平成25年4月にオープンの私立の認可保育園。
内覧レポートその2、きんぎょう保育園も、さっそく見てきましたよ!
ぎんきょう保育園へ行ってきました!
あいにくの雨の中、まだ開園準備に追われるぎんきょう保育園へ。
鉄骨3階建ての園舎は、世田谷通りに面した場所にあります。
狛江駅から徒歩4分の便利な場所に建つモダンな外観の園舎。
園に入ると中は木を使った温かみのある雰囲気。
出迎えてくださった山中園長は、想像していたよりお若い、にこやかな男性でした。
山中園長にインタビュー!
3月いっぱいは埼玉にある保育園の園長も兼任している山中園長。とってもお忙しい中、丁寧にお話をしてくださいました。
Q.「ぎんきょう保育園」の母体は「社団福祉法人赤い鳥保育会」ですが、どのような団体ですか?
A.長崎県雲仙市で、保育を始めたのがスタートです。
現在は、全国で保育園を運営しています。理事長はお寺の住職ですが、特に仏教教育ではありません。
Q.園の教育理念について教えてください。
A.「愛されている実感が子どもの育つ栄養」と考え、褒める保育を実践していきます。
具体的には、子どものよいところを見つけて毎日褒めたり、食事のシーンでも「おいしいね!」など声かけをして共感をもちあうなど、ひとりひとりに積極的に声かけをしていきたいです。
Q.セキュリティはどうなっていますか?
A.オートロックの完備、保護者にはICカードをお渡しして対策します。
目の前が交通量の多い世田谷通りなので、注意をしていきたいと思います。
Q.給食について教えてください。
A. シダックスフードさんにお願いします。業者の検査、市による検査におまかせして、産地などを特に貼り出す予定はありません。
1才からでもお箸を選んで使うことができます。また、食べる量もなるべく子どもに任せて、自分で選択をさせていきます。
そして、全部食べたら褒める。好き嫌いも、周りを見て興味を持たせて、食べたら褒めるというアプローチをしていこうと思います。
給食室も急ピッチで準備中です!
Q.保育の様子、お部屋割りは?
A.1階と2階で二つに分け、乳児(0~1才)と幼児(2~5才)で保育します。
2才を幼児に入れるのは、大きい赤ちゃんではなく、小さいお兄さん・お姉さんと考えているから。
年齢でできることを区切りたくないし、自分に近いレベルの子を見て学び、成長をしてもらいたいのです。
学校ではなく、「大きなおうち」と思ってもらいたいです。
年齢の仕切りがないワンフロアで、子ども達がほかの年齢の子どもと交わっていけるレイアウト。
Q.お散歩はしますか?
A.園内での保育を優先します。
Q.どのような園内保育をするのですか?
A.道具をたくさん使ってもらいたいと考えているので、1才からでもはさみも練習します。食事の際にはお箸も使いますし、ブロックやアイロンビーズなど知育おもちゃも用意しています。
クレヨンや色鉛筆も自由に使える。マグネットのパズルやブロックも。
Q.3才からお昼寝をさせないと聞いたのですが。
A.長崎では3才からお昼寝しないのが普通だったので、質問をよく受けるので驚きました!
子どもも体力がついてきていますので、大きな子に昼寝をさせなくても大丈夫だと思うのですが、子どもの様子を見て臨機応変に対応したいと思っています。
夜、ちゃんと眠れるように、10分でもいいと思います。
読書したり、お昼寝もできる畳コーナー。
Q.屋上の園庭を見せてください。
A.1階と3階にお庭があります。
1階には遊具と砂場がありました。
木でできた大きな遊具。ブランコも設置させる予定だそうです。
3階へはエレベーターを使い、子どもが落ちないように階段には柵を設置。
見学とインタビューを終えて。
省スペースな中に建てられた、近代的な保育園。
自然いっぱいの長崎からいらした山中園長だからこその、道具を使い、自分で選択し、知的経験を積み重ねる保育が新鮮に感じました。
雨で出られなかった屋上の遊具、ちょっと登って上からの景色を見たかったので残念!
(by ママヒナ)