも楽々散策でき、授乳室やオムツ替え可能なトイレも設置されており、赤ちゃん連れのおでかけも安心です。晴れた日には芝生広場でかけっこしたり、お弁当を広げてピクニック気分を味わってみてはいかがでしょうか。園内には軽食レストランや売店、また深大寺方面に足を伸ばせば名物の深大寺そばも堪能でき、暖を取るのにも最適です。運が良ければボランティアの方々による無料の園内ガイドもあり、木々や花々についてあれこれ教えていただくことができます。子どもたちの「あれ何?これ何?」の質問攻撃にも笑顔でお答えいただけるかもしれません。ちょうど「うめ園」が見頃で、3月6日まで「梅まつり」が開催中です。休園日など詳細は公式ホームページをご覧ください。

成城コルティの屋上
男の子のいるママへのお勧めは、狛江から小田急線で2駅、成城学園前駅直結の成城コルティ、4階の屋上庭園です。新宿方面の庭園からは勢いよく走る電車の数々が、狛江方面の庭園からはすっかり雪をかぶった富士山も見えて、ちびっこたちも大興奮です。ママたちにとってはコルティでのお買い物がリフレッシュになるかもしれません。

生田緑地
ぴーれでも過去に紹介したことのある生田緑地は、狛江からも小田急線で3駅(向ヶ丘遊園駅下車)、夏場にお出かけになった方もたくさんいらっしゃるかもしれません。冬のおでかけも室内で過ごせる施設が複数あるので、子どもと一緒に寒い思いをせずに楽しく過ごせます。
岡本太郎美術館
子どもが生まれてから、美術館へ行くのはずいぶん先になりそうだなと思っていました。こちらの美術館は狛江からも近く、親子連れにもフレンドリーなので一押しです。子ども向けのワークショップなども随時開催されており、オムツ替えスペースなどもしっかりあるので安心して利用できます。常設展も1月15日からリニューアルオープンしましたので、初めての方もリピーターの方もぜひ足をお運びください。太郎の独創的な世界観や色づかいが、子どもたちの感性をぐんぐん伸ばしてくれるかもしれません。ミュージアムショップでは「太陽の塔」のフィギュアやキーチェーンなどの太郎グッズほか、子ども向けの書籍やおもちゃも販売しています。子育てにアートも取り入れてみては?!展示情報は公式ホームページをご確認ください。
かわさき宙(そら)と緑の科学館
澄んだ空気のもと、冬の夜空を見上げてゆったりと過ごす・・・赤ちゃんがいると、それどころではなくなってしまいますよね。風邪をひかせたら大変ですし、お風呂や寝かしつけで夜も何かと慌ただしいものです。そんな時、先輩ママさんに連れてきていただいたのがこちらの「かわさき宙(そら)と緑の科学館」。館内のプラネタリウムの「ベビー&キッズアワー」はとくにお勧め!乳幼児(4歳くらいまで)のお子さんと保護者の方が対象となっていますので、途中で泣き出してしまっても周囲を気にせず安心して鑑賞できます。内容もわかりやすく、星にちなんだ曲をみんなで歌ったり、星座のお話が聞けたりと、飽きさせません。わが家の1歳の娘も最初は暗闇を怖がって泣いていましたが、雄大な星空や惑星をみて、筆者の膝の上で手をたたいたり、キャーキャー楽しそうに歓声を上げ始めました。投影時間は約35分間と、コンパクトな上映で子どもにはちょうどいいかもしれません。 ※観覧券は当日9:30より販売、一般400円、こども(中学生以下)無料。プログラムや詳細は公式ホームページをご覧ください。
併設の「カフェ星めぐり」はテラス席もあり、離乳食をあげながらコーヒーとサンドイッチでほっと一息つくことができました。

生田緑地で冬の森林浴、気分もすっきりです。
ぴーれの過去記事の生田緑地特集もあわせてご覧ください。
東京都井の頭自然文化園
本園の動物園と分園の水生物園がある、狛江から一番近い動物園。暖かい季節には、お弁当を持参して芝生の広場でランチをされた方もいるのではないでしょうか。動物は、有名なゾウのはな子はもちろん、ペンギン、サル、キツネ、タヌキ、リスなど、絵本に出てくるようなベビーに馴染みのある動物から、マーラやフェネックといった珍しい動物まで様々です。
今回、取材したのは1月中旬。数日前に降った雪が園内のあちこちにあって寒い日でしたが、暖かい季節とは違った動物の表情に、子どもも興味津々でした。
雪があって芝生でのランチは難しかったのですが、正門近くの売店前にテントが設置されており、中はストーブで暖かい空間になっていました。ベビーカーで入ることもできて、ベビーは持参したお弁当を、ママは期間限定のボルシチセットをいただきました。また、同園はベビーカーの貸し出しやベビー向けの売店メニューなどはありませんが、園内ではおむつ替えのできるトイレもあり、僅かですが売店ではおしりふきなども売られていましたよ。(メニューや売り物については、取材時点のものです)
なお、1月7日から3月6日までは、「Visit ほっと Zoo 2016」というイベントも開催されているとのこと。スタンプラリーや、冬ならではの情報があるそうです。詳細は、公式ホームページおよびこちらのサイトにてご確認ください。
ベビーカー移動のちょっと気になるポイント♪
井の頭自然文化園に行く際、私はいつも吉祥寺の駅から徒歩で向かいますが、ベビーカー使用の際には、注意した方が良いと思う点がありました。
1)下北沢駅での乗り換え
下北沢駅は利用客も多く、ホームは狭い個所もあるため、移動には注意が必要です。狛江から行く場合、8両編成だと新宿寄りの2両目後ろから3両目前あたりがちょうどエレベーターのあたりになるようです。1両目、2両目前方の辺りはホームが非常に狭くなっているので注意してくださいね!
一方、京王井の頭線の下北沢駅ホームのエレベーターは渋谷寄り。渋谷へ向かう人が多くてベビーカーの移動が難しいこともあるので、焦らずに移動できそうなタイミングを見計らった方がいいと思います。乗り換えにはエレベーターに何度も乗る必要があるため、一度で乗れないことも加味して時間に余裕をもっていく方がいいと思いました。
2)井の頭公園も散策したいなら!
ベビーカーで動物園へ行くには、吉祥寺通りを進むと楽ですが、せっかくだし公園内の散策もしたいという方は、井の頭池近くにあるスロープから行くのもお勧めです。
京王井の頭線の吉祥寺駅に着いたら、改札を出て左側にあるエレベーターで1階まで降り、公園口方面から動物園へ向かいます。その際、コーヒーショップと専門学校の間の道をまっすぐ進むと、5~10分ほどでベビーカーも通れるスロープ付きの階段に行き当たります。ベビーカーご利用の際はぜひ歩いてみてくださいね。
室内で過ごしたい!~おすすめ絵本4選!
突然ですが、
外遊びが苦手なそこのお母さん、私もです。
もうじき2歳の男の子を持つティッチです。
1月に狛江にも雪が降りましたね!
雪が降ったその日、子どもに雪を見せようとお外に行くと「さむ~~い」を連発して縮こまったポーズをとり、そのままフリーズ。子どもはろくに歩かず(動かず?)お散歩終了。外に出る準備は大変だったのに…! なかなか辛いお散歩でした。(翌日の晴れ間になんとかかんとか雪でちょこっとだけ遊べました。)
そういうわけで、わが家の場合、寒い日にはお散歩を早めに切り上げて、お家で絵本タイムを長めにとります。この季節の読み聞かせはなかなか大変ですね。乾燥シーズンなので地味にのどがしんどかったりも…。絵本が好きなのは嬉しいけれど、けっこうキツイときがあります~~~。でも、やって…いま…す…。
そんなうちの子(2歳男の子)の最近のお気に入り絵本を少しご紹介します。
「すすめ!ゆきのきゅうじょたい」
竹下 文子・文 鈴木 まもる・絵 出版社・金の星社
こちらは今、我が家で大ブームが来ています。もう毎日これ。ちなみに狛江の駅近くの本屋さんで私が衝動買いしました。きっとうちの子この絵本が好きだわ…と直感的に。男の子のせいか車系の絵本が大好き。こちらの絵本は大好きな「はたらく車」が沢山出てきて活躍するお話で、うちの子にドンピシャでした。ミニカーのショベルカーやダンプカーと絵本を合わせて何やら自分も絵本の世界で活躍しているような遊びをしています(笑)
「バスでおでかけ」
作絵・間瀬なおかた 出版社・ひさかたチャイルド
表紙にサンタさんの看板がチラッと見えている通り、本来はクリスマスの時期にぴったりな絵本です。でも我が家は夏ごろからほぼ毎日読んでいます!そしてまた「車」系です。すみません。うちの子はバスも大好き。こちらの絵本は毎ページ、絵の中に本編とは別のストーリー性があるようで、じっくり観ていると思わずいろいろな想像をしてしまいます。2歳前の子では今はそこまで読みとれませんが、もう少し大きくなって「あ!ここは○○だね」などなど、子どもが報告してくれたら楽しいだろうなぁ、なんて期待しちゃってます。
「ねずみくんのチョッキ」
作・なかえよしを 絵・上野紀子 出版社・ポプラ社
「ねずみくんのチョッキ」シリーズはなんと全31巻40年以上読まれているそうです!親世代も懐かしい一冊ですね。確かに、個人的に「ねずみくんのチョッキ」のその後が気になっていたので、シリーズ化に納得です。
近頃、うちの子はこちらも大好きで、読んで読んでと持ってきます。なんとなく私の勝手なイメージで、カラフルな絵の方が子どもにはウケるのかと思っていたのでちょっと意外…。子どもってちゃんと見ていますね。お話しのリズムがいいのかな?文章にも絵にもリズム感があるような気がします。長年愛される絵本はやはり間違いありません!
「しんせつなともだち」
作・方 軼羣 (ふあん いーちゅん) 訳・君島 久子 画・村山 知義 出版社・福音館書店
こちらは私がおすすめしたい絵本です。冬にぴったりな一冊だと思います。寒くて厳しい季節を一緒に過ごしているからこそ、お互いを思いやる気持ちに、読んだあと心が暖かくなりますよ♪大人の方にもおすすめしたい絵本です。ちなみに2歳男子のうちの子には今はあまり響いていないようです…。読んであげるなら3歳からの絵本なので、来年あたりには一緒に読めるようになれていたらいいなぁ。
前編・後編の2回に渡って、冬のベビーたちとの過ごし方をご紹介してまいりました。長い冬の間も、時には外で、また室内で楽しく快適に親子でお過ごしいただけたらと思います。こんな場所もお勧め!こんな場所を紹介してほしい!というリクエストなどがありましたら、どしどしこまえスマイルぴーれ編集部までお知らせください!みなさまのリクエストお待ちいたしております~
byティッチ、tam-03、やま、うさこ