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出産を機に退職して、子育てどっぷりの生活を数年間。
幼稚園や小学校に行きはじめて、あんなに切望してた”おひとりさま時間”も、いつしか持て余すように。そろそろ働き時かな・・・
でも、いざ働いてる自分をイメージしてみると
「ブランクがある自分にできる仕事ってあるんだろうか」
「会社の人たちとうまくやっていけるかしら」
「子どもの習い事にも時間をさきたいから、フルタイムは無理・・・」
と不安ばかり。

しかし!
これらの不安をスッキリ解決してから働き出せる、嬉しいプロジェクトがあるとの情報が!

詳しく知るため、コーディネート機関の一つである株式会社パソナで開催された「これからの働き方~ママの可能性が企業と社会を変える」
というセミナーに行ってきました。その様子をレポートします。

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主婦の再就職を応援!

このセミナーの対象は、「女性活用を検討中の企業経営者・人事担当者・再就職を考えている女性」。
パッと見、半数が主婦で、ベビーカーや抱っこひもを引っ提げて参加するベビー連れママも数人。

少子化および生産年齢人口の減少が加速する中、妊娠出産を機にリタイアした女性の活用が、今大変注目されています。
しかし、子育てもしながら働くとなると、企業側も短時間労働を受け入れるなど歩み寄りが必要。
この重要さを理解し、主婦を積極的に雇用したいと考える中小企業と、再就職したい主婦の”お見合い”を応援してくれるのが
「主婦インターンシップ」です。

正式名称は、「中小企業新戦力発掘プロジェクト」といって、中小企業庁が推進している、国の事業なんです!
東京では、株式会社マイナビ(0120-017-366)株式会社パソナ(03-6734-1220)株式会社ビー・スタイル(03-6758-0908)
ヒューマンタッチ株式会社(03-6872-5533)の4社がコーディネート機関として、主婦と企業をマッチングしてくれます。

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主婦は、同時進行でいくつものことを取り回せる凄腕の持ち主。さらには、コミュニケーション能力にも長けていますよね。
企業側からいえば、主婦のキャリアブランクは正直ある。でも、細かいことに気が回るなど、今までの生活での積み重ねは見えるとのこと。
つまり、じっくり家庭で生活をしてきたこと自体も立派なキャリアになるんです。
さらには、主婦の目線・感覚自体が仕事につながることもあるのです。

主婦インターンシップ

インターンシップとは、職場実習のこと。この期間は2週間・1か月・2か月・3か月の中から設定、
実習時間は週3日・週4日・週5日から、勤務時間は1日4時間から8時間の中で選択します。
この制度の魅力的なところは、実習助成金が支給されるということ。
1日の実習時間に応じて日額5000円~7000円を「雑所得」として受け取れます。
社会復帰のリハビリをしつつ、助成金ももらえて、うまくいけばそのまま就職につながることも!
参加条件は、「同一企業にて1年以上の就業歴(パート・アルバイト含む)がある方」「前職を結婚・出産・介護・転勤等の家庭の事情で退職された方」
などいくつか制限があります。
ただ、条件さえ当てはまれば、年齢制限もないですし、週3日勤務の希望も出せるので、無理なく働き始められますね。
申込み期限は、今年の9月末まで。案ずるより産むがやすし、ビビッと来たら今がチャンス!

インターンシップをやってみて~実際復職したママたちの声

 インターンシップを経て、正規に採用されたママたちの座談会では、みなさん共通でおっしゃってたことが、
「不安に思っている事は、働きだしてしまえば何とかなって、クリアできる」ということ。
インターンでのお試し期間のおかげで、職場の雰囲気や仲間の様子も知ることができるし
仕事内容も大体つかめますよね。 ”ここでやっていけそう!”という状態からスタートできるから
その後もスムーズみたいです。
そして、
新しい居場所が見つかった。
他人から認められる機会が増えてイキイキしてきた。
「社会人としての自分」として生きていく充実感が得られた。
など、お金以外にも得られるものがたくさん!
子育てって正解がないから成果が見えないし、他人に褒められたり感謝されるっていう体験が退職後ぐっと減った気がします。
そんな物足りなさが、復職することで満たされていくのですね。

働いている理由、教えて下さい

すでに働いている狛江のママたちに、「なんで働いているのですか?」と聞いてみました。

*不動産の価格が割と高い狛江に住みたくて、念願の家を買ったので、ここに住み続けるために働いている。(フルタイム会社員)
*子どもが2人いるので、これからかかる教育費に備えて働いて貯蓄したい。(パート事務)
*母・妻以外の自分を持っていたい。(パート事務)
*生涯働き続けていたいので、その基礎作りのため今頑張っている。(自営業)
*ママ友の世界だけではなく、もっと広い世界と繋がりたくなった。(パート事務)
*自分の出来ることを、誰かのために役立て、対価を得たいから。(ダンス講師)
*今の生活の中で引っかかっているものは、働けば全部解消されると思ったので。(医療事務)
*自分で自由に使えるお金を手に入れるため。(フリーランス)

人によって、働く理由は様々ですね。

狛江でホカツ!~ゆるワーママのための保育先

 働くと決めたら、真っ先に頭をよぎる「子どもの預け先の確保」。
保育園はフルタイムのママたちで埋まっているし、ゆるやかに働くママたちはどこを頼ったらいい?
便利に使えそうな保育先を挙げてみました。

1.私立幼稚園

狛江市内の私立幼稚園は、通常保育後や長期休暇中の預かり保育が充実しています。(詳細はぴーれの記事「各幼稚園情報」を参照)

土日の行事があると月曜が振替休日になって預かってくれない、長期休暇中の全日程に保育がついている訳ではないなど、
フルタイムのママにはなかなか不便。
でも、ゆるワーママなら振休を外して働いたり、預かり保育でカバーできない数日は他のサービスを利用するなどすれば
幼稚園でもなんとかやっていけます。

2.保育園 一時保育

私立虹のひかり保育園(生後57日から満2歳未満)
市立駄倉保育園私立狛江保育園(満2歳から就学前まで)
など、事前に登録などすれば一時保育を利用できます。受け入れ人数は3人~6人と少なめ。

詳しくは、こちら→一時保育(こまえ子育てねっと)

3.ファミリーサポート事業

ファミリー・サポート・センターは、事前登録・予約すると誰でも利用することができるもの。

預かってくれる人のおうちで、子どもの保育をお願いします。幼稚園・保育園への送迎もしてくれます。
1時間700円ですが、幼稚園の預かり保育でカバーできない日や、保育園の一時保育に入れない時など、
スポットでうまく利用すれば、ピンチを切り抜けられますね。
詳しくはこちら→こまえ子育てねっと「狛江市ファミリー・サポート・センター」

4.小学生なら「学童クラブ」や「KoKoA」

小学生になれば、放課後の居場所も充実しています。
なんといっても、自分一人で移動してくれるから、ぐっとママも楽に!
詳細はこちらをご覧ください。→学童クラブKoKoA

5.自分の両親・義理実家

週5だとキツイけど、週3ならなんとか老体にムチ打って、預かってくれるかもしれませんね。

夫の理解は必要不可欠!

忘れちゃいけない、夫の理解。
働き盛りで仕事が忙しいパパが、つい言ってしまう
「家事も育児もしっかりやれるなら、働いてもいいよ。」 
という決めゼリフ。
でも、無理のないペースで働くことを選ぼうとしているわけですから、大きな声で
「両立、やってみせるわ!」とタンカが切れますね。
で、慣れてきたら徐々に勤務時間伸ばしていくこともできるし、家族の負担も最小限で済みそう。


大切なのは、「今 わたしは 働きたいのか」 ということ。
ほんとの気持ちを確かめてみて、ワーママ願望がムクムクと大きくなってきたら
ぜひ一歩、踏み出してみましょう。

 

by shino

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