保育園の魅力が一堂にそろう2日間
8月29日(金)・30日(土)に、狛江市防災センターで開催された、
令和7年度(2025年)狛江市公私立保育園「保育展」に行ってきました。
保育展は、各保育園での生活や遊びを知ってもらうためのイベントで、狛江市が主催しています。
会場には、狛江市内の各保育園がそれぞれ工夫を凝らした掲示物やパンフレット、
園の様子をまとめた冊子などが展示されています。
まだお子さんが保育園に通っていないご家庭はもちろんのこと、
すでにお子さんを保育園に預けている方も、
「我が子はこの保育園でこんな過ごし方をしているんだ」「他の園はこんな取り組みをしているんだ」
と知ることができる、貴重な機会です。
筆者は、すでに子どもを保育園に預けていた2年前に初めてこの展示を見に行ったのですが、
とても面白かったので、昨年、今年と、3年連続で参加している、密かな保育展ファンです。
大人も子どもも楽しめる展示
展示の内容はとても幅広く、子育て世帯にとって役立つ情報が盛りだくさん。
各園のブースで、実際に園でどんな工夫をしているのかが具体的に分かるだけでなく、
- 0歳から5歳までの子どもにおすすめの遊び
- 各園で人気の給食メニュー
- 読み聞かせにぴったりの絵本
を紹介するブースが設けられていて、
会場を見て回るだけで子育てのヒントが得られるような展示になっていました。
小さなお子さんと一緒に訪れても、親子で楽しめる工夫がされているのが印象的でした。
また、会場には市立保育園の園長先生がいらっしゃったほか、
1日目には、保育サービスコーディネーターさんがいらっしゃる時間も設けられていました。
また、先生がブースに立っている保育園もありました。
保育園選びの疑問や不安をその場で相談できるのは、まさに「保育展」ならでは。
パンフレットや冊子だけでは分からない生の声を直接聞けるのは安心につながりますよね。
小さなお子さん連れでの園見学や説明会への参加は、どうしても気を遣ってしまいがち。
この機会をうまく使いたいですね。
筆者も、気になる保育園と一時保育のパンフレットをいくつか持ち帰りました。
筆者の感想
私が特に印象に残ったのは、同じ法人が運営する園でも雰囲気や特色が違っていたことです。
また、Webサイトや入園のしおりには書かれていない情報――例えば駐車場の有無や、リトミックや英語などのカリキュラム――を知ることができたのは大きな収穫でした。
さらに、各園の情報を一度にまとめて収集できるのもありがたく、
「保育展ならではの便利さ」を実感しました。
ここで得られた情報をきっかけに、園見学や園庭開放などにも足を運び、直接先生方に質問できるとさらに理解が深まりそうです。
また、会場では小学生くらいの女の子と妹さんが、お母さんと一緒に自分の通っていた保育園の展示を見て
「これ◯◯先生だ!まだいるんだねー!」と話している微笑ましい姿もありました。
保育園時代の思い出や先生とのつながりが、
こうして今も子どもたちの中に残っているのを目にして、
保育展が“地域の子育ての歴史”を感じられる場にもなっていると実感しました。
毎年開催!!
この「保育展」は、毎年8月下旬頃に開催されています。(例えば選挙などの事情で多少前後することはあるそうです)
「今年は行けなかった!」という方も、ぜひ来年は足を運んでみてください。
きっと新しい発見や安心につながる情報に出会えるはずです。
なお、展示自体は2日間限定ですが、
会場で使われていた各保育園の紹介ファイルは、狛江市役所3階の児童育成課前に常設されていて、いつでも自由に手に取ることができますよ。ぜひチェックしてみてくださいね。
以上、こあらでした。