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HOME親子でおでかけ・遊び公園ぴーれ座談会 Vol.1~イクメンパパのリアルな気持ち~

狛江市のボランティア市民編集員が作る子育てサイト「スマイルぴーれ」では、新規メンバーを5名迎えて、今年度気持ちも新たにスタートしました!

しかも、今期はなんと2名のオッサンもとい「イクメン」が参加!

 

新しいメンバーを迎えたので、趣向を変えて「座談会」と称し、育児を積極的に行ってきたオッサンじゃなくて「イクメン」に、子育て真っ只中のママの悩みをぶつけてみることに。

とあるランチタイム、狛江の「中む食堂」に集った男性3名、女性5名+2才児。

「父親の育児への参加=イクメンについて」というゆるいテーマをもとに、夫とのコミュニケーションについてや、子育て中のパパの気持ちについて聞いてみたら、リアルなお答えが返ってきました!

 

 

-メンバーから質問を預かってきました。突然ですが、父親になったと実感したのはいつですか?

米国人の奥様のご希望で自然のなかで出産したという珍しい体験をお持ちのJさん
「妊娠初期は、「どうしてそんなに人事みたいなの?もっと自分のことのように思ってよ!」と何度も怒られて。
彼女が海中出産をするにあたって、様々な産婦人科に電話をして相談をしたら、産婦人科医が口を揃えて「ムリ」というので、そのうちに「絶対妻の思い通りの自然出産を叶えてみせる!」と言う強い目標ができ、それに突き進むうちに実感というかのめりこんでいった。」

自営業・高齢出産パパOさん
「子供が欲しいね、と奥さんと話しているうちに幸いすぐにできたから、心の準備はできていた。」

サラリーマンのKさん
「私自身、家族というものが欲しかったので、子供ができた時、とってもうれしかった。でも、そういうのって自然の流れで感じていくんじゃないかな。」

 

-私が子供を怒っていると、私のいうことを真似して一緒に怒ってくる。二人で怒りたくないのに、子供のことを考えていると思えない。

 

「それは、あなたのことを思って言ってるんですよ。子供のことよりも。夫婦で子育てに関してはルールを作っておいたほうがいい。例えば、二人で一緒に怒らないとかね。
あと、絶対子供の前で父親の悪口を言わないで欲しい。これはパパからのお願いです。」

 

-自分ばっかり子供のことで頭がいっぱいのような気がして、夫婦間に温度差を感じる。

「子育てはひとりだと煮詰まるから、できるだけ話し合ったほうがいいよね。僕も娘達が小さい時、ベビーカー押しながらもうひとりが歩かないって言って。娘に切れちゃったら、ラーメン屋の店主が驚いて飛んできたよ。「やりすぎだぞ」って(笑)。

ひとりで抱えると育児ノイローゼみたいになるよね、僕もなったからわかる!」

-どうやって解決したんですか?

「なにしろ、話し合った。今日こんなことがあって・・・って全部聞いてもらったらすっとしたな。思い切ってドンドン話したほうがいいよ。」

 

 

-どうしてイクメンになったのですか?

役者兼自営業のJさん
「奥さんが仕事に行って、することがないから僕がご飯作るよ、って家事と育児をはじめた。」

-リアルイクメンですね!

自営業のOさん
「子供を授かったのが40過ぎていたので、落ち着いていたからかもしれない。仕事も忙しい30代だったら、育児にここまで参加できていなかったかも。」

お仕事が忙しそうなKさん
「朝早く起きて、時間をみつけて一緒に散歩したり、自分のペースで子育てに参加してました。2日間仕事で遅くて顔を合わせないと、子供がなんだかよそよそしくて。やっぱり長い時間かかわったほうがいい。」

 

-うちの旦那は仕事が忙しすぎて、家に帰ったら疲れて寝ています。子供の世話まで頼めない雰囲気で・・・

「仕事から帰ってきたら、お父さんは攻撃的というかカッカしてるから、子供とペースが違うのでなかなかすぐに切り替えるのは難しい。

例えば朝仕事に行く前に、早起きして子供と散歩するとか。子供のペースに合わせてあげるのが上手くいく秘訣なんじゃないかな。早起きして気持ちをリフレッシュしたら、仕事もはかどりそうだね!」

 

 

-うちは、家の中では遊んでくれるけど、外に連れて行くのが怖いみたい。公園に行ってくれたら子供も満足するのに・・・

「公園って男にとっては怖いんだよ!女性の軍団の目も気になるし、話しかけられてもどうしていいかわからないし。娘が小さい頃は(約10年前)まだ父親がベビーカーを押す姿なんて珍しかったし、子供を連れて平日から公園にいると、「あの人なんの仕事かしら・・・」って目が気になったもの。パパひとりで公園って、実はハードルが高いよ。」

「男って臆病だし、とってもセンシティブ。頼む時も、あれやって!って命令するよりも、「やってもらいたいなー、絶対できるよ」って、笑顔で言われたら喜んでやるかわいいもんだよ。」

「パパには散歩が一番。子供と二人で、子供ペースでブラブラしてるだけで楽しいよ。」

 

-夫は協力的だけど、食事も大人味のものを与えたり、望んだ通りにやってくれない。

「女性と比べていろんなことに気が回らないから、やって欲しいことがあれば明確化するといいのかも。紙に書き出して、タスク化してつぶしていくような。」

「お父さん同士で話したほうが効くかもね。「おまえそんなんじゃ嫁さんかわいそうだよ」みたいに、言いやすいよね。」

 

-現状では、やっぱり自営業とか時間のコントロールが効く仕事じゃないと、イクメンにはなりにくいんでしょうか。

「子供を中心に社会があるべきで、今は会社や仕事を中心に社会があるから、男性が育児に参加しづらい環境もある。

父親同士で育児について語れる場があるといいかもね!

でも男ってシャイだから、知らないパパ同士で、女性みたいに座談会できないよ。」

 

-ですよね・・・。じゃあどうしたら・・・。

「バーベキューって簡単だし、会話も弾んで楽しいよ!僕は日本バーベキュー協会の会員だから!」

「じゃあ、バーベキューでパパ会やりましょう!いいですねえ!」

 

と盛り上がって会は終わりました・・・・。

 

 

今回のランチ場所

 

「中む食堂」
●住所 東京都狛江市東和泉1‐5‐15
●電話 050-5831-6989
●営業時間 ランチ/日~金/11:30~14:00(L.O.13:45)
夜/月~木/18:00~翌1:00(L.O.0:00)、金・土/18:00~翌2:00(L.O.翌1:00)、日、祝/17:00~24:00(L.O.23:00)

中む食堂外観写真
中む食堂メニューの看板写真

夜の居酒屋は賑わうが、ランチタイムは空いているので子連れで行きやすい(スイマセン)。

メニューのソーキソバは手打ち麺でシコシコモチモチ、タコライスや焼きカレーなど、沖縄の味を楽しめる。

鉄板カレーの写真

焼きカレー。

 

(by ママヒナ)

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