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HOME子育てあれこれ幼稚園保育園入園のためのタスクリスト】保留通知をもらっても焦らないで。新生活、家族みんなでいいスタートを切ろう!
HOME子育てあれこれ保育園保育園入園のためのタスクリスト】保留通知をもらっても焦らないで。新生活、家族みんなでいいスタートを切ろう!
HOME子育てあれこれその他の保育施設保育園入園のためのタスクリスト】保留通知をもらっても焦らないで。新生活、家族みんなでいいスタートを切ろう!

年が明けてもうすぐ1カ月、「来年度」という言葉をよく耳にするようになりました。

4月から、お子さんが保育園に入園し、ママ・パパも仕事を始めるなど
生活が変わるご家庭も多いのではないでしょうか。

この記事では、
新しい生活を迎えるにあたり、家族でいいスタートを切るための
「タスクリスト」を紹介します。

 

入園先が決まるまでのタスクリスト

この時期では、保育園の選考で入所保留になってしまうなどの事情で、
新年度からお子さんが通う先が決まっていない場合もあることと思います。

「早く決まってほしい……」と心配になる気持ちは当然。
(実は私自身も、申し込んだ保育園が保留になってしまい、仕事はどうなるのか、復職は……と、不安でたまらなかったことがありました。)
とはいえ、「どこでもいいから」と知らない保育施設に入園を決めてしまうのは危険です。
入園後にお子さんが受ける保育・教育について納得できなかったり、なじめなかったりして、
結局安心して生活ができなくなる場合があるためです。

以下のリストを一つひとつ確認して、少しでも心が落ち着いていただけたら幸いです。

 
〈入園先を決めるまでのタスクリスト〉
1.(見学済み、希望している園がある場合)通わせたい認証・認可外保育施設等に連絡する
2.勤務先等に連絡をし、現在の状況や今後の働き方について相談する
3.送り迎えの体制等を家族で話し合い、新たな入園候補先をリスト化する
4.保留通知書をもって市役所に行く(希望園を増やす・変更する場合は締切日までに)

1.(見学済み、希望している施設等がある場合)認証・認可外保育施設等に連絡をする

育休延長等が難しく、絶対に4月からお子さんが入園しなければならない方で
もし、今までにすでに見学を済ませ、保育内容・環境・経済的な面をふまえて
「ここならお子さんを預けられる」と思える施設等がある場合は、すぐに電話で入園希望の連絡をしましょう。


認可・認可外保育施設等をすぐに押さえてしまえると安心ですが、デメリットもあります。
認可保育園の結果通知後も、転勤などによる入所辞退があるため、2~3月の間に思いがけず繰上げ内定となる場合も、少ないですがあります。
そのとき「やはり認可に行きます」ということになると、認証・認可外保育施設等に払った「入園金」は
多くの場合返還されません。(入園金の有無や金額、返還規定については各施設にお問い合わせください)

しかし、この時期以降の認証・認可外保育施設等は事実上「先着順の入園」となりがちな面があるのも事実です。
育休延長等ができず、絶対に4月から復職しなければならない場合は、お金が余分にかかってもすぐに認証・認可外保育施設等に
申し込むという選択肢は自然に出てきてしまうものと思います。
ご自身の事情を鑑み、「どうしても、お子さんの入園先をすぐに決めたい」という方は、
結果が出ていない今のうちに近隣の認証・認可外保育施設等にも足を運び、預けられそうな施設を探しておくことをお勧めします。

見学がかなわなくても、散歩ついでに施設の前まで行くだけで、雰囲気がわかることもあります。

狛江市の認証保育所(こまえ子育てネット)
家庭福祉員(こまえ子育てネット)

また、4月から3歳以上になるお子さんは幼稚園に入園し、預かり保育を利用することもできます。

狛江市と狛江周辺の幼稚園情報まとめ~2019版~(こまえスマイルぴーれ)

保育料無償化制度により、幼稚園であっても、保護者の方の就労などにより「保育の必要性の認定」を受けていれば
預かり保育料も少し負担が減るようになっています。


幼児教育・保育の無償化について(狛江市役所)

2.勤務先等に連絡をし、現在の状況や今後の働き方について相談する

お子さんの預け先がすぐに決まらず、予定通りの就職・復職ができない可能性がある場合は
勤務先等にも連絡をしましょう。

働き始めるのを待ってくれている方に対し、「職に就けないかもしれません」という連絡をするのは
心苦しいことですが、早めに相談したほうが、職場も無理のない人員体制をとることができるので
長期的にみれば働きやすくなると思います。
企業によっては、企業内保育所や預かり保育、ベビーシッター補助など独自の制度があり、
認可保育園の待機をしている間、一時的にでもそちらを利用できる場合があります。

就職・復職のために利用できそうな制度がないか、相談してみましょう。

各企業の制度については、共働きの場合、ママだけでなく、パパの勤務先にも必ず確認しましょう。
また、この機会に具体的な働き方についても相談しておくことをお勧めします。
例えば、時短勤務や在宅ワークの利用により、9:00~17:00までの保育時間でも対応可能であれば、
預け先の候補を増やすことができます。

ちなみに、個人的な意見で恐縮なのですが、
事情が許せば、無理に預け先を探さず、育休延長等によりお子さんを自宅で引き続き保育しながら
認可保育園の内定をしばらく待つことや、
3歳以降のお子さんなら、幼稚園に入園させ、仕事のほうをそちらに合わせることもけして悪い選択ではないと思います。
(私自身も、保育園に入れられないまま2歳と0歳の子を自宅保育しています。
 結果的に長く職を離れることになってしまいましたが、
 まとまって家族の時間をもてたこと、復職時に備えて資格の取得ができたこと、ママ同士のつながりで自分の世界が広がったことなどは
 貴重な経験だったと思っています。)

3.送り迎えの体制等を家族で話し合い、新たな入園候補先をリスト化する

地域の保育施設に4月からの入園を希望する場合、
認可・認証・認可外保育施設、幼稚園などで、「今まで考えていなかったけれど通わせてもよい」というところがないか
家族で話し合いながら考えましょう。

認可保育園は、手続きにより希望園を増やしておくと、利用調整時に選考で内定をもらえる場合があります。(詳しくは次の項目を参照)

狛江市にある主な保育施設等は以下のリンクをご参照ください。
狛江市の認可保育園(狛江市役所)
※2歳までのお子さんはこちらも申し込めます。地域型保育事業(狛江市役所)
狛江市の認証保育所(こまえ子育てネット)
家庭福祉員(こまえ子育てネット)
東京都認証保育園一覧(東京都福祉保健局)
東京都認可外保育施設一覧(東京都福祉保健局)
川崎認定保育園一覧(川崎市)
狛江市と狛江周辺の幼稚園情報まとめ~2023版~(こまえスマイルぴーれ)

例えば、自宅から送迎がしづらい場所にある施設や、保育時間の短い施設であっても
ママ・パパで送迎を分担したり、先ほど確認した勤務先の支援制度を利用したりして、通うことはできないか?
近隣に住む親族や、ファミリーサポートセンターの方に送り迎えを依頼することによって、通うことはできないか?
(ファミリーサポートセンターの利用は有料です。利用が初めての場合、まずは問い合わせてみましょう。
狛江市ファミリー・サポート・センター

など、地図を見ながら検討してみてください。
十分通えそうだと思ったら、できるだけ実際に現地で様子を確認したうえで、入園候補先に加えましょう。

認可保育園の希望園を増やす・変更する場合は、市役所の窓口での手続きが必要ですので、次の項目に進んでください。
認証・認可外保育施設、家庭福祉員、幼稚園は各施設等との直接契約になりますので、希望のところに直接連絡をしてみてください。

4.保留通知書をもって市役所に行く(希望園をふやす・変更する場合には、締切日までに)

入所保留になった場合、保留通知書をもって一度は市役所の保育係窓口に足を運んでみることをお勧めします。
もっとも、保留になったお子さんは自動的に待機リストに入っており、もともとの希望園に繰上げで内定した場合には、すぐに連絡が来ますので
焦って駆け込む必要はありません。

利用調整に間に合うように希望園を増やす・変更するための締切日は、保留通知書と一緒に通知されます。
希望園を増やす、変更する場合は締切日までに窓口へ行きましょう。
このほか、市役所の保育係窓口でわかること、相談できることは以下の通りです。

お子さんの指数(ポイント)や待機順位がわかる

待機になってしまったお子さんの指数と、希望園ごとの現在の待機順位がわかります。
これから希望園を増やす・変更する手続きがあるため、待機順位は変動しますが、
希望園を増やすかどうかの目安になるかもしれません。
12月の申し込み時と比べて週あたりの勤務日数・時間が増えたり、単身赴任になったりといった「勤務証明書の内容変更」が
 指数に反映されるのは5月以降の選考からとなります。

ご家庭の状況に応じた子育て支援や補助金など、利用できるものがないか相談できる

幼稚園や認証・認可外保育施設に通わせる場合、どうしても認可保育園より経済的負担が大きくなってしまうことが気になりますが
狛江市でも様々な支援制度があります。

(参考)子育てに関する給付金・補助金(狛江市役所)

ご自身やお子さんの状況により使える制度が変わってきますので、困ったり、迷ったりした場合は
対象になるものがあるかどうか、窓口で相談してみましょう。

 

お子さんとご家族の新年度の見通しが立つまでは、不安な日々が続くことと思いますが、
ご家族で話し合い、その心配な気持ちが少しでもなくなることをお祈りしています。

入園先が決まってからのタスクリスト

ここからは、入園先が決まってからのタスクリストです。
意外と準備がいろいろあって大変!と、周りの方からよく聞きます。

どの施設でも、入園前に説明会や面接、健康診断などで一度は足を運ぶことが多いです。
何かと忙しい年度末でスケジュール調整がきつくなることもありますが、
入園先でお子さんによりよい保育・教育を行っていただくためにも、お子さんのことを知ってもらう機会を大切にしましょう。
(施設によっては入園までに指定の健康診断などを受けられないと、予定通りの日に受け入れができない場合もあります。)

また、ファミリー・サポート・センターなどの子育て支援や、月ぎめの駐輪場などは
使うことがはっきりした時点でなるべく早く申し込みましょう。

持ち物も、用意するものの種類や大きさが、各施設によって異なります。
新年度から持ち物や活動、教材を見直す園があることも考えられますので、
なるべく入園先から直接情報を得るようにしましょう。

 
〈入園先が決まってからのタスクリスト〉
1.入園前説明会等の日程、必要な手続きのチェック
2.送迎の仕方の確認と分担、必要なサービスの申込み
3.指定の持ち物の用意、名前つけ
4.お子さんの心の準備

 

1.入園前説明会等の日程、必要な手続きのチェック

入園前説明会や健康診断は、2月~3月の間に行われることが多いです。
(3月半ば以降に決まった場合や、年度途中入園の場合は個別に機会が設けられます)
園での生活、慣らし保育、持ち物などについて、
詳しいことを直接聞ける機会なので、できるだけ指定の日に参加しましょう。

どうしてもできない場合は、園に連絡し、別日に足を運ばせてもらうようお願いしたり、
資料を送ってもらうなどの対応をとります。

補助金等の手続きについても、対象になる園であれば園から案内を受けられます。
締切日をよく確認して書類を揃えましょう。

2.送迎の仕方の確認と分担、必要なサービスの申込み

毎日のお子さんの送迎について、どうするか家族で話し合っておきましょう。
曜日ごとに決める、送りと迎えで分ける、ファミリー・サポートや近くの親族にお願いする、など様々なやり方があります。
お子さんの送迎にファミリー・サポートを利用することを決めたら、なるべく早めに申し込みをしましょう。
毎年4月は新たな申し込みが多く、手配までに長い時間がかかってしまう場合もあります。
また、送迎にあたって駅の月ぎめ駐輪場を利用したい場合も、数に限りがありますので、早めに申し込みましょう。

送迎について、普段はママがすべてやる、という場合でも、ママ自身やお子さんが体調を崩してしまった、急に残業になったなどの事情で
普段とは違う動きになることも必ずありますので、そういうときにはどうするか考えておくことも大切です。

お子さんの登園準備は、ママ、パパどちらでもできるとスムーズですね。

また、子育て支援サービスは、ほぼすべて「事前の登録」が必要なので、以下のような準備をしておくと非常時のリスクヘッジになります。

・近くに親族がいる場合はあらかじめ非常時のサポートをお願いしておき、保育園の送迎者リストに登録する。
・ファミリー・サポート・センターで、今のうちに説明会の参加や面接を済ませておく。
・病児保育室に登録する。→「狛江すこやか病児保育室」(こまえ子育てネット)
・民間のベビーシッターサービスに登録する。

検討のうえ、登録したら、実際に使う方法(連絡先電話番号や場所、アプリなど)も家族で共有しておきましょう。

このほか、慣らし保育の付き添い、お子さんが体調を崩した場合の付き添い、日々の家事のことなども
必要に応じて家族で話しておけると、新年度いいスタートが切れるのではないかと思います。

3.指定の持ち物の用意、名前つけ

用意する持ち物の指定はかならず園からあります。
内容だけでなく、用意する個数(タオルや靴)、禁止の形状(フード付きの上着禁止など)も確認しましょう。

説明会のときか、「入園のしおり」などの書面で説明があると思います。

袋ものや布団カバーなど、サイズ指定があるものは、既製品が見つからない場合は作る必要があります。
ご家庭で作ってもいいですし、洋服リペアのお店などで有料のオーダーを受けていることもあるので
サイズや形状、色柄などの条件がわかったら、早めに準備しましょう。

また、名前つけですが、つける場所やつけ方(シール、アイロンなど)、イラストマーク禁止など
指定がある場合もあります。

名前シールはとても便利なのですが、注文する場合は気を付けてください。
枚数の多い紙おむつの名前つけには、名前スタンプが便利という声も。

4.お子さんの心の準備

 お子さんにとっても、保護者の方にとっても、新しい環境は不安がつきもの。
特に、お子さんは今までの生活が楽しく充実していればしているほど、入園先では戸惑うことがあると思います。

 手続きや準備が終わり、時間に余裕があれば、お子さんと一緒に登園の練習をしたり、
 園庭開放に参加したりして、入園先との心の距離を近づけてみましょう。
 園庭開放の情報は、こまえ広報や「こまえ子育てネット」で見ることができます。
 今まで未就園だったお子さんの場合は、幼稚園をテーマにした絵本などで、イメージをふくらませるのもいいですね。

 私自身も、新年度から入園する長男がいます。
 不安な気持ちもありますが、いろいろな保育園、幼稚園などに機会を見て足を運び、
 在園のお友達と楽しそうに遊んでいる長男をみると心がほっとします。

 時々、「〇〇くんも4月から園に通うんだよ。楽しみ?」と声をかけています。
 そんなとき本人は、「楽しみ!」というときもあれば、遊びに夢中で気が付かないことも。
 果たしてどうなることやら……
 その後については別の記事に譲りたいと思います。


 新しい環境に踏み出すご家族皆さん、どうか良いスタートが切れますように。
 そして、楽しい未来がありますように。

(by つぐみ)

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