狛江市の児童館は岩戸児童センターと和泉児童館がありますが、今回は和泉児童館へ取材に行って来ました。
前編では乳幼児(0歳～6歳の未就学児)向け、後編では学童(6歳～18歳)向けの内容でご紹介していきます。

8月のある日、和泉児童館の門をくぐると、子ども達が続々と水鉄砲を持って集まってきていました。
どうやらこれから水鉄砲大会が始まる様子。にぎやかな玄関を入っていくと、スタッフの方が笑顔で迎えてくれました。
こちらには若い方からベテランの方まで、たくさんのスタッフがいらっしゃいます。

今回の取材でお話を伺ったのはスタッフの吉松さんと西川さんです。
とても気さくで話しやすく、ホッとひと安心。さっそく児童館について色々聞いてみました。

児童館とは0歳～18歳の子どもと子育て中の保護者が対象で遊びを通して成長していく場所です。
和泉児童館には体育館、育成室、図書室、グランドがあり、季節に合わせて様々なイベントを行っています。
また、登録制の放課後児童クラブや子育て中の母親を支援する活動なども行っています。
乳幼児とママの専用ルーム「ひまわりルーム」は、乳幼児(0歳～6歳の未就学児)と保護者の方がいつでも自由に遊べるお部屋です。
室内にはおままごとセットやブロックなど、色々なおもちゃで遊べるスペースや、電子レンジや冷蔵庫のある飲食スペースがあり、
お弁当やおやつを持ってきて、ゆっくり過ごすことも可能です。ベビーベッドがあるのでねんねの赤ちゃんも安心。
走り回りたい元気な子には、ホールやお庭が開いている時は、三輪車やボールプールなどで体を使って遊べるわんぱくタイムもあります。

児童館デビューはひとりじゃ勇気が出ない、というママには、「いずみ子育てくらぶ」がオススメ。
年間を3期に分けて行われている年齢別のクラス活動で、事前申し込み・定員制なので、
同じくらいの月齢の子どもを持つママ同士の出会いの場にもなっているそうです。
スケジュールなど詳細は和泉児童館のホームページにも掲載されています。

平日は10時から午後3時まで相談員がいて、子育ての悩みや家庭の悩みなどの相談にのってくれたり、些細な愚痴も聞いてくれるそう！
その他には、身体測定や工作など毎月のプログラムも充実。もちろん、水遊びやクリスマスなど、季節の行事も楽しめます。
建物は古いながらも、スタッフのアイディアと愛が溢れる館内は、いつも活気に満ち溢れています。
狛江のアットホームさが好き、という方は絶対はまるはず。

「児童館に来るママは最初はみんな1人です。ここでは友達作りのきっかけに少しでもなれば良いなと思っています。
もし家の中で行く場所も話す人もいなくて、もんもんとしているママがいたら、少しの勇気で踏み出して欲しいと思っているんです。
何でも無い事をスタッフとおしゃべりするだけでもいいんですよ。また、子どもが生まれる前の妊娠中から利用できる施設であって欲しいとも思っていて、
体のことを相談できる場、実家みたいな場を作りたいなと思っています。是非、足を運んでみてくださいね。」

和泉児童館へ行ってみよう！【後編 学童が楽しく過ごせる児童館】