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HOME記事一覧わが子の行き渋り体験記〜保育園児編〜

こんにちは。5歳男子、2歳女子の子育て真っ最中の缶詰克服です。

ぴーれの以前の記事に「わが子の行き渋りどうする?」がありますが、読んでいて思い出すことがあります。
それは「長男(当時4歳男子)の保育園への行き渋り」でした。
本当にドンピシャな記事…。
もう少し早く読みたかったなぁ〜と思いました。

行き渋った長男とのやり取りや、私の心の中の葛藤、そして現在…をお使えしたいと思います。
今現在、保育園や幼稚園を行き渋っているお子さんがいる方の参考になれば嬉しいです。

突然は始まらない 行き渋り

行き渋り体験をお伝えする前に、当時の我が家の状況をご説明します。

行き渋ったわが子(長男)→保育園年少クラスに通う4歳男子
妹(長女)→1歳になりたて、保育園にはまだ通ってません
缶詰克服(母)→育児休業中
缶詰克服のパートナー(父) →毎日お仕事

恐らく、似たような環境のご家庭は多いのではないでしょうか。

さて、保育園への行き渋りですが我が家の場合「ある日突然始まった」ではありませんでした。
なんか最近「保育園行きたくないな〜」って言われること多くなったな、でも登園して楽しく過ごしてるみたいだし大丈夫かな?と感じていた矢先の登園拒否でした。
長男なりに行きたくない気持ちを少しずつ伝えていたのだと思います。
 

子どもの気持ちを受け止めて生まれる葛藤

長男から「保育園に行きたくない!!(泣)」と言われて、
子どもの気持ちを受け止めて、否定しない ってよく聞くな…と思ったので「そっか、行きたくない日もあるよね。」と伝えました。


でも、心の中では「できれば行って欲しい。」と思ってました。
お休みしたら公園に行って一緒に遊んだり、お昼ご飯だって考えなきゃいけない(下の子の離乳食どうしよう)…そう考えたら行って欲しい!!
私、らくし過ぎ?もしかして母親失格?と思ったこともあります。
でも同じように思っているお母さんは絶対いるはず。
大丈夫!その気持ちは1人ではありませんよ、とこの場を借りてお伝えしたいです。

次に、保育園行き渋りで私が行ったこと、その反省点を紹介します。


 

私が行ったこと・・・

  1. 長男と話す
    私も長男も気持ちが穏やかなときに、「どうして行きたくないの?」と聞いてみました。
    保育園で嫌なことでもあるのかな?という思いもあったので確認したかったのもあります。
    私が聞いても明確な答えは出てきませんでした。
    保育園の先生には状況を説明して先生から聞いてもらうと、
    「お母さんと一緒にいたかった、と言ってましたよ」
    と言われたことがあります。
    第三者が間に入ってくれたことは本当に助かりました。
  2. 保育園に行くことを諦める
    最初はなんとか行ってもらおうとしていましたが、長男の拒否が強く朝から嫌な気分になって長男へのあたりも強くなり悪循環でした。
    そこで、きっぱり諦めることにしました。とても気持ちがスッキリしたのを覚えています。
    長男とは家で過ごすための「お約束」を決めることにしました。
    お昼ご飯は残さず食べる、お買い物を手伝う、など些細なことでしたがちゃんと守ってくれました。
    日中の過ごし方は、公園、多摩川河川敷児童館、マックのプレイランド…。
    特に児童館は、体育館の開放があり雨の日にとても重宝しました。
  3. 行き渋り仲間を探す
    これは長男にとっても私にとっても、とーっても大きな存在でした。
    「今日は、登園しなかった〜」
    「うちも。」
    「河川敷にいるよ??」
    「今から行く!」
    こんなやりとりもしてました。
    私もママ友と会えて、長男も保育園以外のお友達ができて毎回楽しそうに遊んでいました。
     

現在

行き渋り生活にも慣れてきた頃、環境が大きく変わる出来事がありました。
私の職場復帰と、下の子(妹)の保育園入園です。
毎日のように「保育園行きたくない」と言っていた長男でしたが、ピタッと言わなくなり、毎朝ウキウキで保育園に行くようになりました。
あの悩んだ日々はなんだったんだろう?ってくらいあっさりと我が家の行き渋りは終わりました。

行き渋りを振り返っての反省点

  1. パートナーとの情報共有不足
    長男が通っている保育園はアプリで登園管理をしています。
    パートナーが出勤後に保育園をお休みすることを決めていたので、マメなパートナーはアプリをチェックし登園情報を確認していました。
    なので、帰宅後長男に「今日もお休みしたんでしょ?」と声をかけていましたが、その時の長男がバツの悪そうな顔をしていたのが忘れられません。
    きっと長男も保育園をお休みすることに引け目を感じていたのではないかと思います。
    パートナーには普段から日頃の様子など伝えて、あえて言わないように頼んでおけば良かったなと反省しています。
     
  2. もっと早く保育園に行くことを諦めればよかった
    結果論ですが、行き渋りのお陰で長男と過ごす時間がとても多くなりました。
    仕事をしているので一緒にいられない日も多いので。
    公園や多摩川は本当によく行きました。車でちょっと遠出したことも良い思い出です。
    大変だったけど、もうあの時間は戻ってこないんだなぁと思うとさみしい気分になります。

最後に…

子どもって本当に親のことをよく見ていて「お母さんは、妹(もしくは弟)と一緒に家にいる」ことはバレています。
「なんで自分だけ保育園行かなきゃいけないの!?」って気持ちになりますよね・・・。
今思うと行き渋りはごく普通の反応なのかもしれませんが、あの時はいっぱいいっぱいで考えられませんでした。
少しでもこの記事で気持ちが楽になる方がいれば嬉しいです。
1人でなんとかしようとせず、パートナーやママ友、保育園の先生にも協力してもらって少しでも気持ちを楽にしませんか?

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