狛江には、たくさんの子ども食堂があるのはご存知ですか。
子ども食堂は、主に地域の団体やNPO等が主体となり子どもやその保護者に対して、
無料または安価で食事を提供する取組みで、
子どもの孤食を減らし、子どもが安心できる地域の居場所づくりと、
保護者への子育て支援を目的として実施されているものです。
これまで8つの子ども食堂を紹介してきましたが、まとめて子ども食堂の情報を見たい!というご要望をいただき、総集編を作ってみることにしました。
子ども食堂に興味はあるけれど、どこで開かれているのか分からない。
どんな雰囲気なのか、親子で行っても大丈夫なのか──。
そんな疑問に応える「狛江版 子ども食堂カタログ」として、ぜひ活用してください。
8つの子ども食堂を一挙にご紹介
第1回 野川のえんがわ こまち
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子どもからお年寄りまで落ち着いて過ごせる、アットホームな居場所
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テーブル席とゆったり座れるソファ席、座敷があり、その日の気分や状況で居場所を選べる設計
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絵本や漫画、おもちゃも充実!ご飯だけでなく、そのまま遊んで帰れる
第2回 丸仲×こまち 子ども食堂
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地域に根差した中華料理店が本気で子ども向けに作る食事!
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時期によってテイクアウト/食堂で食べる形式あり
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飲食店と子育て支援団体が協働する珍しいかたち
第3回 月末食堂
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月末という家計・気持ちの両面で「助かる」タイミングに実施
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利用する家庭が「気を遣わずに来られる」配慮
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ひとり親の子育て世帯、困窮世帯、特別支援世帯の方を対象とした食堂
第4回 こども食堂ひかりっこ
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広いスペースで、食事だけでなく、遊びや会話を通じた“居場所”の機能
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毎回たくさんの家庭が訪れる地域に根付いた食堂
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教会スタッフやたくさんのボランティアで運営
第5回 みんなの居場所
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食を介して地域でゆるやかなつながりを持ち、安心して多世代が交流できる居場所
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世代を問わず誰でも来られる開放的な居場所
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工作や調理などを通して、自然と人と関われる仕掛け
第6回 ラヴィーレ狛江 子ども食堂
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施設という、閉鎖的になりがちな場所が地域に開かれている
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高齢者と子どもが出会い、交流することを意識的に設計
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子ども同士、親同士だけでなく、多世代が和やかにつながれる
第7回 そんぽの家 狛江 子ども食堂
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小規模な施設でアットホームな空間
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地域交流を通して入居者の方の笑顔や活力を向上させる狙い
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地域に開くことで、入居者、職員、地域がつながる場づくり
第8回 ごはん+居場所 おかえり
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“お弁当+居場所”という、それぞれのご家庭のニーズに沿える形
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食事を受け取るだけでも、立ち寄って過ごすだけでもOK
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「おかえり」という言葉を体現した温かいコミュニティ
編集委員より
狛江の子ども食堂を連載で取材してみて感じたのは、「子ども食堂」とひとことで言っても、本当にいろいろな形があるということでした。
ごはんを食べる場所。
遊んで過ごせる場所。
誰かとおしゃべりできる場所。
ちょっと一息つける場所。
それぞれの食堂に、それぞれの役割があります。
共通していたのは、「がんばって来なくてもいい」「必要なときに立ち寄っていい」という空気感です。
子育て中は、元気な日もあれば、余裕のない日もあります。
そんなときに、選択肢として知っているだけでも、少し気持ちが楽になるかもしれません。
このまとめが、狛江の子ども食堂を知るきっかけになり、「今日は行ってみようかな」「今度、のぞいてみようかな」
そんな気軽な一歩につながればうれしいです。
by こあら