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児童館は子どもと一緒に行く場所だと思っていました。
でも実は、生まれてからはもちろんのこと、妊娠中も利用して良い施設なんですって。
妊娠中の不安を児童館の先生たちに相談したり、妊婦ママたちの憩いの場として利用するというのもアリなんです。
そうはいっても、何かイベントがないと行きづらいですよね。
そこで、和泉児童館で3年ほど前から開催している、マタニティ向けの「かんがるー」クラスについてご紹介します!

どんなクラスなのか、突き出た下っ腹(自腹です・・・)を引っさげ取材してきました。

児童館では「はじめまして」がいっぱい

 児童館では、0歳児の「こぱんだ」「ぱんだ」クラス、1歳児の「うさぎ」クラス、2.3歳児の「こあら」クラス、と子どもの月齢に応じたクラスが月に1度活動しています。その参加者からの「児童館でこんなにたくさん友達できるなら、妊婦の時から知り合いたかった!」という声を受けて、妊婦さん向けの「かんがるー」クラスが設立されました。

 

 

一番人気は生後2.3ヶ月から通える「こぱんだ」クラス

ここ数年は、低月齢のクラスが人気だそう。
まだ歩けない赤ちゃんたちが出歩ける場所も限られており、こういった出会いの場を求めているのもこの時期のママさんたち。
2歳・3歳になれば習い事の選択肢もぐっと増えるし、公園遊びもしやすくなりますものね。

意外と出会いの場がない「マタニティ」期間

最近では、出産直前まで働くママも多いですね。
狛江での妊婦同士の出会いの場といったら、あいとぴあでの「ママパパ学級」か、各産婦人科 クリニックで開かれる「お茶会」くらいでしょうか?
特に第1子の場合、産休または退職後から出産までの間、「何して過ごせばいいの??」と悩むママも多いみたい。
そんなママたちの憩いの場として「かんがるー」クラスは利用されています。

生まれてくる赤ちゃんに スタイを作ろう

クラスの内容は「おっぱいに関するお話」や「妊娠期の不安を話す会」などその都度違うそうで、今回は手縫いでスタイを作りました。
本日の参加者は、少なめで2名。
通常は8-10名はいるようです。

児童館側で用意してくれたのが、こちら。

スタイの写真

男の子用と女の子用の2種類のスタイの材料と、針と糸、スナップボタン。

おしゃべりしながら、ちくちく手縫いをしていきます。

今回の参加者は・・・

今回の参加者は、狛江に越してきて2年くらいの第1子妊娠中のAさんと、この夏に大阪から引っ越してきたばかりの第2子妊娠のBさん。
お二人とも、友達作りのために参加されたそう。

このクラスのことは、通っている保坂産婦人科クリニックさんに置いてあった「かんがるー」のチラシで知ったそうです。

ママパパ学級でも、里帰り出産の方が多くて同じ産院の人は1人くらいしかいなくて・・・」とAさん。
出産直後から育児がスタートです。一番ママの心も不安定で、初めてだらけの産後数ヶ月を、近所の友達と分かち合えたら救われますものね。
この出会いの機会をたくさんの方が知り、利用して欲しいなあと切実に思った一言でした。

ご主人の東京転勤が決まるのと妊娠が重なって、ようやく最近生活が落ち着いてきたBさんはアグレッシブな方。
「マタニティヨガの教室って狛江にないですか??」うーん、ベビー系の習い事はあってもマタニティ期の習い事って狛江にないかな・・・
「今度経堂にあるマタニティビクスに行ってみるんです!」とにこにこ。マタニティ期を楽しんでいますね-。

児童館の先生から 施設利用のお話

児童館の方と会話する様子

「お子さんが生まれてからも、ぜひ気軽に遊びにきてね」と児童館職員の西川さん。
気軽に外遊びもままならない乳児の時期こそ、児童館を利用するとよいですね。

一通り説明を終えた後、さっそく針仕事にとりかかります。

無心にちくちく 親子の時間

作業中の様子
作業の様子

西川さんに手順を聞きながら、それぞれ丁寧に手先を動かしていきます。

「予定日はいつですかー?」「12月末なんです!」
「最近夜眠りが浅くなって、夕方におなかが張るんです。」「いよいよ準備段階に入りましたねー、楽しみね。」
「つわり中、カレーがどうしてもダメだったの。」「あー、私も同じ!」
と、”マタニティあるある”なんかをぺちゃくちゃおしゃべりしながら作業をすすめます。

子供が作業している写真

1時間ちょっとで1枚完成!

中表にして一部を残して周りを縫い、表に返して返し口を閉じます。生地の浮きを落ち着かせるため刺繍糸でステッチをして、スナップボタンを付けて完成!

完成したスタイの写真
スタイの拡大写真

参加してみて 感じたこと

作業中も、お互いの話にきちんと耳を傾けて楽しく会話していたのが印象的でした。
働いている時は狛江には寝に帰ってくるくらいで、地元で交流を持つ機会はほとんどなかった人も多いのではないでしょうか?
妊娠・出産を機に狛江で過ごす時間がグッと多くなり、欲しいのは遠くの友人より近所の育児ママ。 
楽しいこともあるけれど、しんどい時もたくさんある。それをわかり合える友達が欲しい!

私自身も、地元の友達にどれほど救われたか。少しの時間でも友達と過ごすことで、トゲトゲした心に丸みを取り戻せました。

この「かんがるー」クラスを多くの妊婦さんに利用してもらい、友達作りや妊娠期の不安解消につながればなぁ、と思いました。

 

by shino 

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