狛江には、たくさんの子ども食堂があるのはご存知ですか。
子ども食堂は、主に地域の団体やNPO等が主体となり子どもやその保護者に対して、
無料または安価で食事を提供する取組みで、
子どもの孤食を減らし、子どもが安心できる地域の居場所づくりと、
保護者への子育て支援を目的として実施されているものです。
狛江にある子ども食堂さんを1軒ずつご紹介する企画、第6弾は、SOMPOケアさんが運営しているラヴィーレ狛江 子ども食堂です。
ラヴィーレ狛江 子ども食堂
ラヴィーレ狛江 子ども食堂は2023年1月からスタートした、
介護のお仕事体験や、入居者のおじいちゃん、おばあちゃんとの交流も行えるユニークな子ども食堂です。
取材当日は、近隣の小学生を中心に、未就学児のお子さん連れのご家族も何組かいらっしゃいました。
最初に、保護者が受付をしている間に、子どもは名札を作ります。
その後、おじいちゃん、おばあちゃんの準備ができるまで、お着替えをしながら待機します。
とっても可愛いエプロンと帽子、スカーフを着用します。衛生面も安心ですし、
保護者としてはこれだけで可愛くて盛り上がります(笑)
また、広場にはたくさんのぬいぐるみやおもちゃが用意されていて、退屈しません。
準備ができたら、おじいちゃん、おばあちゃんとの交流の時間です。
この日は、2階、3階のホールで、お食事を待つおじいちゃんとおばあちゃんに、
お水を配りながら会話をしました。
月に1度の子どもとの交流を楽しみにしていらっしゃる方もたくさんいらっしゃって、
とても温かい雰囲気でした。
季節と天気によっては、車椅子で公園まで外出することもあるそうですよ。
外出時の様子のお写真をいただきましたが、いい天気で気持ちよく、会話も弾みそうですね。
お水を配った後は、広場に戻って、おじいちゃん、おばあちゃんたちとのお食事です。
#いただきます!!
取材に伺った1月のメニューは、カレーライス、サラダ、トマトスープ、フルーツでした。
とってもボリューミーでびっくり。
おじいちゃん、おばあちゃんには、一人一人のお身体の状態に合った形状や量で提供されるお食事ですが、
100歳を超えるおばあちゃんが、私たちと同じボリュームを、
誰よりも早く召し上がっていて、筆者はさらにびっくり!!
健康の秘訣は何でも食べることかな?とおっしゃっていました。
小学校のこと、好きな食べ物のこと、おじいちゃんおばあちゃんの故郷のこと、
様々なお話をしながらの楽しいお食事はあっという間です。
参加者の小学生のお二人は、よくこの子ども食堂を利用しているそうで、
こうやって地域の方と触れ合えることがとても楽しい!とおっしゃっていました。
おじいちゃん、おばあちゃんたちも、この日を楽しみにしてくれているそうです。
お食事の後は、玄関近くのホールに集まって、かるた大会をしました。
遠くにも手が届くように、ハエたたきを利用してのかるたです。
みんな夢中でバシバシ叩いていました。
最後に、子どもたちは輪投げをさせてもらって、
お菓子をゲットして子ども食堂のプログラムが全て終了となりました。
とっても盛りだくさんのイベントでとても楽しかったです。
ラヴィーレ狛江さんでは、子ども食堂の他にも様々なイベントを日々開催されていて、
おじいちゃん、おばあちゃんは暇になることがない!とっても楽しい素敵な施設だよ、と教えてくださいました。
主催者の想い
ご担当の印南さんにお話を伺いましたが、
「介護体験型 SOMPO流子ども食堂の目的は、
地域の子どもたちが高齢者施設の入居者と触れ合うことで多世代交流を活性化させること、
また、単なる食事の場ではなく、地域社会、介護の未来を支えていく子どもたちとの交流の場にすること」
とのことでした。
その想いどおり、入居者の方も、参加する子どもたちも、皆さん、
子ども食堂に集まることを楽しみにされているご様子だったのがとても印象に残りました。
ぜひ皆さんも、一度足を運んでみてくださいね。
【ラヴィーレ狛江 子ども食堂 詳細】
場所:SOMPOケアラヴィーレ狛江(有料老人ホーム)(西野川3−4−3)
開催:第4土曜日 11時30分〜13時
電話:03−5497−4165
FAX:03−5497−4168
メール:lv_komae@sompocare.com
ご予約は電話、FAX、メールよりお願いします。
参加費:子ども無料、おとな300円
交通:狛江駅から徒歩20分、
狛江駅北口から狛江営業所行きバスで約7分 前原公園バス停より徒歩1分(本数が少ないため待ち時間が多い場合は、
武蔵境駅南口行き、調布駅南口行き、慈恵医大第三病院行きの各バスで約8分、狛江営業所バス停より徒歩7分
もご利用ください。)
自転車置き場有り、駐車場有り
オムツ替えスペース:有り
子ども用トイレ:なし