女の子の健やかな成長と幸せを祈る節句の年中行事である「ひな祭り」。
「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形に桜や桃の花、菱餅や雛あられなどを飾ったり、ハマグリやちらし寿司などの料理を楽しんだりします。
ひな人形は、子どもを病気やけがといった厄災から守り、将来幸せな家庭を築けるようにとの願いをこめたお守りと言われています。
だから、お嫁に行くときに持っていくという話も聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
子どもが娘1人なら問題ありませんが、娘が2人、3人と増えたとき、ひな人形はどうしたらいいのでしょう。
やっぱり一人ひとりに用意するもの・・・とは思うものの、飾るスペースがない!!収納スペースもない!!!なんて問題も。
さてどうしよう・・・
そこで今回は姉妹をもつぴーれメンバーとメンバーの周辺に姉妹のひな人形はどうしているのか聞き込み調査してみました。
メンバーと周辺の友達にインタビュー
●自分の母の代から受け継いだひな人形を飾っています。なので娘のためにというのは買っていません。もちろん自分のものもありません。
ひな人形は災いから守るもので、一人一人に新しく買い与えた方がいいと書かれたネットの記事も見たことがありますが、
昔から慣れ親しんだひな人形が気に入っていたので、娘が産まれたときに実家から送ってもらいました。
●上の子がコンパクトタイプの親王飾り、下の子は陶器の立ち雛を買ってもらいました。
飾る場所がないので、下の子の時はいらないかなと話していたのですが、やはり何もないのはかわいそうという話になり小さめの立ち雛にしました。
●長女の時には親王飾りと名前旗、次女の時にはつるし雛と名前旗を買ってもらいました。
三女には名前旗とひな人形のタペストリーを買ってもらう予定です。
次女の時に、長女と同じようにおひな様をと考えたのですが、スペースがなかったことと、違うものの方が、両方合わせて飾ることでより華やかになるかなと思いそうしました。
●我が家は三姉妹です。長女の時に親王飾りを買いました。
家が狭くて置くところもないから、さすがに1人ずつには買ってあげられないけど、それもなんかねー、ということで、次女・三女にはそれぞれ小さな置物?のようなお雛様(写真のお雛様の前にある2セット)を買ってもらいました。
●上の子の時に親王飾りを買い、下の子の時には名前の旗だけ買い足しました。
※イメージ画像
●姉には段飾りのひな人形を買い、妹にはガラスケースに入った洋風の人形を買いました。
やはり、ひな人形の本来の意味を考えると、一人に1つと思い、それぞれにその子専用の守り神となるような人形を用意しました。
●長女の時に、三段飾り(三人官女までいるタイプのもの)を買ってもらい、次女の時にも三段飾りを買ってもらいました。
同じ作家さんのものですが雰囲気が違うものにしました。
姉妹で差が出ないよう、金額・サイズ感・人形の数など同じになるようにバランスを考えて買ってくれました。
●長女の時にかったひな人形を姉妹みんなのものとして飾っています。
長女と同じ値段のものは買えないとなると大きさや値段に格差が出てしまうので、姉妹平等にしたいという思いから1つのひな人形を共有することにしました。
●長女の時におひな様を買い、次女の時にはオルゴールを買い足しました。
まとめ
聞き込み調査をしてみて、ひな人形は意外と姉妹で共有しているお家も多いように感じました。下の子にはそこに+αをつける感じで。
厄災の身代わりや健やかな成長と幸せを願って贈られるひな人形なので、一人ひとつという昔からの考えもありますが、飾らなくなってしまっては元も子もありません。
場所(飾る場所や収納場所があるか)・お金(買えるか、または買ってくれる人がいるか)・考え方(子どものことを考えたとき親である自分たちが何を一番大事と考えるか)が重要なポイントになるのかなと思いました。
ご家庭の状況やライフスタイルに合わせて柔軟に考えてみてくださいね。
過去記事紹介 『ひなまつりを楽しもう2017』
by きのコ