平成25年4月に、私立の認可保育園2園がオープンするといううれしいニュースがありましたね。
実際入園できるのは選ばれた子どもたちですが、開園直前に内覧させていただけるチャンスを得たので、さっそく見てきましたよ!
虹のひかり保育園へ行ってきました!
鉄骨2階建て木の香りいっぱいの園舎。2台の緊急用駐車場と広々とした駐輪場完備。
お庭には砂場と鉄棒が入る予定です。 全部を芝生にしないのは、タンポポなども生やして子どもたちが摘めるようにと園長のアイディア。
吉岡園長にインタビュー!
あと数日でスタートというバタバタの中、吉岡恵園長に色々とお話をうかがいました。
Q.「虹のひかり保育園」は認可保育園ですが、私立ですよね。母体となる「雲柱社」はどんな団体ですか?
A.雲柱社は、キリスト教社会事業家・賀川豊彦によって設立された、今年で85周年を迎える法人です。
現在は、保育、障がい児・障がい者支援、児童館・学童クラブ、子ども家庭支援センターの4つの事業を行っており、狛江市では児童館と子ども家庭支援センター事業を請け負って約10年になります。
Q.園の教育理念とキリスト教について教えてください。
A.共に生き、互いに成長しあうことを目標に、キリスト教精神にもとづいたやさしくあたたかい保育を目指します。
キリスト教の奉仕の精神に基づいていますが、布教活動をするものではありません。
保育士は特にクリスチャンというわけでもないですが、キリスト教の行事、たとえばクリスマスやイースター、感謝祭などは行っていく予定です。
Q.セキュリティはどうなっていますか?
A.オートロックを完備し、警備会社との契約、2台分の緊急車両用の駐車場を用意するなど、さまざまな対策をしています。
園長先生のご経験から、便利と感じた保護者用のロッカーも設置。
Q.給食について教えてください。
A. 1階に調理室があり、八百屋さんなど狛江市のお店と契約して仕入れをした食材で手作りし、ランチルームでみんなでいただきます。
おやつもなるべく手作りしています。
給食メニューや使用している食材の産地も、園内に張り出す予定です。
オープンキッチンのように中が見える調理室と、その前に広がる広々としたランチルーム。
Q.保育の様子、お部屋割りは?
A.コーナーをたくさんつくり、子どもたちが落ち着いて遊べることを心がけたレイアウトにしました。
また、学年だけで横割りにするのではなく、クラスを半分にわけたりしながら、少人数でお散歩に出かけたりして、積極的に外にも行きたいと思います。
4才児クラスと2才児クラス。おままごと、絵本などコーナーが仕切られており、子どもたちが好きな場所で少人数で過ごすことができる。
Q.音楽の講師をお願いしているそうですが。
A.音楽教育の効果をとても感じているので、 岩戸の子ども家庭支援センターなどでもお願いしている音楽講師に、週に1回リトミックをお願いしています。
Q.障がい児の保育も行うそうですが、予定は?
A.開園後、保育が落ち着いてからになると思いますが、お預かりする準備はしています。
雲柱社では障がいのあるお子さんの保育ノウハウがありますし、設備もそのように準備しています。
まずはにこにこルームという、子どもが落ち着ける個室があります。バリアフリーのトイレ、エレベーターもあります。
「心身にハンディのある子ども、ない子どもも共に生活し、交流していく保育を目指します。」という総合保育の理念を掲げています。
エレベーターとみんなのトイレも完備。
Q.産休明け保育、2時間の延長保育もされるということですが。
A.生後57日目からのお預かりや、最大2時間の延長保育をします。
0才児クラス。落ち着ける畳が敷いてあったり、月齢の低い子の泣き声でほかの子が不安にならないように、ベッドルームとも仕切りがあったりと、保育ノウハウが生かされています!
Q.預かり保育もあるそうですね!
A.少し落ち着くまでは新規の受け入れはできないのですが、6月1日から、0~2才の一時保育をスタートする予定です。
いままでとなりの仮園舎で行っていた2才未満の一時保育を、こちらでお受けします。保育士も同じ方に来てもらいます。
一時保育の教室は、現在準備中!
見学とインタビューを終えて。
吉岡園長先生の丁寧なご説明のもと、新しい保育園をいたるところまで見てきました。
手がけるのは3園目という園長のこだわりで、いたるところに工夫があり、とても素敵な保育園だと思いました!
手作りのおもちゃや、壁が開く教室。
送り迎えの保護者が教室まで入らなくても良い動線や、天井に帽子をかけるハンガーが吊るせたりという工夫も満載。
こんなにも素敵な保育園、選ばれた子どもしか使えないのは残念!と思ったけれど、そこはまた奉仕の精神をもつ雲柱社、地域活動も展開を予定しているそう。
保育体験や一緒に遊べるイベント、地域の方々が集えるコミュニティルームなど、色々な企画を考えてくれているそうですよ!
また広報やホームページなどでお知らせがありますので、お楽しみに!
虹のひかり保育園ホームページはこちら http://fukushi.unchusha.com/nijinohikari/
(by ママヒナ)