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プレイセンターとは、ニュージーランド生まれの乳幼児と親のための遊び場。子どもの自由な遊びと、それを見守り一緒に遊び、学び合う親たちの自主運営による活動です。

市内西野川にある認定こども園「パイオニアキッズ西野川園」では、毎週木曜日、子育てひろばでのプレイセンター活動が行われています。
2016年4月の開園とともに始まったこの活動は、この春に4年めを迎えようとしています。

「プレイセンターにしのがわ」の現在の活動の様子を、実際にセンターに通う記者が利用者目線でレポートします。

パイオニアキッズ外観

プレイセンターって何?

まずは活動の概要から。
プレイセンター活動は、毎週木曜日、10:00~11:30、パイオニアキッズ西野川園内で行われています。

対象は0~6歳の乳幼児とその保護者ですが、学校の長期休みなどは小学生の兄弟姉妹を伴って参加することも可能です。

また、妊婦さんと産前産後のママ向けには毎週水曜日に同じ時間でプランケット(助産師無料相談会)も行われています。

園内には子育てひろば専用の部屋があり、この部屋と園庭が主な活動場所となります。

子育て広場室内の様子
園庭遊具の写真

園庭は活動時間中に認定こども園の園児も利用するので、園児たちと一緒になって遊んでいる様子もしばしば見られます。
園には学童クラブ「西野川こどもクラブ」も併設されていて、こちらの児童も学校の長期休みにはプレイセンターの活動にゲスト参加することも。
上の写真の室内にある段ボールの滑り台はこどもクラブの小学生が作ってくれたもので、子どもたちに大人気です。

利用者で話しあって決める自主活動

そもそもプレイセンターって何?児童館や園庭開放とは何が違うの?という疑問をお持ちの読者もいらっしゃることと思います。

プレイセンターの最大の特徴は自主活動であるということ。
施設側がプログラムを提供するのではなく、利用者が主体的に活動の内容を決めています。

毎月のスケジュール決めは前月のミーティングで利用者どうし話しあって行います。
ミーティングと言っても堅苦しいものではなく、活動時間中に子どもたちを遊ばせながらアイデアを出しあい、手が空いている人が内容を書き留めていく方式です。
「来月何しようか・・・」「そろそろ○○の季節だね」「こんな工作はどう?」「わたしは△△がやりたい」と、自由な意見が飛び交います。

自分たちで活動内容を決めるという点では、いわゆる育児サークルにも似ていますが、サークルのように決まったメンバーで運営しているのではなく、そのときどきで子育てひろばを訪れる利用者に広く開かれ、自由に参加できる活動です。

パイオニアキッズからは固定のスタッフが担当についていて、活動を見守るとともに、「この日は水遊びをしたいのでビニールプールを貸してほしい」など、施設側との調整相談役となっています。

これまでにやってきた活動

これまでにやってきた主な活動は、プレイセンターで使うおもちゃ作り、季節の行事に合わせた手形アート、読み聞かせ(英語で行ったことも!)、パラバルーン、リトミック、風船遊び、シャボン玉など。
園庭や部屋での自由遊びの後、その日予定している活動に移るのが普段の流れですが、子どもが活動に興味を示さない場合は無理に参加せず、自由遊びを続けていてもOKです。
また、子どもたちはみんな園庭での砂遊び・泥遊びが大好き。あまりに夢中で、「今日はこのまま園庭で過ごそうか」とその日の予定を変更したこともあります。

頭上にグリーンの布と風船をとばして遊んでいる様子
ツリーの工作をしている様子

活動は施設内に限らず、緑道や前原公園に出かけたり、利用者の知り合いの農家さんのはからいで芋掘りをさせてもらったりなど、利用者の提案でさまざまに広がっています。

みんなで芋掘りをしている様子
親子が公園で遊んでいる様子

利用方法

プレイセンターの活動に参加する方法ですが、基本的には自由参加ですので、開催日に子育てひろばに来ていただくだけです。
その月のスケジュールは二か所ある入口(正門・西門)両方の外に常時掲示されています。
ちなみにこちらは今月(2019年2月)のスケジュールです。

2月スケジュール

プレイセンター利用の際は、園の玄関に続く正門ではなく、子育てひろばの部屋に近い西門からお入りください。

西門の写真
正門の写真

参加者は名簿に親子の名前を記入し、子どもには背中など見やすい場所に名札をつけます。
初回のみ、園に提出する書類に住所や連絡先を記入する必要があります。
利用者どうしの連絡はLINEグループで行われており、登録すると毎月のスケジュールなども送られてきます(登録については実際に足を運んだ際に既利用者か担当スタッフにご確認ください)。

利用者が語るプレイセンターの魅力

利用者の皆さんに、プレイセンターの魅力について伺いました。

1歳11ヶ月男の子のママ

プランケットから通っていて、プレイセンターには10ヶ月から通っています。
プレイセンターに遊びにくる息子より大きいお姉さんお兄さんたちはとても優しく活発でいつも息子は楽しんでいます。
楽しかった活動は工作です。
福笑いでひな祭りのお面を作ったり、季節に合わせて手形足形アートを作ったりと、身近にある材料を使ったり持ち寄ったりして行う活動が好きです。
これからもみんなで楽しんでいけたらなと思います。

手形アート

3歳1ヶ月女の子&9ヶ月女の子のママ

第一子が3ヶ月くらいの時に狛江に越してきました。
最初は知り合いが一人もおらず緊張しましたが、みなさんフレンドリーに接してくれて、プレイセンター外でも遊んだりするお友達ができました。
園庭で遊ぶ時は、園児もいるので、年上の子とも遊んだり良い環境だなと思って利用しています。

園庭三輪車

2歳11ヶ月女の子のママ

1歳になる少し前から通っています。
娘は園庭遊びが大好きで、いつも泥まみれになって遊んでいます。
通ううちに少しずつ顔見知りの親子が増え、ちょうど娘自身がお友達に対する意識が芽生えてくる時期に、良い刺激となりました。
神経質にならずに自由に遊ばせようという雰囲気があるので、親子ともども自然体で楽しんでいます。
例えば子どもどうしが揉めたとき、すぐに割って入らずにちょっと様子を見てみたりなど、他のお母さんたちの対応から学ぶこともたくさんありました。

泥遊び

バザーのお知らせ

最後にもうひとつお知らせを。
プレイセンターの活動は自主運営であり、活動の費用も利用者によって工面されています。
材料を使う工作では実費を徴収するなど試行錯誤をした時期もありましたが、これまでに2度外部のバザーに出店して資金集めをしたことで、現在は利用者の負担なしで日々の活動を維持することができています。

そしてこのたび初めて、プレイセンター内でリサイクルバザーを開くことになりました!

利用者から集めたリサイクルの子ども用品を中心にしたバザーで、収益は活動資金に充てられます。
ハンドメイドが趣味のママによる手作り雑貨や子ども工作コーナーも!
プレイセンターの活動に興味がある方もそうでない方も、是非ご来場ください!

  • 2月23日(土)9:00~12:00
  • パイオニアキッズ西野川園内プレイセンターにて
  • おもちゃ・子ども服・雑貨(リサイクル)
  • ハンドメイド雑貨
  • 子ども工作コーナー
バザーチラシ

by むーちょ

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