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市内の体育館で毎月1回行われている「みんなで地球をけっとばせ!」をご存じでしょうか。
発達に不安のある子どもや運動が苦手な子ども、集団活動が苦手な子ども向けの親子運動教室です。

筆者の周囲では、市の広報や掲示板のチラシで教室の存在を知っていても、「どんなことをしているのかわからなくて敷居が高い」という方も少なくなかったこちらの教室ですが、実はとにかく楽しいんです!

我が家の上の子は年少の秋からこの春卒園するまで、下の子の出産などでしばらく休んだ期間を除いてもほぼ2年、この教室にお世話になりました。
教室に通い始めたきっかけは、年少の運動会で周囲と動きの合わない我が子を見て、「あれ?この子少し運動神経が鈍いのかな?」と感じたことでした。
その後、運動そのものよりも集団での活動のほうにより困難があることがわかった我が子ですが、「みんなで地球をけっとばせ!」(以下、「地球をけっとばせ」)では毎回楽しく活動に取り組むことができました。
好きな色のボールがとれなかった、お友達に体を押されたと言ってはすぐに泣き、かと思えば休憩が終わってもコーチのところに集合せず勝手に遊んでいる我が子にはらはらした日々が昨日のことのようですが、最近はすっかりたくましくなって、教室のお友達にもなじみ、率先して前に出ていくことも。なにより始めから終わりまで笑顔で活動に取り組めるようになりました。
別の習いごとに重なって諦めるように言っても、本人が「行きたい!」と主張して通った大好きな教室です。

今回は、我が子が教室を卒業するにあたり、「地球をけっとばせ」の魅力を是非皆さんにお伝えしたく、記事を書かせていただきました。

どんなことをしているの? ~みんなでのびのび体を動かしています~

3月19日(月)に行われた「地球をけっとばせ」の様子です。

この日の会場は総合体育館1階の第二体育室でした(第一体育室の半面や、市内の別の体育館で行われることもあります)。
入口で名前の書かれた布テープを受け取って服に貼ったら、親子揃ってコーチの周りに集合です。

活動はいつも、コーチによるメニュー紹介から始まります。

絵入りのフリップを見せる写真絵入りのフリップで活動の順序を示しています。

見通しを説明するコーチの写真子ども達も見通しを持って活動に臨むことができます。

説明が終わるとまずは大きな声であいさつ。「こんにちは!」

次はおにごっこです。

カラフルなフープを使う写真今回はカラフルなフープを使いました。

親子でフープを使う写真親子でフープを運んだり、

転がすフープを使う写真コーチが転がすフープを追いかけたり。

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トッピーくん

ところでこのフープを手にかけた人形、気になりますよね。
彼はトッピーくん。
もともとはジグザグドリブル練習の際のコーンの代わりとして作られたものだそうです。
中に空気が入っていて弾力があり、下が重くなっていて起き上がりこぼしのような動きをします。
子ども達はトッピーくんが大好き。休憩時間には体当たりをしたり乗り上げたりして遊んでいます。

トッピーくんの写真 トッピー君と遊ぶ子供の写真

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エアスタジアム

奥に見えていた棒状のものも見慣れない道具だと思います。エアスタジアムといって、こちらも中に空気が入っています。
ジョイント式のパーツを組み合わせてサッカースタジアムを作ることができるそうです。
「地球をけっとばせ」の活動では、並べたパーツの間をコースにしたり、障害物競争のようにくぐったり乗り越えたりといろいろな使われ方をしていて、やはり休憩時間には大勢が上に乗って飛び跳ねての大騒ぎです。
(筆者が教室の記事を書くと言った際にも「緑のぼよんぼよんのが楽しいことは絶対書いて!」と我が子に言われました。)

エアスタジアム1
エアスタジアム2

おにごっこでほどよく体が温まったら次は体操です。

親子でストレッチする写真親子ペアでストレッチをします。

手をつないで片足立ちする写真手をつないで片足立ち。おっとっとっと。

休憩を挟んでコーディネーショントレーニングです。スポーツに疎い筆者には当初耳慣れない言葉でしたが、運動神経を鍛える運動の総称のようです。コーチは子ども達に「体を元気にする運動」と説明していました。

風船を使った運動の写真今回は風船を使った運動でした。

風船やフープを使った写真風船を投げてフープに入れたり、

風船をけって遊ぶ写真足で蹴ったり。

親子で楽しんでいる写真親も次第に夢中になります。

さらに休憩を挟んで、ボールを使った練習があります。
総合体育館ではサッカーボールの使用ができないため、ビーチボールやクッションボール、動物ボールなどが用意されていて、子ども達は自分の好きなボールを選びました。

2018-03-3012357.jpegお父さんお母さんの足の下をくぐったら、

ディフェンスのトッピー君の写真ディフェンスのトッピーくん達を避けてゴールへ!

2018-03-3012248.jpegちなみにトッピーくん、皆顔がちょっとずつ違います。

もう一度休憩して、最後はミニゲームです。

2018-03-3012514.jpeg休憩中に皆でエアスタジアムを移動しました。

2018-03-3013028.jpeg「座った人から好きな色が選べるよ~」

2018-03-3013219.jpeg親子色違いのユニフォームであいさつと握手。

2018-03-3013114.jpeg体育館の両端をそれぞれゴールとしてボールを追います。

2018-03-3013137.jpeg親子一組につきひとつのボール。マンツーマンでの対戦です。

2018-03-3013249.jpeg体育館をかけ回り、かなりの運動量です。

教室に通いだした頃、筆者の子どもはボールをとられるたびに怒ったり泣いたりしていて、こちらがかなり手加減してボールを持たせ、点を入れさせる必要がありました。今では闘志をむき出しにしてぶつかってくるため、こちらも真剣勝負です。ずいぶん粘り強くなったと嬉しく感じています。

最後はまた皆であいさつをして終了。
かたづけ中も、栓を抜いて柔らかくなったエアスタジアムに倒れこんだり、空気を抜くためのバキュームの排気で風船を飛ばしたり、荷物運びを手伝ったりと、子ども達の元気は有り余っていました。

 

 

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小さい子を連れていく場合は? ~職員等による見守りがあります~

教室の対象は3歳~6歳の未就学児です。
下の子を連れていく場合は、保育士資格を持った市職員等による見守りがあります。

筆者の場合下の子が0歳の頃から連れて行っているため、最初は抱っこ紐のまま参加していて、状況によっては職員の方に抱っこを代わっていただいていました。はいはいやよちよちの時期には会場の隅で遊んでいるのを見守っていただき、歩けるようになってからはちょろちょろとついて回って活動の真似っこや一緒にボールを追いかけていることも多いのです(本人は自分もいっちょまえに参加しているつもりだと思います)が、上の子を優先したい時間のため、親子ペアでの動きの間は適宜職員の方に相手をしていただいています。

誰が教えてくれるの? ~経験豊かなコーチが温かく指導してくれます~

「地球をけっとばせ」には認定NPO法人トラッソスから、毎回3名のコーチが指導に訪れています。
トラッソスは知的障がい・発達障がいのある子どもや成人を中心としたサッカースクールやクラブを運営している認定NPO法人です。
狛江市ではこちらの教室の他に、小中学校の特別支援教室での体育指導や、総合体育館定期制教室での知的障がい児・知的障がい者向けサッカー教室、「手をつなぐ親の会」主催のサッカー教室などで指導を行っているそうです。

コーチ陣は子ども達と同様に布テープの名札をつけていて、ひらがな2文字のニックネームで呼ばれています。
「地球をけっとばせ」の活動について、「よしコーチ」にお話を伺いました。


 

「地球をけっとばせ」の活動で重視していることやねらいは何ですか?

→スポーツではとかく競技性や上手になることを求められがちですが、僕たちはそうではなく、純粋に「楽しい」と思う心を育てたいと思っています。
 楽しいと思う心が育たないうちにサッカーやバスケットボールといった個別の競技を教えても、続ける中で心が折れてしまったり、学齢期を終えるとやめてしまったりということがよく見受けられます。
「楽しい」と思って体を動かせる場を提供することで、幼児期から成人してまで長くスポーツに親しんでもらえたらと考えています。
 狛江市では各年代の教室を幅広く指導できていて、その意味でも有意義に感じています。

子どもと接するときに心がけていることはありますか?

→とにかく遊び心をくすぐりたい、遊び心に火をつけたい、それだけです。
 そのために日々試行錯誤しています。

我が子がなかなかお友達と同じようにできず悩んでいる保護者向けにアドバイスをお願いします。

→「皆と同じ」ことを求める日本の教育の文化の中で、お母さんたちは「ちゃんとできないといけない」という考えにとらわれがちですが、子ども達は「できるようになること」を求めてはいません。皆同じではなくても、子どもそれぞれの楽しみ方があります。
楽しむことが第一優先、できるようになることは次のステップです。
 子どもと一緒に体を動かすことを楽しんでください。

よしコーチ

今回よしコーチのお話を伺って、筆者は胸に迫るものがありました。
ちょうど一年前、年長に進級したばかりの4月の教室でのこと。
高さのあるタイプのエアスタジアムをくぐって前に進む活動の最中、くぐるべき場所によじ登ってドヤ顔の我が子を叱ろうとかけ寄ると、よしコーチが我が子に「上手だね!」と声をかけ、こちらを振り向いて、「バランスが向上しましたね!」とおっしゃったのです。
思い出すと今でも涙が出ます。
自分は指示通りにやらせることだけ考えていたこと、コーチは子どもの成長したところに目を向けてくださっていたこと。
「地球をけっとばせ」のコーチ陣はいつも笑顔です。子ども達の脱線を叱るのではなく一緒に面白がってくださるその姿の根っこには、それぞれの楽しみ方を尊重する精神があったのでした。

さあ、「みんなで地球をけっとばせ!」に参加しよう!

「地球をけっとばせ」の魅力、おわかりいただけたでしょうか。
以下に今後の開催概要を記します。

未就学児運動療育教室「みんなで地球をけっとばせ!」

  • 日時・場所
    4月18日(水)14:30~15:30 市民総合体育館
    5月14日(月)14:30~15:30 市民総合体育館
    6月20日(水)14:30~15:30 市民総合体育館
    7月18日(水)14:30~15:30 市民総合体育館
  • 持ち物
     タオル・飲み物・室内用運動シューズ
  • 申し込み・問い合わせ
     狛江市 福祉保健部 高齢障がい課 03-3430-1111(内線2209)

教室は1回ごとの申し込みですが、2回目以降は会場で次回の予約をすることができます。

あなたも親子で体を動かす時間を楽しみませんか?

by むーちょ

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