狛江には、たくさんの子ども食堂があるのはご存知ですか。
子ども食堂は、主に地域の団体やNPO等が主体となり子どもやその保護者に対して、
無料または安価で食事を提供する取組みで、
子どもの孤食を減らし、子どもが安心できる地域の居場所づくりと、
保護者への子育て支援を目的として実施されているものです。
狛江にある子ども食堂さんを1軒ずつご紹介する企画、第7弾は、SOMPOケアさんが運営している
そんぽの家 狛江 子ども食堂です。
そんぽの家 狛江 子ども食堂
そんぽの家狛江 子ども食堂は
2022年1月からスタートした子ども食堂で、
前回ご紹介したラヴィーレ狛江の子ども食堂と同じく、
介護のお仕事体験や、入居者のおじいちゃん、おばあちゃんとの交流ができます。
取材当日は、近隣の小学校に通う小学生や、未就学児のお子さん連れのご家族で賑わい、
お子さんは全員で9名!
集合した順に手を洗い、お着替えをして、ご用意いただいた名札を胸につけます。
その後、おじいちゃん、おばあちゃんのご飯の準備が整うまで食卓テーブルを拭いたり、
お食事をテーブルに運んだり、お食事の後の片付けをしたり、
お手伝いをします。
入居者さんたちは、子どもとの交流をすごく喜んでくださっていて、
お手伝いをしてくれた子どもに「こっちを向いてー!」とスマートフォンで写真を撮るおばあちゃんがいたり、
それに笑顔で応える小学生のお兄ちゃんの姿があったり、とても温かい雰囲気でした。
いただきます!!
取材に伺った5月のメニューは、
そぼろ丼、じゃがいも煮、春菊としめじのお浸し、お味噌汁、チョコプチシュー。
彩り豊かで楽しくなってしまうご馳走でした。
お手伝いのあとは、お食事タイム。
普段、好き嫌いで全然食べられない筆者の娘(5歳)も、モリモリ食べました。
一緒に行ったお友達も、普段は食べないお浸しをあっという間に完食している姿も見られました。
とっても美味しかったようです。
私にとっても、忙しい日々の中で、なかなかバランスよく食事を用意できていないので、
栄養バランスばっちりの美味しい食事をいただけて、とても幸せな時間でした。
お食事の後は、各自でお片付けをして、その後は交流タイムです。
最初に、牛乳パックでぴょんぴょんカエルを作り、みんなで飛ばして遊びました。
もっと作りたーい!と大盛り上がり。
次は、クイズ&なぞなぞ大会。
なかなか難易度が高くて、未就学児はクイズそっちのけでカエル飛ばしに夢中でした(笑)
最後に、間違い探しをお土産にいただいて、お着替えをして、この日のプログラムは終了となりました。
コンテンツ盛りだくさんのイベントでとても楽しかったです。
帰りには、お土産にお菓子の入った可愛いメッセージカードと、スタンプカードをいただきました。
お友達と一緒に来ると、スタンプが2倍貯まるそうですよ。
主催者の想い
ホーム長の池田さんにお話を伺いました。
「そんぽの家狛江の子ども食堂は、開始当初は土曜日開催でしたが、
近隣のラヴィーレ狛江と開催日が重なることもあり、
現在のスタイル(毎月1回 日曜日開催・何週目かは前月20日頃に施設にてチラシを配布開始)になりました。
ご入居者さま33名と小さい規模の施設なので職員も多くはありません。
ご入居者さま中心のおもてなししかできませんが、
「ご入居者さまに多世代交流を通して笑顔や活力向上してもらいたい」
「子どもたちが元気に成長していってほしい」
「地域交流の場をつくりたい」
「職員がもっと働きがいを感じる会社にしたい」
等々、熱い想いをもって皆さまに喜んでいただけるよう、
お食事のメニューやレクリエレーションなどを毎月考えながら運営させていただいております。
機会がありましたらぜひお越しいただければと思います。」
以前お伺いしたラヴィーレ狛江さんと同じ法人の施設ですが、
施設の規模も、雰囲気も異なっていて、どちらも楽しく、素敵な子ども食堂でしたよ。
ぜひ皆さんも、一度足を運んでみてくださいね。
ちなみに次回は、2025年6月29日(日)の開催です。メニューもとっても気になります。
申し込みは6月23日(月)までですので、お早めにお申し込みください。申込フォームはこちら。
【そんぽの家狛江 子ども食堂 詳細】
場所:SOMPOケア そんぽの家狛江(西野川2−4−1)
開催:月1回日曜日 12時〜14時半(途中参加、途中退席可)
電話:03−5438−2500
FAX:03−5438−2333
ご予約は電話、FAX、申込フォームよりお願いします。
参加費:子ども無料、おとな300円
交通:狛江駅から徒歩18分、
狛江駅北口から小田急バス「成城学園前駅北口行き」、または京王バス「つつじヶ丘駅南口行き」で約7分
御台橋バス停より徒歩3分
自転車置き場有り、駐車場有り
オムツ替えスペース:なし
子ども用トイレ:なし