多摩川住宅ニ号棟の建て替えに向けて、住民の方の引越しが着々と進んでいます。
敷地内にある大小3つの公園も建物と同じく、2024年3月1日から囲いができ全面的に利用することができなくなる予定だそうです。
※状況を見て予定を変更する可能性もあるそうです。
前編の今回は記録用に公園や遊具の写真を、後編ではニ号棟で生まれ育った筆者の子どもの頃の思い出や、今の率直な感情を綴ります。
過去のシリーズ記事はこちら
【うつりゆく街並み】多摩川住宅ープロローグー
【うつりゆく街並み】多摩川住宅の歴史
【うつりゆく街並み】10/7(土)開催! 多摩川ふるさと団地まつり
1番大きな大公園
ニ号棟の中央に位置する1番大きな公園の正式名称は<中央公園>と言うそうですが、この辺りに昔から住んでいる人達からは大公園(だいこうえん)と呼ばれています。
広場
広場を進むと遊具があります。
ジャングルジム
うんてい
鉄棒
いきもののオブジェ
お砂場
たこすべり台の原型だといわれているすべり台
さらに先に進むと芝生があり、
太鼓橋
いきもののオブジェがもう一つ
コンクリート製の築山
白いオブジェ
などがあります。
隣接して、ピロティーと呼ばれる空間や
集会所があり
向かい側には雰囲気のあるオブジェや、乳幼児がちょこんと座るのにちょうどいい高さの腰かけなどもあります。
2つある小公園
大公園を挟むように北と南に1つずつ小さい公園があります。
正式名称は<北児童公園><南児童公園>と言うそうですが、大公園と同様に、昔から住んでいる人はこの2つの公園のことを両方とも小公園(しょうこうえん)と呼んでいます。
北に位置する西和泉グラウンド(旧狛江第四小学校)側の小公園には、同じ形のすべり台、鉄棒、白いオブジェがほぼ対角線上に2つずつ配置されています。
ブランコ
高さのあるすべり台
鉄棒
大公園と同じいきもののオブジェと白いオブジェ(写真奥)
丸いジャングルジム
南に位置する多摩川側の小公園は、木々や植物の種類が多種多様だと感じました。
南国風の木が生えてたり
柑橘系の果樹を見ることができました。
遊具は手前から、ブランコ
大公園と同じコンクリート製の築山と飛び石
小上がりのような場所
お砂場
数は控え目ですが、ここにもいきもののオブジェがいます。
遊べるのは2/29まで
いつもあった景色を失うことが、こんなにも辛いことだとは思いもよりませんでした。
筆者の場合、自分の思い出に加えて、わが子との思い出もある場所なので余計にそう感じるのかもしれません。
初めて経験する感情に向き合うために、自分の気が済むまでニ号棟周辺を散策しようと決めたら、少し心が軽くなりました。
この記事をきっかけに興味をお持ちになったり、行ってみようかなと思ってくださった方は、ぜひ2024年2月29日までに足をお運びください。梅の花も咲き始めています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
by なっつ