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9月11日(日)、西河原公園で開催された「いちにち冒険遊び場」に行ってきました。
こちらは「狛江にプレーパークをつくる会」が月に1回開催しています。
毎月趣向を凝らしたパクパクイベントのほか、ベーゴマ、竹とんぼなどの昔遊びから、木登り、泥・水遊び、木工など、普通の公園とは違う自由な遊びが楽しめるのです。

プレーパークで自由に遊ぼう!

 

さて、今回のメインイベントは「アイスづくり」。
住所、氏名を書いて、ひとり30円の保険料、アイスづくりの実費100円を払うと受付完了。
残暑厳しい中、公園はすでにたくさんの人で賑わっていて、私は4歳、1歳の娘、夫とチェックイン。家族での参加はもちろん、お友達と参加している小学生グループもいます。

「冒険あそび場」と書かれた旗の写真

この旗が目印!

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廃材で自由に木工遊びができるクラフトコーナーでは、のこぎりやかなづち、釘が置いてあり、自由に使うことができます。
そこには社会人ボランティアさんがいて、小さい子どもにもさりげなくサポートしながらも好きなように遊ばせてくれます。

のこぎりを使う子どもたちの写真 竹で水鉄砲を作っている様子 にこやかな表情のボランティアスタッフの写真
夢中になって創作中! 竹の水鉄砲作りも開催。

ボランティアさんの役割りは「見守ること」。

 

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4歳の娘は木のオブジェ作りに熱中して、ずーっとここから離れません。
家では釘なんて危ない!かなづちは無理!と触らせることはないので、ここぞとばかりに遊んでいました。

竹とんぼや紙ひこうきを作って飛ばし方を教えてくれるおじさん、ベーゴマのプロのおじいさんの周りには男の子が集まって遊んでいるし、ビニールシートで作った簡易プールでは水かけっこが白熱!
いたるところに遊びの輪があります。

たくさんの竹とんぼが重なっている写真 青いビニールシートが張られたプールで男の子2人が遊んでいる写真
手作り竹とんぼの山! みんな豪快にびしょ濡れ。

 

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大きな木の下では、ブランコやターザンロープを作って遊んでいる子ども達の姿が。
プレーパークには、外遊びのプロで応急手当もできるプレーリーダーが必ずいるので、ロープワークも危険がないようにセッティングしてるそう。
これなら安心して、危険な遊びにもチャレンジできる!?

木からぶら下がっているブランコに乗る子どもの写真 たくさんの子どもたちが森の中で遊んでいる様子
夢に見た長~いハイジブランコ。 ロープは変幻自在な遊び道具。

 

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「暑い…冷たいものが食べたい…」と思ったころ、アイスづくりの順番が回ってきました。
大きなボールの周りをぐるりと取り囲み、牛乳、お砂糖を投入して、みんなで混ぜる!!

子どもたちが協力してアイスを混ぜている様子 子どもたちがそれぞれアイスを振り回している様子 出来上がったアイスクリームが盛られた写真
草や砂が入っても気にしない!?

アイス液を氷で冷やし振り回す!

手作りアイス様の完成。

 

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一生懸命振り回し、最後は旦那が汗だくになって振り、やっとのことで出来たアイス(固まる一歩手前…)のおいしかったこと!

この「いちにち冒険遊び場」のモットーは、「自分の責任で自由に遊ぶ」、「ケガと弁当は自分持ち」で、火、釘、のこぎり、かなづち、木登りなど少々の危険とも触れながら、子どもたちが五感を使って自由に遊べる場所を目指しているそう。
確かに、ちょっとしたスリルを伴う遊びが、子ども達は大好き。うちの1歳の娘も、でこぼこの草の上やツルツル滑るコケの丘をつまづき、転びながらも夢中で歩き回り、上の娘も、親の手を借りず背の高いブランコに登って楽しんでいました。
モヤシっ子にはしたくないと思いながらも、なかなか外遊びに連れ出せていないので、この日は色々なことに挑戦するキラキラした子どもの笑顔がうれしかった!

来月の「いちにち冒険遊び場」は、10月16日(日)ごはんを炊こう!です。
(開催場所などは、本サイトでもお知らせしていく予定です。)

「狛江にプレーパークをつくる会」発起人の岡本千栄子さんにインタビュー。

Q1..狛江にプレーパークを、と活動を始めたきっかけは?

最初のスタッフは「自主保育狛江おひさまの会」のメンバーです。メンバーと「プレーパークが狛江にもあればいいのに」と話していた時が「新しい風補助金」の申請時期と重なり、本格的にスタートすることになりました。補助金も今年で2年目になります。

Q2.プレーパークを開催して、よかった!と思うことは?

「早く常設出来たらいいですね」「こういう場所があるといいですね」という声を聞くと嬉しいし励まされます。また最近、子ども達のなかでリピーターが増えたので、遊び慣れてきてロープ遊具を自分達で作ったり、水遊びも思いっきりやっている。それに大人の方も、見守る姿が増えたように思います。開催を始めたばかりの頃は、工具を持っているのがほとんど大人?ってこともあったのですが(笑)、最後まで子供にやらせて、それを見守る保護者の方が多くなり、同時にノコギリでのちょこっとケガ人が増えました…。しかし、子ども達は絆創膏を貼ったら直ぐにまた作り始める子ばかりで、少しのケガなんて気にせず夢中で作る。そんな姿を誇らしく思えますね。

Q3.メインイベントはどうやって決めているのですか?

まず、年一回の総会で大まかに決め、毎月の会議で細かい部分を詰めます。 寒い時期には、段ボールハウスや火を使えるようにして温まれるような内容にしたりと、季節に合わせたものを考えます。もちろん、初めてやるものは、事前にスタッフで集まってお試しでやってみて、その後レシピに細かい調整をしたり、持ち物の追加などがあったり。

Q4.ボランティアスタッフはどうやって集めているのですか?

開催を重ねるごとに、参加者の中から賛同してスタッフになってくれる方がいます。主催メンバーはみな子連れなので、生活者ネットの方々が受付を手伝ってくれています。毎月来てくれているベーゴマの香取さん・竹とんぼの木村さん、ボランティアセンターに登録して来てくれた方や、一回来てくれた学生さんが友達や後輩を次々連れて来てくれたり、引っ越したメンバーが、別の土地で知り合った新人プレーリーダーを紹介してくれたり。とにかく、人が人を呼び、繋がって増えているように思います。感謝感謝です。

Q5.プレーパーク開催のおもに問題点は?

公園で火が使えず、冬の開催が河原ばかりになり、河原には大きな木が少ないのでロープワークがあまり作れない。逆に暑い時期は、河原は木陰が少なく長時間遊べない。荷物の搬入・撤収が毎度大変など、開催場所の問題があります。
あとは、冒険遊び場に欠かせないプレーリーダーの人材確保、育成ですね。

 

生後5ヶ月の赤ちゃんを抱っこしながらお話してくださった岡本さん、スタッフの方々、みんなパワフルで明るくて笑顔が素敵でした。
狛江市に楽しい遊び場が常設されるよう、応援しています!

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