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HOME子育てあれこれ保育園【保育園】平成31年度 狛江の認可保育所等申込について

平成30年11月19日より、狛江市の認可保育園・認定こども園(2号・3号認定)・地域型保育事業の新年度入園申込みが始まっています。

今回は、入園申込について新たに加わった変更点や筆者が気になったポイントについて書きたいと思います。

新年度の入園申込受付期間は平成30年11月19日(月)~12月7日(金)までの土・日・祝日を除く、午前8時30分から午後5時までです。
受付場所は、狛江市役所3階の児童青少年課保育係の窓口でのみ。
この期間中は臨時窓口として、夜間窓口【11月21日(水)、11月29日(木)午後5時から午後8時まで】と日曜窓口【11月25日(日)、12月2日(日)午前9時から午後1時まで】が設置されていました。
この期間を過ぎると平成31年5月1日入所以降の申し込みとなるのでご注意下さいね。
期日と時間には余裕をもって申請に行きましょう。

なお、入所できるかどうかの結果については、平成31年2月4日(月)発送を予定しています。
 

申し込みにあたって

まずは何より「入園のしおり」をよく読み、理解することが大切です。
わからないことがあったら遠慮せず、保育係に問い合わせて聞いてみましょう。
疑問を解決することで、納得して申請することができるかもしれませんよ。

平成31年度からの主な変更点

平成31年4月入園申し込みから適用される変更点が4つあります。

1.調整指数の変更について

調整指数表に新たに「入所内定を辞退した者 -3点」が追加されました。
しかもこの指数は、平成31年度中の利用調整すべてに適用されるので厳しいですよね。
このように変更した経緯について担当の方に話を伺いました。
「一番は、やはり辞退がないようにするためです。新年度の申し込みをしても、毎年辞退する方が一定数います。特に、希望には書いたものの、内定をもらった園が遠くて無理だから取り消したいという方が多いです。辞退した方にとっては遠い園でも、一方でその園に入りたくても入れなかった方がいます。辞退するということは、待っている方にも何かしらの弊害が生じると考えられます。だから、万が一のことが起きると不利になるかもしれないという意味をこめてこのように変更しました。」

狛江市の保育所等入所申込書を見ると、希望保育所の数を制限なく書くことができるようになっています。
何としてでも入りたいと思い、たくさん書けば入れる確率も上がるのでは!?と思う気持ちもわかります!ですが、本当にそこに決まった場合、毎日通えるのかどうかきちんと考えて書くことが求められそうですね。

2.兄弟姉妹の2人以上で申し込む場合について

狛江市の調整指数をみると「申込児が兄弟姉妹と同じ保育所等を希望する場合 +4点」と比較的高くなっています。
これには、兄弟姉妹同時入所で希望する場合とすでに兄弟姉妹がどこかの園に入所していて同じ園を希望する場合、どちらも含まれています。
今回の変更点ではさらに、兄弟姉妹の2人以上で申し込む場合、同時入園などの希望に可能な限り対応することができるよう申込書に記述する欄が新たに設けられました。
狛江市は兄弟姉妹に手厚い!?なんて思ったりします。
その経緯について担当の方に伺うと
「例えば、上の子が受かって下の子が受からなかった場合、復職したくても結果的に復職できませんので、上の子は園を辞退しなければなりません。そうなると『入所内定を辞退した者』に該当してしまい『ー3点』がついてしまいます。そうならないためにも極力申込者の方の希望に添えるよう新たに記述する項目を設けました。」

た・たしかに…!そのようなことが起きてしまっては大変ですね。
同時入所をお考えの方、この欄をフル活用し、希望をきちんと伝えましょう。

3.狛江市の待機児童対策と新設・定員増加の保育園について

新設の認可保育園について

・平成31年4月開園予定 (仮称)いずみの森保育園 元和泉1-10 予定定員100人 社福)森友会
・平成31年10月開園予定 (仮称)木下の保育園狛江元和泉 元和泉1-19 予定定員109人 株)木下の保育
・平成32年4月開園予定 (仮称)木下の保育園狛江岩戸北 岩戸北3-1 予定定員110人 株)木下の保育

(仮称)いずみの森保育園は11月末と12月上旬に説明会が行われました。
社福)森友会は狛江市以外でも保育園を展開しているため、法人としての保育方針などを聞きたい場合は調布の『しきの森保育園』に問い合わせてくださいとのこと。
ただし、あくまで法人としての方針なので、狛江市に開設予定の園のことについて色々聞けるわけではないのでご注意を。

(仮称)木下の保育園狛江元和泉は10月開園予定の為、申請は年度途中になります。
この園については市でも別の申し込み方法を考えているようで、そのアナウンスは5月~6月にはできるのではないかとのこと。
気になる方は広報や狛江市のHPをこまめにチェックしてください。

また、認証保育所 木下の保育園『ひまわり』『たんぽぽ』は平成31年度末で閉所してしまいますが、平成32年4月には(仮称)木下の保育園狛江岩戸北が開園予定です。

定員増となる保育園

・アスク岩戸北保育園 70名→90名へ増加
0歳児クラスの定員数は変わらないものの、その他のクラスは数名ずつ増えていました。

・ヤクルト狛江あいあい保育園(地域枠)5名→10名へ増加
こちらの園は2歳児クラスまでですが、1歳児クラスが2名、2歳児クラスが3名定員が増えています。

平成30年4月1日時点での、狛江市における待機児童は75名。狛江市は平成31年度中に待機児童数ゼロを目指しています。
ぜひとも実現するよう願っています。

4.幼児教育無償化について

平成31年10月1日より保育園などの毎月の利用料が無償化される予定です。(延長保育料等、対象外あり)
また、認証保育所についても、保育料の一部が無償化される予定です。
対象となる児童は3~5歳児クラスで、0~2歳児クラスについては、住民税非課税世帯を対象とする旨の制度です。

この制度はまだまだ変更の可能性もありますが、希望がもてますよね。
狛江市としても随時周知してくれる予定です。ぜひアンテナをはってチェックしてください。

 

認可保育所等申込に関するギモン

筆者は気になった!どうやって入園者を決めていくの?

狛江市で保育園に入りたいと思っている方にとっては、大きな意味をもつ利用調整。
それがどのように行われているか気になったので、ズバッと聞いちゃいました。(しおりの28ページを参照)

1.まず最初に、新年度入園申込みがあった人の中から、いくつかの理由に該当する児童を優先的に利用調整します。
  例えば、狛江子どもの家や地域型保育事業に通っていた場合、保育の実施期間が終了する(卒園する)にあたって転園を希望する際、
  優先的に利用調整されます。
  他にも、前年度、兄弟姉妹で別の認可保育園に通っていたけど、新年度から同じ園を希望する場合も優先的に利用調整されます。


2.1の利用調整が終わってから、「保育所等利用調整基準指数表」、保活でよく耳にする「ポイント数」で、高い人から入所を内定していきます。
  同じ指数の場合は、あらかじめ決められた優先段階を踏んで決定していきます。

*書類提出の受付順や復職のタイミング・時期などは、入所できるかどうかには全く関係ないので、安心してくださいね。
 あくまでも、利用調整の順番に沿って、決定していきます。

えっ、ちょっとまって・・・その決定の仕方も詳しく知りたいんです!と思い、こちらも聞いてきました。

上の手順によって、申込者に順位がつけられます。その順位の早い人から順にその人の希望園を見ていきます。
もちろん順位の早い人は、第一希望の園に入れる可能性が高いです。
その作業を進めていくと、順位が遅い人ほど第一希望の園がすでに前の人たちで埋まっていて入れない可能性がでてきます。
その時には、第二希望の園を見ます。そこが空いていればOK。空いていなければ第三希望の園という風にみて、園を決定するそうです。
なので、もし自分がすごく順位が遅くても、その前の人たちが自分の第一希望の園を希望していなければ、第一希望の園に入れることもあるというわけです。
表で表すと縦軸が申込者、横軸が保育園という感じで考えるとイメージしやすいかなと思います。
ですから、どこの園だと入りやすいとかそういうことは全くなく、その年度に申し込む方たちとの兼ね合いみたいな感じなんですね。

おわりに

先日の保育園入園説明会にはとても多くの方が参加されていました。
狛江市は新設園もどんどん建ってはいますが、今年度も厳しい状況が予想されます。
4月に復職を考えている人にとっては、しばらくは緊張した日々を過ごすことになりそうですね。

保育園は、子どもが長い時間を過ごすことになる場所。わが子の今後について、家族で話し合いながら決めていけるといいですね。

 

 

by  きのコ

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