雨の日や、真夏の炎天下、公園などに行きたくてもなかなか行けず、こどもとおうちでどのように過ごそうか悩むことはありませんか。そんなときは一緒に何かを作ってみるのはいかがでしょう。
今回は、実際にこどもたち(5歳女子と2歳男子)と作ってみたものの中から、思い立ったらすぐにできそうなレシピをいくつかご紹介します。
なお、こどもが担当した部分を赤字にしてみました。年齢によってできる部分がかわってくると思いますので、あくまで目安となります。できそうなところを無理なく行ってみてください!
わいわい型抜きクッキー
材料(作りやすい分量)
★薄力粉120g、ベーキングパウダーひとつまみ
★メープルシロップ50g、サラダ油30g、砂糖5g、塩ひとつまみ
作り方
1★をビニール袋に入れます。★をボウルに合わせよく混ぜます。
2★のビニール袋の中に★を流しいれ、ムラなくひと固まりになるまで袋の上からよくもみもみします。
3 ビニール袋の上から麺棒などで平にのばします。袋をはずして、好きな型でぬきます。
4 クッキングシートをひいたオーブン皿の上にのせて、予熱を上げたオーブンで170℃で13分~焼きます。
3歳前まで軽度の卵アレルギーだった娘のために卵無しのレシピを色々探し、試行錯誤したレシピです。
もし全粒粉があれば、★の薄力粉を90gに全粒粉30gを合わせて作ると、より風味がでます。焼き時間はオーブンの種類によって違うので、各ご家庭で様子を見ていただければと思います。
型を抜くのがまだ難しい年代のお子さんでしたら、丸めて平らにするのでも大丈夫です。我が家の2歳男子は、食べる専門でした。
また先日、年長さんの娘がお友だちと一緒に、わいわい型抜きするところから作ったら、お友だちも楽しそうでした。
好きな果物は何ですか?旬果のきらきらゼリー
材料(約4~6人分)
★粉ゼラチン5g、冷水25ml
★水80ml、砂糖大さじ2杯 ★レモン汁小さじ1杯、炭酸水(無糖)200ml
種なし巨峰6粒(皮をむいておく)
作り方
1 粉ゼラチンは、分量の冷水にふり入れてふやかします。(10分くらい)
2 小鍋に★を入れて沸かし、砂糖を溶かします。火を止め、1を崩しながら加えゼラチンが溶けるまで混ぜます。
3 容器(うちではタッパーを使用)に移し、粗熱をとります。★を順に加え優しく混ぜます。巨峰をぽんぽん入れます。
4 冷蔵庫に入れて冷やし固めます。お皿にスプーンなどですくって盛り付けます。
夏が旬の果物のスイカでも作りました。種をとる手間はありますが、カットされて売られているのを使うと手軽です。旬果ではなくなりますが、缶詰のみかん等を使うとさらに手軽です。
巨峰の皮をむくのは、子どもによっては夢中でしてくれる場合もあります。お子さんの興味のありそうな部分を担当してもらいましょう。我が家ではタッパーにまとめて流して大きく固めましたが、一人分ずつ容器に分けて固めるのでもOKです。
火を使う際はお鍋が熱くなるのでご注意ください。
ぐるぐる混ぜて、クリームチーズケーキ
材料(直径9cmマドレーヌ型6個分)
●ビスケット60g、バター40g(耐熱容器に入れ、レンジで数秒かけて溶かす)
●クリームチーズ200g(冷蔵庫から出してやわらかくしておく)、砂糖80g、生クリーム100ml、卵1個、レモン汁大さじ1/2杯、薄力粉15g
作り方
1 厚手のビニール袋にビスケットを入れ、上から押さえたり叩いたりして細かく砕きます。溶かしたバターを加えよくもんで混ぜ、型の底に敷きこみます。
※袋の中にいれて砕く時、ビニール袋が破れやすいのでご注意ください。溶かしたバターを加えるときビニールに穴があいていると漏れますので、ボウルに移して混ぜるのでもOKです。
2 クリームチーズに砂糖を3回にわけて加え、だまのないようによく混ぜます。残りの材料も書いてある順番に加え、よく混ぜます。
3 1の型に2を流しこみ、予熱をあげたオーブンで170℃で約25分焼きます。焼きあがったらよく冷まします。
生クリームも使用したコクのある仕上がりです。ビスケットを砕くのは、もしあれば、フードプロセッサーを使うと早いです。
クリームチーズはメーカーによっても固さが違うので、お子さんが混ぜるときはやわらかめのものが混ぜやすいです。固い場合は、ラップにくるんだり耐熱容器に入れて数秒レンジにかけてもやわらかくなります。その際は溶けないようにご注意下さい。
焼いた翌日くらいが、美味しいです。型からはずして、カットすると食べやすいです。
ゆで枝豆
狛江の特産品といえば、枝豆。夏が旬の枝豆、美味しい季節ですね。冷凍の枝豆も手軽ですが、なんといっても旬の枝豆を茹でて食べるのが一番美味しい!
おいしい茹で方
1 枝豆のサヤの端を、はさみでカットします。(塩味がしみこみやすくなります)
2 多めの塩でよくもみます。
3 たっぷりの沸騰したお湯に、2をそのまま入れます。
4 再沸騰してから4分程茹で、ひとつふたつ食べて固さ確認し、良ければざるにとりそのまま冷まします。
小さなお子様や、やわらかめがお好みの方は、ゆで時間を長くしてください。食べて固さ確認する際は、余熱でも火が入ることをお忘れなく。
おやつというと甘いものを思い浮かべがちですが、幼児期のおやつは補食の意味もあり、こんな風に野菜をおやつにするのもたまには良いものです。
茹でとうもろこしと組み合わせたりするのも、おすすめです。
我が家はマンション住まいの素人ですが、ベランダで枝豆を育てるところからこどもと一緒に挑戦してみました。春に植えた枝豆、芽がでて葉がでて、枝豆ができたときのこどものキラキラした瞳が印象的でした。
今回はおやつを中心にご紹介しましたが、うどんやピザなどのお食事作りもおすすめです。たまにはこどもと家にこもって粉にまみれてみるのも思い出になるかもしれません。
もちろん、一緒に作るのが散らかったり時間がかかったりストレスになる場合には、無理にする必要はありません。そんなときは、お子さんが他の遊びをしているときや、寝ているときに作るのが、息抜きになることもあるでしょう。ママが楽しむことが、一番大事かな、と感じています。無理なく、楽しいおやつ作りができることを願っています♪
グミ