わが子は基本野菜が嫌い。特に緑系の野菜が嫌いです。
焼きそばに入っているニンジンやもやしは食べてもキャベツ、ピーマンは「これいらない〜。」と上手いことそばをかき分けながら残してしまう。
無理に食べさせても自分のストレスがたまるし、残った野菜は結局、私が食べることに…。
そこでフードプロセッサで野菜をみじん切りにし、ドライカレーにして食べさせてみた所、見事に完食！フープロ最強〜！
...ん？でもこれって野菜本来の味を消してしまっている訳だし、野菜嫌いを克服している訳じゃないよね。
 
先日、ある宅配スーパーが開催した野菜料理講習での話で、子どもが緑の野菜を嫌がる理由として、自然界では苦味は”毒”、緑色は”熟れてない状態”をさしていて、子どもは本能で野菜を嫌がるという話がありました。そんな時はお母さんが率先して美味しい〜と食べて見せる事で子どもは安心して食べようとしていくそうですが、そう簡単にはいきません。嫌なものは嫌。それでも、やっぱり栄養豊富な野菜を食べて欲しいと思うのは親心。

そんな子どもの野菜嫌いに悩む中、日本野菜ソムリエ協会が”野菜ぎらいの子供のための克服塾”を開催すると聞いて、早速取材をさせて頂きました！
そもそも、野菜嫌いってどうやって克服していくのでしょうか？ まずは子ども達に野菜に対する抵抗感、興味を抱いてもらうところから始めていくそう。
全12回の講座の中では、野菜の育ち方としてプチ栽培実習を行って野菜を育てる楽しさを体感したり、五感を使った体験で野菜への苦手意識をなくしていったり、野菜を切って中身を観察して種をスケッチしたり、旬の野菜について学んだり、実際にそれを食べたりするとのこと。

中に入ってる野菜はな〜に？香りで分かるかな？

自分で調理した野菜なら食べられるかも！？

こうして実験教室のような形で野菜に慣れ親しみ、苦手意識をなくしていくのだそう。子ども達も楽しんで野菜を知る事が出来る内容になっているようです。

そういえば、私が幼い頃、幼稚園のイベントで農園の畑からナスを収穫し、その後にお味噌汁をみんなで作って食べたのを思い出しました。それからナスが大好きになって、母にナスのみそ汁を作ってとせがみ、しばらく毎日のように食卓に並びました。そんな具合に、まずは野菜に親しんでいくってことが大切なのかもしれないですね。

この”野菜ぎらい克服塾”は10月5日（土）から成城学園前駅前にあるアグリス成城にてスタートします。 途中からの受講もOK、9月21日（土）、26日（木）には無料の体験会も実施しているとのことなので、気になる方は参加してみてはどうでしょう。

野菜ソムリエの野菜ぎらい克服塾ホームページ

野菜ぎらい克服塾のチラシ↑

★おまけ★
こまえスマイルぴーれの食育レシピサイト、パクパクぴーれでは保育園の栄養士などの専門家が紹介する沢山お野菜を使ったレシピが載っていま〜す！こちらも見てね。
こまえパクパクぴーれ

（by sanamaru)